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返事の中までKUONです。
 卯月のべんきょう、最後です。
続けます。お待たせしてごめんなさいね、でした。


     アルジェリマン

   4月は思い出を詠みました。

・ミツマタの香り咲きそふ百済寺(ひゃくさいじ) 入り日おぼろに坂道やわらぐ

   (10年前に訪れた百済寺(ひゃくさいじ)を思い出して詠みました。)

「坂道やわらぐ」が、いいなと思いました。「咲きそふ」・・・ここ、もう一度、勉強してみますね。あり、な気もするし、んん?のようにも感じる。勉強させてもらいます。

・三回忌の甘夏甘くみずみずし 育ててみんとその種洗う

(武士のごとく)世を去られたお父さまの、三回忌でしょうか。みずみずしい甘夏、美味しいと食べるばかりでなく、育ててみようと「その種洗う」こういう場面に、うたのこころが現れると思います。

神も詩も、細部に宿る、とか。その種を育てることは、お父さまへの追慕につながるのですね。


・田の土の黒々光る あぜ道のレンゲは一気にすきこまれており

   (レンゲで子供の頃の思い出がわきだしました。)

「レンゲは一気に」すきこまれている、と。一首の眼目です。

・あずまやと名づけた小川の木の陰に 両親案内し得意気な子ら

この「案内」は「あない」と読んで、リズムを整えます。

・葉を丸め湧き水すくいひと含み いい水だねと父にほめらる

・浅き瀬に木漏れ日落ちて水光る めだか泳ぐを飽きず眺むる

・山里のレンゲ畑に大の字で青い空見た 家族四人で

・枯れ葦の根元に潜むザリガニを捕まえたれどハサミがこわい

・棘を踏み泣く妹を背負う父 山下りながら物語する

どの一首も、場面が鮮やかに目に浮かびます。遠き日の、父と、母と、自分と、妹。還らない懐かしい、忘れがたい美しい、家族の日々。

私は持ち得なかった、そういったご家族の貴重な日々を、読みながら体験させてもらうような。

心地よい羨ましさに、涙が出ました。


     ゴネコ

もろもろと燃える尖塔くずおれてユゴーの書いた男はいずこ

   とりあへず、私も参加させてくださいませ。
   参加することに意義がある。……のか?
   「いずこ」は「どこに」のほうがいいような気がしたのでが、
   「いずこ」のほうが短歌の言葉らしいのかな、
   なんて思いました。歌の体をなしていないところが大問題ですが。


忘れないうちに大事なこと書いておきます。いへいへ、きちんと「歌の体をなし」ておられます。
いずこ、と、どこに、の問題。、仰るように「いずこ」の方が。短歌の言葉らしい(笑)。少し古い言葉っぽいでしょ。それと。

理詰めは苦手で、ええい、と感覚でやっちまうことも多いワタシの感じ方。まんざら無茶でもない気はします。

「いずこ」の最後の音は「こ」。向こう向いてタン、と行きそうでしょ。「どこに」の最後の音は「に」です、なんとなく「にー」と、こっち向いて迫って来そう。あくまでKUON流の感じ方の話で。

ノートルダムのカジモド、ベルばらのアンドレ。私の中の、ある系譜。ん。どなたも聞いてはおられない・・。けけ。失礼しました。

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 *  分類 : みんなのうた
自動通知機能 : -  *  伝言 : 1  *  記事編集  *  2019年04月20日(Sat) 21時29分
咲きそう、について
KUONさま、
ミツマタを詠んだ歌ですが、今読んでみると、
ミツマタの香りが咲き、のように詠めてしまいますか?

実際は、ミツマタの柔らかな黄色の花が満開で、
鼻ツンの私にも、香りがほんのりわかる気がする満開具合でした。
まだ寒い春の日でしたが、ミツマタの咲く坂道は、
風もなく穏やかな色合いに満ちていました。
「咲きそろう」という意味合いで、「咲きそう」と書きました。
そんな日本語、あるのでしょうか?

実は、「これが紙幣になる草木なのかぁ~」と、
ニタニタしたのでした。

2019年04月21日(Sun) 20時25分       編集






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