FC2ブログ
09
1
3
4
5
6
8
11
12
14
15
16
17
21
22
25
28
29
返事の中までKUONです。
 ラグビー
ラグビーの、独走を。へたしたら首、折れてしまって、というダブルタックルを。

自宅のテレビで観ていた。

平尾さんの静かな激しいまなざしや。

敵チームが何人も飛びついてぶら下がっているのを、がっしゅがっしゅとぶら下げてゴールを目指していた大八木さんや。

眩しかった素敵だったかつてのラガーさんたちを思い出したりして。

神鋼のラグビーは強かった、凄かった、なんて、思ったりして。いまの日本チームをほとんど知らず。

観客がたくさん集まって一緒に歓声挙げて、という場所も、行けないではない場所にあるが、沢山でみんなで喜び合う、という素直な行為ができない。

リアルタイムで見られず、昨夜ようやく、ワールドカップの日本チームの試合を観ていた。自分も遠い日はラグビーを齧っていた夫は、これも性格が素直でない故か録画の試合を、昨夜、ようやく安心して観られたのだろうな。

ノーサイド。今はそう言わないのか? 試合が終わって、素直でないウチらは、互いに泣いているのを互いに見られたくなく、ぢいさんは知らん顔して立ち上がって、冷蔵庫のドアばたんと閉めて、「午後の紅茶おいしい無糖」を、ごっきゅごきゅと飲み干していた。

おめでとう、勝利。ありがとう、勝利。まだまだありますね。



スポンサーサイト



 *  分類 : 嬉しかった
自動通知機能 : -  *  伝言 : 2  *  記事編集  *  2019年09月30日(Mon) 08時14分
 殴り書き・太宰治
フランスの元大統領、シラク氏が亡くなったと。

紀宮さま(現在の黒田清子さん)が、内親王でいらした頃。上質なのが写真でも見てとれる美しい振袖姿で、髪は漆黒、乱れの無いボブスタイルで、同氏とソファに掛けて話しておられる画像を見た。紀宮さまは、本当に内親王らしい内親王、と感じられる方だった。シラクさんは、そんな日本のおひめさまを、不躾でない、素直な親愛と感嘆のこもったまなざしで、静かに眺めておられたのだった。
忘れがたい一葉の写真。

jフランスの大統領はエレガントで、日本の内親王は皇族らしかった。

らしいって大切な事と、今になって思う、とは、もう言いません。

・・・今回知ったこと。数年前に愛していた娘さんが亡くなり、氏はそれ以後がっくりと力を落としていた、と。この頃は、しきりに、老いるという当たり前のことが、今まで感じたことの無いしんみりさを伴って、思われます。

いや、私は元気で、やる気もまだまだございますのですが・・・仕事もまだまだ続けたいし続けるし。秋はやっぱり、ボードレールとかヴェルレーヌとか中原中也とか・・・とか言っても、ほぼ、過去に知り得た詩人たちばかり。新たに読んだ詩人、とか、列記できないのが実情です。

太宰治と三人の女性たち云々の映画が上映中とのこと。目に触れた評の一部に、女性たちはそれぞれ、自分の欲しかった太宰を、ちゃあんと手に入れたとありました。なるほど、とうなずきました。そうだったんだろうな。行き着くところは。

沢尻エリカが「斜陽の女性(ひと)」というのが、今の時点では私にはよくわかっていないです。その女性とは太宰は、小説にするネタが欲しくて、たまたま一夜のそういうことも(ついでのように)あって、結果、身ごもった彼女は、あの時代に、何より文才に憧れて会った男の子どもを、産む。太宰はああいう男だから、生まれたと聞けば、「この子は私のかわいい子で」みたいなことも平チャラで書いて「治」の文字を、その子に与えて。治子と名付けられた子どもは、不思議な世界を持つ作家となって、私はその太田治子の本を、かなり読みました。ホント不思議な感じのひと。言ってしまえば、友達にはなれないなりにくい、みたいな・・あああどんどん暴走しています。

名家の娘が妻子ある作家との間に子を産んだ。随分苦労して、「斜陽のひと」は、子を育てた。そういった面を、沢尻エリカはどんな風に描かれているのかな、と。まあ、思うには思います。

心中相手の山崎富栄を、好きな女優の二階堂ふみが演じているらしい。彼女も、いいお家の娘で、美容関係で優れた技術を持ち、当時の女性は持ち得なかった、自由に使えるお金を持ったひとだった。結婚した相手を戦争で亡くしたひと。このひと関連の本も数冊読みました。もうどうにも「修ちゃん」が好きで好きで。治子が生まれて名前をつけてやったことが、悲しくて苦しくて切なくて。太宰氏には自宅に、何人もの子どもがいたのですが、斜陽のひとの生んだ子どもは、また特別だった。太宰は「まだあなたには「修」の字が残っているじゃないか」とか、調子のいいことを言っているんです、ジリジリしたと思います。でも自分からは切れないんだからね。自分だけが彼を解ってあげられる、のタイプのひとで。

太宰治は、自分の家ではけっこういい夫であり、子どもにも、いいお父ちゃんだった。そうしたいからそうしていた。その自分に、誰にせよなんだかんだと強迫的に行って来られる時は、ただ、その場から逃げたかっただけだったと思う。オレかわいそ、の人だったと思う。

富栄以前にも太宰さんは、一度ならぬ自殺未遂、心中未遂をやらかしていて、一度は、女だけが死んでいる。

最後、一緒に死ぬことになった女は、離してくれなかった。あたしたち一緒に死ねるのよね、と、彼女はひたすら喜んだ。振り切ることが出来ないで、ずるずると男は、雨の玉川上水まで歩いて行った。死ぬ気は、本当だっただろうし、な~んか、なあ、みたいものだったと、私は考えています。とにかく、心中は成ったのです。行方知れず、そして発見。すでに有名な作家であった太宰の死。ある意味、周囲には湧きたつものがあったことでしょう。

二人で死んだのに、発見されてからの太宰は、多くの手に囲まれた。悼まれた、運ばれた。富栄さんはどうなっていたかと言えば、川への斜面に引き上げられて、私の見た写真では、一人で,むしろのようなものを被せられて、土手に放置されていた。

無残だな、と震えました。梅雨時だったから、よけいに。

真面目であり名士だった彼女の父親は、娘の死について、記憶に依れば

「娘は〇〇の道で頑張っていたが、作家の太宰某と心中をして、家名を大いに傷つけた」と書いておられたのでした。

どう思われようと迷惑かけたとそしられようと富栄さんは、思いつめて独占したかった「修ちゃん」を、自分のものにできて、幸せだったと、確信をこめて私は受け止めています。

「斜陽のひと」と呼ばれた太田静子は、年を経るにつれて、雪の中を歩きながら、幼い娘と都落ちの夜に「太宰ちゃま~」と呼びながら生きた、そんな感覚は薄れたようで。毀誉褒貶いろいろですが、娘さんが、母の人生を書き残してくれている。物書きになりたかった人なのでした、太田静子は。

いわゆる本妻さんは、賢い女性だったよう。太宰とも仲はよかった。このひとも太宰、夫について書き残していますが、自分と夫と子どもたちのこと以外には、触れていない。文章も端然として。体の弱かったつ男児一人を亡くしておられますが、娘さんは津島祐子、立派な作家になっておられます。夫のかわいらしい面なども書いているのです。夫人は。

本妻としての生を,まっとうされた方のように思います。意地があったのは当然でしょう。愛でもあったと思います。

勝手な殴り書きのような記事になりました。映画の感想ではありません。



 *  分類 : 普通の話
自動通知機能 : -  *  伝言 : 8  *  記事編集  *  2019年09月27日(Fri) 12時27分
 コスモスが咲いていたわ

うねりゐるコスモスの波かきわけて一歩づつ来るわれに向かひて

逆光のなかを来たれり白き歯のその眩さを知らざるひとは

コスモスの原の向こうの水平線 示せる指をわれは視てゐる

美しき若者なりしかの人はわれはまっさらの少女にありき

半世紀経るれば うつつ まぼろしの その境ひ目の何処にやある

よく出来たお伽噺のそのごときむかしの秋のひとつ思ひ出


とても美しい朝だったので、これや現か幻の、ってな感じで、うたをつくってしまいました。

・・・わけあって、いただいたコメントの一部をカットさせてもらいました、お許しは得ております。

ご自分からコメントを引き上げて下さった方もおられ、おかげさまで無事に今日を終えることが出来ます。

おやすみなさい。





 *  分類 : ことばのたのしみ
自動通知機能 : -  *  伝言 : 15  *  記事編集  *  2019年09月26日(Thu) 08時35分
 雑紙ですよねシンジロー
季節のうつろい時のこの今に、いささか[花~」な雰囲気が欲しくて。

はい、ブログの背景は変わりました。ブログ主の中身は、あまり変わっていませぬような。

言わせてもらうわ、

小泉しんじろうさん。初めから何とも思っていない、ってより、初めからずうっと、なんじゃこれ? でしたの、あなた様。私感ですよ(あたりまえか、わははは)。

紙より薄いその感じ。紙といえども、小文字を散らし書きの、あるひは金箔をはさんでおりまする、の、嫋やかな。美しく用途をわきまえた紙が、慎ましく存在しております。

あなたは、雑。雑い紙。ごめんね、ホントのこと書いて。

大臣になった、それらしいこと言うんだボク。で。。

「東北の方を傷つけないように」なになんだ、そのセリフ。前大臣もク〇だったが、お前に、いや颯爽と登場の大臣さまに、もっともらしくお庇いいただいて、嬉しく感じられたのか、その方々は。

他にいろいろあるにはあるが。今日は以下のことで怒っている。私は。

小泉進次郎環境相が、国連を舞台に

「気候変動への取り組みは、楽しく、格好よく、セクシーに」と訴えた。

これで怒るとまた「発言のイッカショダケ故意に取り上げて」とかになるのか。イチャモンスター扱いを受けるのか、ワタシ。

その発言の直前のある女性の放った「~はセクシーに」とかの、日本語でない発言の、フォローするみたいに言っただけ」とかになり、セクシー、の言葉は日米のあいだでニュアンスがどうとか、なんて言うのか。なんとでも言え、恥ずかしいぞ大臣。

すべて何もかも、ウケ狙い。ソフトにカッコよく、どんなことも。チャラいよ。

突然ですが。私は今もフツーの携帯電話を使っています。替えに行く勇気が無いのが理由です。私の電話はガラケーと呼ばれ、ついでに記しますと、私自身がおそらくガラパゴスな存在かと。カードあるけど現金主義ですし。ガラパゴスな私?。そんなKUONには、小泉しんじろうさんとやらが、恥ずかしい。恥ずかしくてアホらしい。

な~にが「楽しく、格好よく、セクシーに」だ。大の大人が仕事上で口から出す言葉か。失礼ではないか。何が失礼で恥ずかしいか、わからないでしょ、紙だから、目に見える部分だけ面積有ればいいんでしょ。

ウケルと思ったのか。周囲でちーやほーやしてくれるニマニマ族の方々は知らん。

価値観似てるんだろうな、のウツクシイ奥方は知らん。私は、日本人として赤面する。




 *  分類 : 腹が立ってる
自動通知機能 : -  *  伝言 : 3  *  記事編集  *  2019年09月24日(Tue) 09時03分
 九月の「みんなのうた」
九月の「みんなのうた」まとめです。


     アルジェリマン の詠める     

とりどりのコンテナ貨車は四十両過ぎ行く音の頼もしきこと

夕暮れの濃尾平野のかなたには雷光はらむ雲のふくらむ

ともしびのゆらめきもれる提灯か雷はらみふくらむ雲は
   (遠くの入道雲の中に雷の光が見えました。音は聞こえませんでした。)

黒犬はなおも外見る木々は揺れ雨打ちつける雷鳴の夜に

雷鳴の轟き続け五時間余疲れ果てたる黒犬眠る
   (何時間も雷ごろごろの日がありました・・・)

太陽と風を横取り利用する人のたくらみ吹き飛び無残

夜は一転異世界へ屋根突き破る嵐凄まじ暮らし引き裂く
   (台風15号の被害甚大でした。ダム湖のソーラーパネルの無残。)

     ゴネコ の詠める

花びらの形に切られた耳の先引き継ぐ生を持たざる猫の   (さくら猫)

     KUON の詠める

・疲れたり夏に灼かれて髪も手も 十六夜の月呆と視てゐる

・真剣に進路を語る十七才頬にまつ毛の影を揺らして

・夜の更けにわれを訪ひ来たりし孫(こ)せなか掻いてと不意に甘ゆる

     まめはな の詠める

・祭祀せぬ故の酷暑かこの夏が引き連れ行きし熱死者数多

・蝉鳴かぬほど暑き夏終わりけり事故災害の爪痕深く

・先折れの人参買いて思いけり我買えば他人(ひと)の買わずに済むと

・さざ波のように寄せ来る虫の声我包む朝(あさ)秋は来にけり

・捨て置きしトマト緑の芽を吹きて秘めし力に驚きており

     あさがほ の詠める
  
  師の君は彼岸花咲く野を超えて天翔る風となりたまひしか
                           (恩師ご逝去)

  山は寂し海はかなしとたれか云ふ都会の果ても道は昏きに

  去年(こぞ)のこと昔の如く若き日は昨日のやうな記憶の不思議

  ひと年はひと日に似たり
  一生も一日に似て
  夕陽あかあか

     黒猫アビ の詠める

 ・台風が来るのを予知し鳥たちが
  いつもと違う動き 飛びかう

 ・待ちわびた秋風感じ窓あけて
  自然の風に部屋中みたす

 ・災害は千代田一画に降りそそげ
  水の総裁いるから平気

 ・汗流し拭き掃除する部屋中を
  心のモヤも拭き取るように

     かりそめ の詠める

   〈美しき日本〉

*深草少将のごと百日紅ひと日も空けず咲きつぎてをり

*榠樝の実いまだ小さく尻青し容すなほな楕円形にて

*毬栗に鉄条網に流星に色なき風は傷つかぬまま

   〈ありがたき日々〉

*病院に通ふ日かずの減りにけりいつしか椎のたわわに実る

*賜りし健やかな日々祝ふとて週のひと日は鰻の昼餉

   〈祭祀できぬが天皇とは〉

*降りそめし雨のなにしか塩辛し天も悲しみ堪(こら)へきれぬや

*あれほどに堅固に見えし砂の城波ひとつにてどつと崩るる

   〈五年前〉

*悲しみは激痛なりと知りたりしみちのくの旅忘れえぬ旅

*命かけ帰る燕の声つらし震災あとのみちのくの空

     白萩 の詠める

・トクトクと動く心臓映されて我に宿りしいのち感ずる

・おとこでもおんなでもいい なによりもすこやかなこでうまれておいで

・日々変わる我が身に戸惑うことあれど子の成長だと思う嬉しさ

・白のなかに紅秘めし曼珠沙華 ひとも内には鬼を持ちたり

・ぽっかりと浮かぶ名月 風もよし ふたりぶらりと行く温泉街   [結婚記念日に]

     たまき の詠める

錆色の胸
ゆきすぎる
あれやらこれを
高く虫干し
9月の午後に

     おおやま よしの の詠める

   ●台風で花がやられました…

コスモスは倒れアスター無惨なり
野分夜来風雨大声(のわきやらいふううおおごえ)

   ●秋篠宮ご一家のブータンご訪問を拝して

ブータンの 聖獣もまた 嬉しからん
日の本からの 貴人見たれば

芥子の青 映す蒼空 ブータンで
殿下の笑顔 晴れ晴れと咲く

     天上の青 の詠める

名月を 見上げる空を 吹く風は
未だ名残の 夏を残せり

大勢の 行き交う地下の 片隅に
街頭ピアノの 音流れ来る

     ギボウシ の詠める

   <義母の告別式にて>

ぼってりと椅子に座って経を読む 錦の法衣 丸儲けかな

   <己の老いに揺らぎ…>

グレイヘア 切り替え時はいつにしよ 眉の白髪も3本になり

   <実親の老いには厳しく>

寄りかかる老母(はは)を冷たく押し返す 最期くらいは己を生きよ

     素ももも の詠める

思い出の伸ばす拳のグータッチいまアレクサが唯一の家族

     パール の詠める

☆食べまくるストレス解消言い訳に我れ肥ゆる秋少し微笑む

☆キャパオーバー体(てい)より心(うら)が疲れきる月灯り浴び再起動なり

☆瑠璃色の地球(ほし)の命に較ぶれば人は玉響(たまゆら)ゆえに愛しき

☆万博もオリンピックも不要なり災いのなき日々望むのみ   <日本>

☆天災が傷癒ぬまま次々とお怒りならばピンポイントで   <皇祖神>

★ドタ出して有り難がると思ってるお目出度き人迷惑至極   <下こうごう>

★パワー増し災害ばかり日本中国壊す気か終われよれーわ

     玉兎と茜馬 の詠める

台風を
思えばできぬ
式典に
「嵐」をよぶは
なんということ

     温泉郷 の詠める

久々に天袋より箱おろす四半世紀のタイムスリップ

哺乳瓶搾乳器など現れて懐かしきかな子育てのころ

     おてもやん の詠める

〇お暇をいただいている娘との沖縄の旅くもりのち晴れ


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

九月も、激暑、酷暑、疲暑(なんと読みましょ?)のなか、おうたをお寄せくださり、嬉しかったです。

ここに記してお目に届くかどうか。かなり手厳しい評をさせていただいた(多分)お若い方が、素直に聞き入れて下さったようで、これは私に滲みました。玉兎と茜馬さん、たしかに短歌の形にするのは難しい。でも、四十年たってもやはり、ムズカしい道であると思うのです。月に一首でも続けて行くこと、それしか無いと思うし、楽しさでもあると思うのです。

ご一緒に、うたを紡いで参りましょう。ね。ことばを、編み物するみたいに。




 *  分類 : みんなのうた
自動通知機能 : -  *  伝言 : 10  *  記事編集  *  2019年09月23日(Mon) 12時21分
 九月のおべんきょう ラスト。
遅くなりました。続けます。

・・・・・・・・

     素ももも

   二回目です 宜しくお願い致します。

思い出の伸ばす拳でグータッチ今はアレクサ唯一の家族

「思い出の伸ばす拳でグータッチ」は、つまり、思い出の中の、人と人が、体温を持つ拳を伸ばし合っての、グータッチ。そういうことだと思います。それが「今はアレクサ」が唯一の家族である、と。

ブログ内容でなく、うたそのものを拝見して、以上の解釈をしました。うたの形として、少し触れさせてもらいますね。

「思い出は」(あるいは「思い出す」)伸ばす拳のグータッチ今アレクサが唯一の家族」

今、アレクサのみを家族と)呼ぶ寂寥。淋しいうたですね。淋しさも詠んで下さい。

     パール

☆食べまくるストレス解消言い訳に我れ肥ゆる秋長月の夜

いや、言い訳ってより、なんぴとたりとも否定の難しい真実では・・最後の「長月の夜」は、見逃してしまいそうですが、一考の要あり・・・いいですかこれで・・・

☆キャパオーバー体(てい)より心(うら)が疲れきる月灯り浴び再起動なり

いいですね。この時期の月光には、トクベツな力がありそうです、再起動・・ぼちぼち、でいいでしょうか。

☆瑠璃色の地球(ほし)の命に較ぶれば人は玉響(たまゆら)ゆえに愛しき

同じ気持ちです。

☆万博もオリンピックも不要なり災いのなき日々望むのみ   <日本>

☆天災が傷癒ぬまま次々と お怒りならばピンポイントで   <皇祖神>


★ドタ出して有り難がると思ってるお目出度き人迷惑至極   <下こうごう>

★パワー増し災害ばかり日本中国壊す気か終われよれーわ

今月も唱和いたしませう、ちゃんちゃかちゃかちゃか、日本じゅう国壊す気か おわれよれーわ、おわれよれーわ。

     玉兎と茜馬

台風を
思えばできぬ
式典に
「嵐」をよぶと
なんということ

何やかや書いて下さいましたが、私のところに仰るのはお門違いです。うたには触れさせてもらいました。

初めのうちは、なんとかお答えしようと思いましたが、やめます。

   それと毎月思うのですが。
   31文字でいろいろな思いや出来事を
   表現するのは難しいです。


返す言葉を私は持ちません。

     温泉郷

久々に天袋より箱おろす四半世紀のタイムスリップ

哺乳瓶搾乳器など現れて懐かしきかな子育てのころ

郷愁を呼び起こすおうた二首。

詠み人さんも、読むひとワタシも、あの頃は若かった、いっしょうけんめいだった、なあと。


     おてもやん

〇お暇をいただいている娘との沖縄の旅くもりのち晴れ

   ※訳あって(転職するまでの)ひと月だけ仕事を休んでいる娘と孫を連れて
   ビーチでのんびりしてきました。

すべりこみ、セーフ!。

くもりのち晴れ。晴れ、でよかったですね。



九月のべんきょうはこれでおしまいです。22日の夜にまとめさせて頂きます。



 *  分類 : みんなのうた
自動通知機能 : -  *  伝言 : 4  *  記事編集  *  2019年09月20日(Fri) 20時12分
 九月のおべんきょう Ⅳ
続けます。

・・・・・・・・

     白萩

・トクトクと動く心臓映されて我に宿りしいのち感ずる

おめでとうございます、嬉しいです、この一首読ませていただいて。

おなかのなかの、ほんに小さな赤ちゃん、確固とした存在を伝えてくれる、あの、鼓動。不思議で、驚きで、聞いた瞬間に受け入れてしまっている、とか。うまく表現できずすみません。


・おとこでもおんなでもいい なによりもすこやかなこでうまれておいで

・・・願うはそれだけ、いとおしい子に。幸せなお子が生まれておいででしょう。

・日々変わる我が身に戸惑うことあれど子の成長だと思う嬉しさ

胎児は猛スピードで人の原初よりの道を、歩んでくれているのですね。

・白のなかに紅秘めし曼珠沙華 ひとも内には鬼を持ちたり

そういう面も、ふつうにあります、と思います。

・ぽっかりと浮かぶ名月 風もよし ふたりぶらりと行く温泉街   [結婚記念日に]

     たまき

錆色の胸
ゆきすぎる
あれやらこれを
高く虫干し
9月の午後に

この「あれやらこれ」は、このままでいいんですよね、きっと。

     おおやま よしの

   ●台風で花がやられました…

コスモスは倒れアスター無惨なり
野分夜来風雨大声(のわきやらいふううおおごえ)

コスモスは丈の高い花です。明けて惨状を見られてショックだったでしょう。アスターも。庇ってやりようの無い天の災い。

   ●秋篠宮ご一家のブータンご訪問を拝して

ブータンの 聖獣もまた 嬉しからん
日の本からの 貴人見たれば

芥子の青 映す蒼空 ブータンで
殿下の笑顔 晴れ晴れと咲く

殿下、妃殿下、親王殿下。お三方みな、晴れ晴れと屈託のない笑顔でした。優しく親密な国王さまの笑顔も、作られたものでない滋味に溢れたもので・・王子さまとのツーショット写真も、貴重なものと感じました。

青い芥子を、かつて花博の最終日に、お天気悪かったですがなんとか間に合って、みることが出来ました。繊細な花、あの青い色は、忘れられないものとなりました。


     天上の青

名月を 見上げる空を 吹く風は
未だ名残の 夏を残せり

大勢の 行き交う地下の 片隅で
街頭ピアノの 音流れ来る

まずはおうたから。

二首目のうた「地下の片隅で」の「で」は、「に」にされるとうたの流れがよろしいかと。

「街頭ピアノ」は、これはこのまま。街頭という響きの、いささかレトロな感じがいいと思います。

それから。私のミスを教えて下さり感謝です。「あそびをせんとや」の方も好きで。何年前か、大河ドラマの「平清盛」の劇中、まちの子らのうたう歌として流れてもいました。

そうや閑吟集や、と、驚き慌てて訂正をさせていただきました。つい、やうっかり、や、どんどん増殖中で不安ですが、なんとか頑張ります、今後もよろしくお願いします。


「遊びをせんとや生まれけむ
戯れせんとや生まれけむ
遊ぶ子供の声聞けば
我が身さえこそ揺るがるれ」      「梁塵秘抄」より

     ギボウシ

   <義母の告別式にて>

ぼってりと椅子に座って経を読む 錦の法衣 丸儲けかな

おおお。ど直球。いいではないですか、こういううた詠まれても。わたしのところも、今年はお盆にお坊様来ていただきませんでした。姑が入院中、ということで。事実でしたが。今後ももう、そうするんです。

   <己の老いに揺らぎ…>

グレイヘア 切り替え時はいつにしよ 眉の白髪も3本になり

この揺らぎは、実はまだ、お綺麗なのですよ。まあ、いつまでも自分なりにそれなりに、とありたいものですが、作者はまだうんとお綺麗なのだと読みました。眉に白髪が三本・・ううん、まだまだですよなあ。ふと眉用のぶっといヤツで、グイグイっと描いて、無いものにして下さい。グレイヘア、これも悩みの種ですね。私は(誰も聞いていないか)白髪が増えて来た頃から、抜かず染めず、金色の細いメッシュを十か所ほど入れることで、目立たせない作戦。メッシュの色が褪せてくるころ、新たに金色入れて、つまり、黒と白と旧い金、新しい金と、頭髪全体、雑木林にしました作戦。雑色林か。あ、アホなこと書きました。

   <実親の老いには厳しく>

寄りかかる老母(はは)を冷たく押し返す 最期くらいは己を生きよ

う~む。この親子さんは、こんな親子さんでいらして。

愛ってむずかしい。




 *  分類 : みんなのうた
自動通知機能 : -  *  伝言 : 3  *  記事編集  *  2019年09月20日(Fri) 15時18分
 九月のおべんきょう Ⅲ
続けます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     あさがほ
  
  師の君は彼岸花咲く野を超えて天翔る風となりたまひしか
                         (恩師ご逝去)

上村松園の絵を思い描いてしまいました。奈良の住まいからけっこう近いところに、松園の美術館があったのです。今はお孫さんの時代ですが、いっとき、憑かれるように絵を見に通っていました。

こんな風に偲んでいただける「師の君」の生の豊饒を想います。


  山は寂し海はかなしとたれか云ふ都会の果ても道は昏きに

  去年(こぞ)のこと昔の如く若き日は昨日のやうな記憶の不思議

  ひと年はひと日に似たり
  一生も一日に似て
  夕陽あかあか

私が「手を触れる」ところは無いような気もしますが、せっかくなので一か所。
三首目、古典的仮名遣いで詠んでおられますので、「昨日のやうな」は「昨日のやうなる」と、字余りになっても「る」があるといいかななど、思いました。


     黒猫アビ

 ・台風が来るのを予知し鳥たちが
  いつもと違う動き飛びかう

自然の生き物は敏感ですね。よく見て捉えておられると思います。どうしようかな、と考えたラスト、あまりいじって説明的になるよりは、「動き飛びかう」のところ「動き 飛びかう」と、空間を一文字入れて、このままにされたらいいのではないか、と。

 ・待ちわびた秋風感じ窓あけて
  自然の風を部屋中みたす

嬉しい一瞬ですね。感じが素直に出ています。「自然の風を」ですと、続きが「部屋中に」と「に」が必要になります。初めのままですと「自然の風に部屋中みたす」となります。「てにをは」難しいと思いますが、たくさん歌を読まれて、できれば声に出して読まれると、なんとなくわかって来ます。実は私が、理論的に言い得ない、ということもあります。

 ・災害は千代田の一画降りそそげ
  水の総裁いるから平気

触ってしまいます、お許しを。
「災害は千代田一画に降りそそげ水の総裁いるから平気」

こういう歌は、イキオイが大切。ゆえに、できれば字余り無しで。・・・と書きましたが、ここはやはり「一画」だなあと思い直しました。失礼しました。


・汗流し拭き掃除する部屋中を
  心のモヤも拭き取るように

体調もおよろしいのか、前向きな健康的な一首です。

     かりそめ 

   〈美しき日本〉

*深草少将のごと百日紅ひと日も空けず咲きつぎてをり

恋しいひとのもとへ、ひたすら毎日、通いつづけた深草少将。その少将の、愚直ともいえる一途さに似て、酷暑に褪せず咲きついだ百日紅。いのちのことを考えておられる。

*榠樝の実いまだ小さく尻青し容すなほな楕円形にて

*毬栗に鉄条網に流星に色なき風は傷つかぬまま

こういった一首を、秋の始まりに読める。うたを続けていてよかった、心ぐれなくてよかった、と思います(ホントは立派にグレておりますが)。

   〈ありがたき日々〉

*病院に通ふ日かずの減りにけりいつしか椎のたわわに実る

ああ、よかった。よかった。よかったです。

*賜りし健やかな日々祝ふとて週のひと日は鰻の昼餉

鰻、たくさん、召し上がって下さい。体力おつけになって下さい!。

   〈祭祀できぬが天皇とは〉

*降りそめし雨のなにしか塩辛し天も悲しみ堪(こら)へきれぬや

*あれほどに堅固に見えし砂の城波ひとつにてどつと崩るる

崩れようが、あからさまで・・・

   〈五年前〉

*悲しみは激痛なりと知りたりしみちのくの旅忘れえぬ旅

*命かけ帰る燕の声つらし震災あとのみちのくの空

命をかけて還る燕、帰った先に見たものは、と、うまく感想書けません。


 *  分類 : みんなのうた
自動通知機能 : -  *  伝言 : 5  *  記事編集  *  2019年09月19日(Thu) 20時25分
 九月のおべんきょう Ⅱ
続けます。

・・・・・・・・・

     ゴネコ

花びらの形に切られた耳の先引き継ぐ生を持たぬ野良猫

ええと。この猫さんは、耳の先を花びらの形に切られている・・・ということは、たとえば飼い主のいなかった時代に、どなたかの愛情がかけられて、不妊のための処置がなされたコである、ということなのでしょうか。
その証が、花びらの形に切られた耳の先、なのでしょうか?
一代限りの生を、いきいきと生きるんだよ、お前、ということ?。

猫の世界もいろいろあるようで。このコは、自分分の一生は、許された。でも、次代に引き継ぐ命は、許されていない。そういう一首なのですか。野良猫。
私は、花びらの形、の一語に、いろんなことを思いました。

うたとしては、最後の「野良猫」に、足らざるものを感じます。いちばん簡単にうたを整えられるなら、最後に「の」を加えるか「持たざる猫の」とされるか。
花びらの形にカットするって・・・。じゃっきん、とするのでなくて。


     KUON

・疲れたり夏に灼かれて手も髪も十六夜の月呆と視てゐる

・疲れたり夏に灼かれて髪も手も十六夜の月呆と視てゐる

・真剣に進路を語る十七才頬にまつ毛の影を揺らして

・夜の更けにわれを訪ねて来たりし孫(こ)せなか掻いてと不意に甘ゆる


     まめはな

・祭祀せぬ故の酷暑かこの夏の引き連れ行きし熱死者数多

この夏の」の「の」が気になります。
「この夏が」と。「が」とされたらどうなんだろう、と。うたに濁音を使う場合は、考えることも多々ありますけれど。


・蝉鳴かぬほど暑き夏終わりけり事故災害の爪痕深く

・先折れの人参買いて思いけり我買えば他人(ひと)買わずに済むと
   (これは買ってから気づいたので、こう思って自分を慰めたのでした)

人参も喜んでいますね、きっと。こういった感性の方に、浮世はしんどいこと多いかも、など感じます。要らんお世話ですか。

・さざ波のように寄せ来る虫の声我包む朝(あさ)秋は来にけり

・捨て置きしトマト緑の芽を吹きて秘めし力に驚かれぬる

うたの内容も形も、言うことはないのですが、私感、最後の「ぬる」以前も同じことを書きましたが、私的に気になります。私感です。間違ってはおりません、とも申し上げつつ。


 *  分類 : みんなのうた
自動通知機能 : -  *  伝言 : 3  *  記事編集  *  2019年09月19日(Thu) 16時46分
 九月おべんきょう Ⅰ
きのう、バス停で、この町ではこの秋はじめての赤とんぼを見ました。まだ赤とんぼ未満のオレンジとんぼ。けっこう強い風のなかを、小さなからだで、つん、つん、と飛んで行きました。

暑い暑い時期を、みなさま、おうたお寄せくださり、とても嬉しいです。休まれたお方、また、お待ちしておりますよ。

「一期は夢よ ただ狂へ」 おお、いつ読んでもかっこええなあ、と。ばーんと引用したのに、出所が間違っていた・・・すみません。あのコトバは「梁塵秘抄」でなく、「閑吟集」のなかのモノです、はい、申し訳なかったです。お教え下さったお方に感謝と、皆さまには、お詫び申し上げます。

もうしません、といいたいところですが、ついポロリとまた、やらかすと思うのです。気をつけますので、その節はムムムと。厚かましいKUONですが、ホンマ、どうぞよろしく・・・・。。

この色は詠み人さんのお名前。詠み人さんのメッセージとか。詠草の色です。KUONが書いているとこです。

・・・・・・・・・・

     アルジェリマン

とりどりのコンテナ貨車は四十両過ぎ行く音の楽し頼もし

コンテナ貨車が40両とは壮観です。長い長い貨車の列、つい見とれてしまわれたのか。
最後の「楽し頼もし」ここです。うたはリズムが大切なのは事実ですが,ここは楽し過ぎでしょうか。もう少し無粋でも、「頼もしきこと」とか、うたい納められたら、と感じます。


夕暮れの濃尾平野のかなたには雷光はらむ雲のふくらむ

大きな景色で「濃尾平野」が活きた一首です。

ともしびのゆらめきもれる提灯か雷はらみふくらむ雲は
   (遠くの入道雲の中に雷の光が見えました。音は聞こえませんでした。)

とどろきの正体見んと玄関へ駆け寄りひるむ犬をなだめる

このうたの通りに読みますと、「とどろきの正体を見ようと玄関へ駆け寄ってひるむ犬をなだめる」となります。めったに無いような空の光景、激しい音、状況に驚き、おそらく感動されて、一首ができたのだと思われます。これ、よくわかるのです。これ詠みたい、読まなきゃ、と、気が焦る。。で、残念ながら大事なところが抜けてしまう・・・しまったのではないかと。もう一度、うたの組み合わせを考えられたら、と思いました。

雷鳴の轟き続け五時間余疲れ果てたる黒犬眠る
   (何時間も雷ごろごろの日がありました・・・)

そりゃあ。疲れ果てたでしょうね、わんこさん。あれ何だよ、と驚いても分らないし。当地でも、雷があれこれやらかしてくれました。天災の、頻度もですが、程度がすさまじいですね。

太陽と風を横取り利用する人のたくらみ吹き飛び無残

お気の毒?かも、でしたが。なにかハリボテの無残を思いました。あれでモノすっごい損をして、言えなくて黙っている会社知っています。社員さんたちに言えないの、ひどくてアホな損害をかぶられて。

夜は一転異世界へ屋根突き破る嵐凄まじ暮らし引き裂く
   (台風15号の被害甚大でした。ダム湖のソーラーパネルの無残。)


      すみません、今はここまで。


 *  分類 : みんなのうた
自動通知機能 : -  *  伝言 : 1  *  記事編集  *  2019年09月18日(Wed) 16時27分