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返事の中までKUONです。
 霜月の「みんなのうた」

     KUON の詠める

・マリー・ラフォレ巴里に死すとや透明のはなみず際限なき朝に知る

・来む春は落慶法要成るといふ薬師寺の塔の今日の三日月

・しずしずと夜に染まりて行く空を見上げをり共に言葉あらなく

・異国語ばかりの奈良抜けて来て西ノ京の路地の小さきにほっと身を置く

・必要なことばだけ出す必要なときにさういふわれにありたし


・心臓の一部が腐ってゐるかもと吾が夫のことを医師淡々と

・心筋梗塞の痕のはっきり残れりと聞きつつどんな表情われは

・あの時か辛抱でできているやうな夫の崩れて苦しと言ひし

・アラ古稀の夫婦なれどもまだ行くぞまだ休めぬの夫に従き来し

・受けざりとダダこねて検査を拒みゐしを突然死ありと説かれ首肯す

・妻われの困るやうなる死に方をせずとやさしき犬の目をして

・月末にオペをしませう残生を少し延ばさう「うん」と言へ夫

・入院の案内書を読むこの間に眠りたいだけ眠られよ夫

・病院へ夫を預け納豆やもずくを選ぶ 当分要らぬ

・夫入院わたし何をして過ごさうか独りにて生きる練習にかも


     アルジェリマン の詠める

新月の虚しき夜は風もなし 雲の切れ間に星ひとつ見ゆ

灰色にけぶる夕闇濃さを増す 黒犬ひたと足取り合わす

霜月の星無き夜の小望月(こもちづき)雲破り出で雲超え昇る

晩秋の満月眺め立ち止まる 夕餉のしたく少し遅らす

寒風に欠けゆく月の昇る頃 濡れ田の上で青鷺の鳴く

濡れ田には稲穂倒れて沈み込む 霜月の風渡る音する

     おてもやん の詠める

〇長崎のハウステンボスかわきりに孫と旅して九州制覇

〇首里城に五歳になったら上ろうと素通りの夏今悔やまれる

〇初心者でラグビー始めた息子たちノックオンからルールを習う

〇審判の笛が鳴る度先輩に解説を乞う初心者の親

     かりそめ の詠める

*わが祖国ぶあつき霧に覆はれて燐寸擦りてももう火はつかぬ

*退位そも憲法違反であるからに即位もやはり憲法違反

*老いを忌む世相となりて日本に味ある顔の少なくなりぬ

*PCに我が胸のうち晒されて定期検査を無事通過せり

*病院の帰路の紅葉の美しや気がかり失せて我にもどれば

*かばかりの風に紅葉は樹を離(か)りぬまこと真紅は悲しき色よ

*草の絮二度と戻らぬ故郷を去りがたからむ風にのらざり


*二年たち吾の手術を待ちゐたる夫の気持に想ひいたせり

     あさがほ の詠める

  燃え熾る首里正殿に風疾し八大龍王雨降らせたまへ

    ◊ ◊ ◊ ◊ ◊

  大風に倉庫は破れて幾十年触れざりしままの琴を葬る   (台風15号・19号)

  あらかたは棄てねばならぬさりながらせめて遂げたし本の見送り

  愛せしも忘れ果てしも積ん読も塵掃ひつつ書に詫びる秋

  武蔵野の谷戸の料亭渓流の魚は豪雨に流されしとふ     (台風19号)

    ◊ ◊ ◊ ◊ ◊

  ラグビーのワールドカップにはかファン俄愛国者の殖ゆる秋なり

  覇歌なりき生死のあはひ今超えて命奮はすハカの雄叫び

    ◊ ◊ ◊ ◊ ◊

  三夜四日我が家を訪ひし洗ひ熊家に帰りしか森に消えしか

  日一日日脚は縮み身も縮み名もなき家事の積もる夕暮れ

  紬着て帯引き締むる明け暮れを夢見しは過去 猫と暮らせば  

     黒猫アビ の詠める

 ・沖縄で親族のみにて挙式する
  子の晴れ姿あつき目頭
  
 ・花嫁の父が掲げる亡き妻の
  小さき遺影もともに参列

     まめはな の詠める

・茄子の花無駄なしと聞けどベランダの我が鉢咲いて皆落ちにけり

・ベランダの茄子に集りしアブラムシついに隣のトマトに移れり

・石段を這う蟻たちの歩み遅く霜月は早や半ばを過ぎぬ

・オレンジのコスモス支える霜月の空の蒼さを愛(かな)しく想ふ

     おおやま よしの の詠める

   即位礼や一連の儀式、パレードを拝して

高御座 すわっているの たってるの
立つも座るも 変わらじの君
  たかみくらすわっているのたってるのたつもすわるもかわらじのきみ

大雨に 大風で弊 落ちまくる
天が嘉せぬ 君が即位す
   おおあめにおおかぜでへいおちまくるてんがよみせぬきみがそくいす

頑張った よく立っていた 歩けてた
普通ができて 褒められる妃
   がんばったよくたっていたあるけてたふつうができてほめられるみめ

カーテシー する方もダメ 受けるのも
皇族として 学ばずの妃
   かーてしーするほうもだめうけるのもこうぞくとしてまなばずのみめ

涙する また涙する その姿
世界のロイヤル 笑いおるらむ
   なみだするまたなみだするそのすがたせかいのろいやるわらいおるらん

動員に 金がかかるの? ヤフコメの
賛美コメント いつもより減る
   どういんにかねがかかるの?やふこめのさんびこめんといつもよりへる

黄丹袍 召す宮こそが ふさわしい
高御座また 御身待つらむ
   おうにのほうめすみやこそがふさわしいたかみくらまたおんみまつらん

国母への 覚悟持ちたる 皇嗣妃の
御姿こそは 白百合の花
   こくもへのかくごもちたるこうしひのみすがたこそはしらゆりのはな

正真の 雛が二人 おわします
眞子姫佳子姫 光纏って
しょうしんのひいながふたりおわしますまこひめかこひめひかりまとって

大嘗の 炎が映す 眞子様の神々しさよ 天上の皇女
   おおなめのほむらがうつすまこさまのこうごうしさよてんじょうのひめ

     あさがほ の詠める

  夫の命救ひたまへと祈りしは神にはあらず魔との取り引き 
               (15年前の夫の大手術)

     白萩 の詠める

かえり咲く源平桃や この花の春ひらく頃我が子産まるる

木犀の香をいっぱいに吸い込んだ お腹の子にも届けとばかり

戌の日に両家揃いてお参りのできる幸せ 空もうつくし

鉢植えのポインセチアをちぎっては付けたか后の襟のビラビラ[祝賀御列の儀1]

オープンカーふさわしき方は居られます すみやかに去れ 次代に譲れ[祝賀御列の儀2]

おつむりを打ちたる帝 ノシノシと歩む后はまるで新喜劇
       [大嘗祭1   吉本の皆様ごめんなさい]

幽玄の世界に映ゆる白き御衣(おんぞ) 貴(あて)なるかんばせ花の如くに
        [大嘗祭2 皇嗣妃殿下]

     天上の青 の詠める

みとせ振り 姉との再会
その途端 昨日の続き
口から溢れり

     ギボウシ の詠める

ステージ4で「やりたい事」を語る君 きっとできるよ 一緒にやろう

痩せこけて 鬘かぶりて海眺む その横顔の美しきこと

まだ元気 奇跡はあると思えども あふれる涙 何を伝えん

ホスピスの順番待ちと告げる君の朽ちゆく身体 光放てり

     ゴネコ の詠める

ゴネちゃんは普段は何をしているの?聞かれてすぐに答えられずに

ゴネちゃんは先生だよね僕たちのそうだよそうだよ先生だよね

小さき子の笑顔につられ大笑いこんな私に驚く私

辛いこと嫌な友達学校も心休まる時はあるのか

ゴネちゃんは勉強好きなの嫌いなの?私は嫌い意味不明だもん

ゴネちゃんがノートに書いてくれるでしょ私はそれがすっごく好きなの

     パールの詠める

☆あと五分布団の誘惑強すぎて秋もまた暁を覚えずのわれ

☆がんじきで心の病葉集めたい落ち葉焚きして燃やし尽くしたい


★何しても何を着ようがどんよりと汚れた空気醸し出す人    <下こうごう>

★幾度書き幾度望めば叶うのか終われよれーわ終われよれーわ

     玉兎と茜馬

かの人の
破顔見るたび
胸のそこ
奥深くにて
根付きゆくとげ

     アルジェリマン の詠める

隠れ家を作らんと子ら背の高きススキの原に入り込みゆく

ススキ野は見渡す限り風に揺れ銀に輝き子ら誘い込む

センダンの木から見下ろすススキ野の先に聞こゆる汽車の警笛


子分らを引き連れボスは図書室の吾を呼び出す 話があると

雑魚わめく鶴翼の陣 吾ひとり気楽に進むボスの前に

吾ひとり気ままなるのを許せんと雑魚わめくはまことに不思議

話などないけど雑魚がわめくから君をここへと呼んだだけだと


そういえば君と初めて話したね 小学6年どんぐりの季節

早熟の大人びた友 少女らが集まり慕いボスとあがめて

冬来たり休み時間に全員で歓声挙げて押しくらまんじゅう

故郷(ふるさと)を離れる吾と残る友 校庭の奥にどんぐりを探す

センダンの洞(うろ)に手紙とどんぐりを忍ばせ二人教室に戻る

     おおやま よしの の詠める

背の君を 案じる師をば 案じます
ご快癒の日を 祈りおります

     温泉郷 の詠める

黄砂去り秋晴れの空澄みわたる日本の大気清浄にあれ

今年の十一月は、何かとこころの落ち着かないものであったと思います。

それでも、毎月のこのうたの集いに参加して下さった方々。ありがとうございました。

次の月もまた、詠草をお待ち申し上げております(まだだけど・笑)。

また。よろしく。



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 *  分類 : 未分類
自動通知機能 : -  *  伝言 : 14  *  記事編集  *  2019年11月30日(Sat) 22時28分
 霜月のおべんきょう ラスト
お待たせいたしました。続けます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     玉兎と茜馬

かの人の
破顔見るたび
胸のそこ
奥深くにて
根付きゆくとげ

(KUON:七月のうた、七月のうたの彼、ということを外して読ませていただきました。

オソロシイ歌だな、と。あ、ゴメンなさい。若いひとは、こんな風に「愛」や「こんちくしょ」を詠まれるんだな、と。
かの人のことは、好き。破顔する彼を、好き、すてき、愛おしい。でも、その破顔を見るたびに、ワタシの胸の、底の方では、棘、とげ、が、根づいて行く。好きなのに憎らしい、なんかイライラもする。すぐに抜けない棘だよ、でも好きだし。わ~っと笑う顔、見たいのだし。

もう一度、むっちゃくちゃな恋を、してみたい、かなあ。痛かったんだけどなあ。


   お歌の背景というのか、
   どうして詠んだのか説明というよりボヤキです。

   七月の彼と久々に仕事をしたら、
   雰囲気が柔らかくなっていて、
   彼を穏やかにさせた人に嫉妬していたのですが。
   共通な知人がいて、
   その子から、彼が家庭を持っていて。
   現在、離婚しているのか。
   結婚しているのかわかりませんが。。。。。。。。。。。

   彼女いるんですかと聞いたら
   いないと答えてましたが。
   どうでしょう?
   ちょっと、一ヶ月近く憂鬱です。

   彼に奥様のこと聞けたらいいのですが。

   久遠様のお勉強編の前に発覚してくれたら、
   よかったのに、
   歌を詠んで、投稿したら、
   ちょっと吹っ切れたました。

   一緒にミートソーススパゲティ作るのを
   楽しみしている今の彼氏を大事にしないと。

   とげが鞭になってしまいそうですが。


(KUON:いや。つい切れないで紹介してしまい・・・照れ隠しも含めて、お願いします。あのお馬さんのこと、記事、貸して下さい。まさこが踏み散らしたような、あの、アラブの名馬のことです。よろしく。

その七月の彼さんは、食べないで、美味しそうだったな、とか。あきませんか。


     アルジェリマン

   今朝、通勤電車から河原のススキを見た瞬間、
   小学6年の時の情景が記憶の底から湧き出ました。


隠れ家を作らんと子ら背の高きススキの原に入り込みゆく

ススキ野は見渡す限り風に揺れ銀に輝き子ら誘い込む

センダンの木から見下ろすススキ野の先に聞こゆる汽車の警笛

(KUON::経験の無い自分も、情景のなかに引き込まれそうです。「ススキ野の先に」ここが惜しいと思います。先に、ですと、野の広さが狭まるような。いっそ「向こうに」と平凡な方が、と思いました。

   その地に古くからある小学校は山のふもとにあり、
   クスやセンダンの巨木もありました。
   6年生のクラスは、なぜか女子が割れておりました。
   問題グループはボスからパシリまで階級社会的。
   その他は普通の小学生で、派閥などなく普通に仲良しで、
   私は、群れに属さず、孤立もせず、普通の子どもでした。


子分らを引き連れボスは図書室の吾を呼び出す 話があると

雑魚わめく鶴翼の陣 吾ひとり気楽に進むボスの前に

吾ひとり気ままなるのを許せんと雑魚わめくはまことに不思議

話などないけど雑魚がわめくから君をここへと呼んだだけだと

(KUON:上の二首、不思議な味わい。さすがボスはボス、雑魚は雑魚。ややこしい話は雑魚の群れから黒いアブクみたいに湧いちゃってね。

   担任の先生は、席替えをして問題解決しました。
   ボスと私を隣同士にしたのです。
   すぐに意気投合しました。
   もともとけんかしていたわけではなかったので。
   私は近隣の席の人としか話をしない子だったので。


そういえば君と初めて話したね 小学6年どんぐりの季節

早熟の大人びた友 少女らが集まり慕いボスとあがめて

冬来たり休み時間に全員で歓声挙げて押しくらまんじゅう

故郷(ふるさと)を離れる吾と残る友 校庭の奥にどんぐりを探す

センダンの洞(うろ)に手紙とどんぐりを忍ばせ二人教室に戻る

   今も彼女とは年賀状のやりとりをしています。

(KUON:あらまあ、つい、ストーリー短歌、すべてご紹介してしまいました。侍のむすめは、やはりサムライなのですね~、など、感じました。

     おおやま よしの

   どうぞ「おべんきょう」はお気になさらずにいてくださいませ。

背の君を 案じる師をば 案じます
ご快癒の日を 祈りおります

(KUON:親身なお気遣い、ありがたく存じます。
おっとのことなど書いたのは、もしかして本当にもっと切羽詰まって、途中、書けないようなことがあった時、ダンナが~~で~てへへへ、とか、逃げに使えるかも、の、いいかげんな気持ちもありました。
おかげさまで、なんとか、霜月のうたもラストスパートです。ありがとうございました。血管何か所も何度も使われて、いてーよー、と言いながら、おっとは帰って来ました。だまし、だまし、生かせていただければありがたいです。ありがとうございました。


     かりそめ

*二年たち吾の手術を待ちゐたる夫の気持に想ひいたせり

(KUON:二年。二年前、あまりにも大きな手術を受けられた。
当時は、おそらく、日ごろは冷静、すくなくともみっともなく取り乱したりはしたくないわ、の美学のもと、お暮らしの作者さんもお気持ちをご自分らしく保たれるのに、努力を必要とされたのでは。

おうたを拝する限り、お体、徐々によい方に向いておられる。よかったです。
で、いま、あらためて、この一首を詠まれた。時に腹がたっても、アカンベしたくても、夫さんとでしか分かち合えないものがおありになる。

しみじみとした、よいおうたと思います。


     温泉郷

黄砂去り秋晴れの空澄みわたる日本の大気清浄にあれ

(KUON:温泉郷さん。一応あれこれ終わった、と報じられておりますが、じっさい、ひどい状況だったと思います。相手が誰か、何か、どういう場所へ、何をしに訪れているのか。きゃーきゃー騒ぎの双方がわかっちゃいない、下品の極みの行事や参拝や。アマテラスの子孫のはずの男も、それを支えるのが使命のはずの女も、雨に降られ所作はやっつけの様相、ひどかった。とにかく酷かったです。

まこと、日本の大気清浄にあれ、と願いたいばかりです。



 *  分類 : みんなのうた
自動通知機能 : -  *  伝言 : 2  *  記事編集  *  2019年11月30日(Sat) 20時45分
 霜月のおべんきょう Ⅶ
こんばんは。というか、めったにこの時間には起きていない、夜中4時前です。海も空も暗い。悲痛な理由etcでなく、早くに入眠したので、早めにぱかりと目が醒めました。

おっとがいないので、机のまわりも寝る部屋も、思う存分散らかっています。本もマフラも。モノを出して用が済んだらしまう、というタダしい(と言われている)あり方を放り投げて、お片付けは後、今はわんにゃんの動画にヨダレ垂らしている時間、と。やりたい放題していて、すっごっく楽しかった。(笑)。今日はでも、片付けます。出かける前に、がああっと、片付けましょう。休暇は終わった、って気分でもある。こんな言い方して、ぢいさんゴメンよ。少しですけど続けます。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     ゴネコ

   先月からの新しいお仕事のひとつで、小学生を教える機会に恵まれています。
   がむばってます。
   (今も移動中。)

   では、いざ参る。


ゴネちゃんは普段は何をしているの?聞かれてすぐに答えられずに

ゴネちゃんは先生だよね僕たちのそうだよそうだよ先生だよね

小さき子の笑顔につられ大笑いこんな私に驚く私

辛いこと嫌な友達学校も心休まる時はあるのか

(KUON:とてもリアルな、いまの子どもたちのいろんなことの「まんが」が、どっさりあって。ネットで無料で読んで(ありがとうございます)子どもやってるって大変なんだ、と震撼としております。乾ききっている。渇ききっている。

ゴネちゃんは勉強好きなの嫌いなの?私は嫌い意味不明だもん

ゴネちゃんがノートに書いてくれるでしょ私はそれがすっごく好きなの

(KUON:子どもは無邪気、あどけない。そんな風に言われるけど、まことそうであるなら、いいなあ。そういった「子どもらしい子ども」でいられたら、その子は幸せだなあ、と思っています。懸命にそう装っている子もいますし。自分が子どもだった頃にも、親でない親、はいました。小学生に「〇〇ちゃん」と呼ばれるせんせい。無邪気にそう呼んでいる子も、呼びながらセンセイを測っている子もいるのかな。私は、あまり子どもを好きでないままに母親や祖母をやって来ました、いま思うことは、子どもたちを、もう少し好きでいたかったなあ、と。

ゴネちゃんせんせい、センチなことを申しますが、たくさん、一緒に、笑ってあげて下さい。笑おうかどうしようか迷っている子のことも、どうぞ、よろしくお願いします。口語で書かれたこういううた、また読ませて欲しいなあ。おねだりおねだり(笑)。
「んまあ」とびっくりさせてしまったヒト、今日、退院して来ます。


     パール

☆あと五分布団の誘惑強すぎて秋もまた暁を覚えず

(KUON::キョーレツな誘惑ですよね。少し字足らずで惜しいですので、ひらきなおって「秋もまた暁を覚えずのわれ」と自分を笑ってみましたが・・・

☆がんじきで心の病葉集めたい落ち葉焚きして燃やし尽きたい

(KUON:がんじき? ん?。すぐにアタマに浮かばないので調べました。で、そうよね、うんうん私もだわ、と思いました。ぜ~んぶ炎が引き受けてくれたら、どんなにスッキリするでしょう。庭の無い暮らしをしていて、落ち葉を焚く匂いや周辺の風の様子や道具たちが蘇り、懐かしいとも恋しいとも。
「燃やし尽きたい」は、「燃やし尽くしたい」になりますかなあ。いかがでしょう。


★何しても何を着ようがどんよりと汚れた空気醸し出す人    <下こうごう>

(KUON:上質の素材をまとって、「あの。あれ」です。一種特異な才能と申せましょう。さすがヒエラルキー・トップに上りつめた(でしょ? あの身位は、そういうモノでないはずですが)マタコタマ。お顔は際限なく丸まり、ドレスもスーツもシワになり、出慣れて見れば「こんなの余裕」って感じ、長年のごビョーキ快癒果たされたようで。今年のお誕生日会見が楽しみです。主治医の見解も当然、出して下さいますよね。

お手振りのプロなのだそうですね。先祖の墓参にもニタラニタラと手を振りまくって。12月の26日に、東北へ行ってあげるそうだ。幼稚園でも家庭でも教えられていないのね、人にメイワクかけてはいけませんよ、とは。日本の迷惑(今はこのひとのことだけにする)まさこさんとやら。行くな。たばこ臭いベッドで、ピザ食ってろ。


★幾度書き幾度望めば叶うのか終われよれーわ終われよれーわ

冷えて来ました。寒くなりそうです。また今夜。


 *  分類 : みんなのうた
自動通知機能 : -  *  伝言 : 1  *  記事編集  *  2019年11月30日(Sat) 05時57分
 霜月のおべんきょう Ⅵ
続けます。

     白萩

かえり咲く源平桃や この花の春ひらく頃我が子産まるる

(KUON:やわらかな紅白の花のいろ、かぐわしい大気、そんなころに、初めてのいとし子をお迎えになられる。

【源平桃】花桃の一品種。紅白の花がまじって咲くもの。日月桃。咲きわけもも。 そんな花で、

     《 源平桃地にも紅白散りみだれ /鈴木花蓑 》

という俳句もあります(にわか知識)。健やかにお生まれ出になられますように。この世はとてもいいところですよ、赤ちゃん。


木犀の香をいっぱいに吸い込んだ お腹の子にも届けとばかり

(KUON:きっと届いていますとも。

戌の日に両家揃いてお参りのできる幸せ 空もうつくし


鉢植えのポインセチアをちぎっては付けたか后の襟のビラビラ   [祝賀御列の儀1]

オープンカーふさわしき方は居られます すみやかに去れ 次代に譲れ   [祝賀御列の2]

おつむりを打ちたる帝 ノシノシと歩む后はまるで新喜劇   
                     [大嘗祭1    吉本の皆様ごめんなさい]


幽玄の世界に映ゆる白き御衣(おんぞ) 貴(あて)なるかんばせ花の如くに   
                          [大嘗祭2 皇嗣妃殿下]

(KUON:言ってもどうにもならないけど。

またこさん、特別列車なのに(だから?)座席で居眠り。どこやらの駅ではご亭主を腕でバシンと押しやり,参拝の折には腰がぐらぐら揺れていたし、これは見た人に聞きましたのですが、参拝服のままで駅頭を歩いたと。手袋扇子持ったまま。まあ、ご亭主も「へいか~」と大声で呼びかけられて、ニタニタと動じない人、で、破れ鍋に綴じ蓋、ですか。公の場の車内で、化粧直しをした、初めての皇族でしょうか。あ、皇族ではないんですよね、あのお方。うそっこ、まやかし。


     天上の青

みとせ振り 姉との再会
その途端 昨日の続き
口から溢れり

   両親を見送ってからも殆ど年に二回くらいは墓参りの後に
   姉妹二人で温泉旅行を楽しんで来たのですが二人とも大事が重なり会わずにいました。
   ところが不思議なことに度々会っていた頃と全く変わらず駅のホームで
   待ち合わせていた瞬間から
   一週間ほどの滞在中も話が尽きることはありませんでした。
   不思議姉妹の私たちです。
   久し振りに尾道への温泉旅行もしました。
   来年は高野山大学に参加してみないかと誘っています。
   お互いに元気でいようと約して別れました。

これ、姉妹の情景よくわかります。

このままでいいと思いますが、「昨日の続き口から溢れり」ここ。ずっと会っていなかったのに、の感じ、ここで「溢れる」のは言葉で、口から溢れるとは分かりますから、「昨日の続きのことば溢れる」ではいかがでしょうか。


     ギボウシ

   本当に、次から次へと色々な事が起こります。
   私個人のゴタゴタが一段落したと思ったら、近所に住む親友が
   重篤な病であることが判明し、彼女のリクエストに応えて海辺をドライブなど
   しておりました。

   事態もお互いの気持ちも日々変化し、途中経過を歌にするのは難しいですが、
   締切日につき、投稿させていただきます。

ステージ4で「やりたい事」を語る君 きっとできるよ 一緒にやろう

痩せこけて 鬘かぶりて海眺む その横顔の美しきこと

(KUON:この親友さんにとってギボウシさんは、またない素敵なお友達さんですね。「きっとできるよ一緒にやろう」。泣きそうになりました。一緒にやってね、いろんなこと、できるだけいっぱい。痩せこけていても、横顔、美しいのですね。

まだ元気 奇跡はあると思えども あふれる涙 何を伝えん

ホスピスの順番待ちと告げる君の朽ちゆく身体 光放てり

(KUON:ウエットでない、けど、ひりひりと痛い悲しみの世界。親友さん、大切にしてさしあげて下さいね、ね。


また明日、よろしく。




 *  分類 : みんなのうた
自動通知機能 : -  *  伝言 : 3  *  記事編集  *  2019年11月28日(Thu) 20時54分
 霜月のおべんきょう Ⅴ
ご心配をいただいていたと思います。申し訳ないことでした。

うちのぢいさんは、30日の土曜日には退院、帰宅できるそうです。はじめのドクターの仰りようが、すこしいけなくて、実際よりきつい疾病のように思わせて下さったみたい。現実の方が軽かったので、まあ、よかったじゃん、と、気持ち、明るくなれました。

お優しいお言葉をありがとうございました。霜月のおうたは、なんとか霜月のうちに納めたいと願っています。よろしくお願いします。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     おおやま よしの

   即位礼や一連の儀式、パレードを拝して

高御座 すわっているの たってるの
立つも座るも 変わらじの君


  たかみくらすわっているのたってるのたつもすわるもかわらじのきみ


大雨に 大風で弊 落ちまくる
天が嘉せぬ 君が即位す


  おおあめにおおかぜでへいおちまくるてんがよみせぬきみがそくいす

頑張った よく立っていた 歩けてた
普通ができて 褒められる妃

  がんばったよくたっていたあるけてたふつうができてほめられるみめ

カーテシー する方もダメ 受けるのも
皇族として 学ばずの妃

  かーてしーするほうもだめうけるのもこうぞくとしてまなばずのみめ

涙する また涙する その姿
世界のロイヤル 笑いおるらむ

  なみだするまたなみだするそのすがたせかいのろいやるわらいおるらん

動員に 金がかかるの? ヤフコメの
賛美コメント いつもより減る

  どういんにかねがかかるの?やふこめのさんびこめんといつもよりへる

黄丹袍 召す宮こそが ふさわしい
高御座また 御身待つらむ

  おうにのほうめすみやこそがふさわしいたかみくらまたおんみまつらん

国母への 覚悟持ちたる 皇嗣妃の
御姿こそは 白百合の花

  こくもへのかくごもちたるこうしひのみすがたこそはしらゆりのはな

正真の 雛が二人 おわします
眞子姫佳子姫 光纏って

  しょうしんのひいながふたりおわしますまこひめかこひめひかりまとって

大嘗の 炎が映す 眞子様の神々しさよ 天上の皇女

  おおなめのほむらがうつすまこさまのこうごうしさよてんじょうのひめ

読み仮名をつけて下さり、ありがとうございました。「国母」は「こくも」「大嘗」は「おおにえ」と読みますと、また感じが違うと思われる方、多数と思います。濁音について考えますね。

伝統の、とかあれこれ、確かにめったに拝することの叶わぬ衣装や・・なのに、どっすん、どっすんとお歩みになられた、凄まじいカンバセのあれれの后、つい見てしまった自分が、バカバカバカ、と悔やまれて。まあ、何とも言えない茶番劇だったような。

ナルさんの負う元号のもとを選んだとか何とか(再び調べる気にもなれませず失礼しておりますが)の学者さんが、あの日の、白い低い虹を寿いで語っておられた、びっくり、げんなり、しました。

バレて来ていることもあり、嘘もようつき切らんバカタレ(含・宮内庁)が、これから、どんな逃げようを見せるか,タカミの見物と参りましょう。


     あさがほ

   夫の緊急入院時を思い出して重ねてしまいました。

夫の命救ひたまへと祈りしは神にはあらず魔との取り引き 
               (15年前の夫の大手術)

   神仏は魂は救うかもしれませんが、命のやりとりという修羅場では
   鬼神とか魔神とかが邪悪なほど強力な力を奮うような気がします。
   たしか密教の事相にもあった気が・・・

   あくまでも私個人の「感じ」です。もしご不快に思われたら削除なさってください。


力強いお言葉を見舞いにいただき、ありがとうございます。不快ではないです、まったく。ありがとう、ばっかりですよ。

何かね。なんとなく、持病と寿命は別物、という気がしております。私の夫は(ぢいさん・(笑))ものすごく神さまに好かれそうな、年を重ねるごとに「いいひと」度がアップしていまして。でも、人には先祖がやらかしたことの・・あああ、書き出すと長くなります。背負ってしまっていることもあり(いいことだって在りますよね、同時に)、どんなにいいヒトにだって、理不尽な現実がある、というのも、おそらく事実と思います。ポコッといなくなられたら、淋しくて辛いだろうと、このたび改めて感じていましたが、仕方ないの気持ちもあって。脳梗塞は過去もあり恐れていましたが、心臓とは思っていなかった。でも、初めの医者が「腐ってゐる部分がある」とまで言った心臓が、もうしばらく、動いていそうな感じですし、ちょっとリセット気分で、行けるところまで行こうか~、とかいう感じなのです。
うまく言えずにおりますが。ありがとうございました。





 *  分類 : 胸の痛いこと
自動通知機能 : -  *  伝言 : 3  *  記事編集  *  2019年11月27日(Wed) 20時43分
 冬の夕焼け、きれいです。
単刀直入に申し上げます。

今日はお天気もよろしく、しかも、うまい具合に寒くて、今年の冬の終わりに飛びついて買ったセールのコート、とっても気に入って冬が待ち遠しかったコートを、着ることのできる寒さで、よかったです。

あ。ここで終わってはなりません、お返事エトセテラが、もう一日遅くなることを、単刀直入に  お伝え申し上げて、そして、今日はおしまいです。

夕焼けが綺麗です。いつもご訪問、ありがとうございます。ヒミツのコメントのお方も、どうもありがとうございました。しっかり読ませていただきました。

かしこ。


 *  分類 : まじめなお話。
自動通知機能 : -  *  伝言 : 3  *  記事編集  *  2019年11月26日(Tue) 17時07分
 うふふふ。
はい。いま夜です。今夜もここを開くことができました。。 

でも、とても疲れている気がします、まぶたが落ちて来そうです。ですから(エラソーですね)、もう寝ます。

ばったん、きゅー、の誘惑に負けます。明日から二日間、お休みさせていただきます。

どぞ、よろしくお願い申し上げます。

うわ~い、お布団に入って寝られます、嬉しいです、では失礼します。

ごそごそ、もぞもぞ、毛布を引っ張り上げて、きゅー。うふふふ。。ぐー(多分)。


 *  分類 : 普通の話
自動通知機能 : -  *  伝言 : 4  *  記事編集  *  2019年11月23日(Sat) 20時29分
 旗振るな、のお達し?

確かな情報源と思って読ませてもらっているところを読んでいて、あ~そうだったのかと納得。わたしも水飲み鳥みたいに、アタマかくかく、してまいました。

いまは遥けきナルマサ夫婦の成婚パレード。沿道のヒトビトの中に目立っていた、あの日のあの三色旗。掲げられた手作りめいた横断幕の、祝福の文字の下辺を彩っていた、例のあの三色。アレが見えないなぁとつい、目が探しておりました。あの色のもとに集うヒトビトにとっては、大・祝賀の日のはず。大願成就・・・なのですよね、皇室に押し込まれた二人目の異教の妃の、凱旋のパレードなのですから。

あの日に始まって、みごと大願かなってアレラ即位に至った、悪夢の秋の、締めくくり。みたいな日。ですのに。なぜに旗降らないのか、あの三色、アピールしていないのか。

私は見たくないし、ふつーに考えたらあるはずの無い、あの場合の三色、場違い色、なのではありますが、つい、目が探したのは事実。

わかったんです。あの旗振るな、と、お達しがあったのですと。

振りたかっただろうなあ、動員されたヒトビト。逆らえなかったのかなあ。で、仕方ないし腹もお立ちであらせられたのでしょう、

まさこさま~。へいか~。生涯、1ミリたりともかかわりたくないと思わしむる、絶叫のヒトビトのお顔を、へええ、と、眺めるのみに至ったのでありました。

皆勤静養一家を駅で迎える時と、今回の場合と、日当やお弁当のランクなど、違いはあったのかなあ。ゲスの勘ぐり、BY・くおん。ついて来るペットボトルのお茶は、あのメーカーのあのお茶なのかな。メーカー名、記憶に残っていないので書けませんが。

夜にまた、お会いしませう。



 *  分類 : 普通の話
自動通知機能 : -  *  伝言 : 0  *  記事編集  *  2019年11月23日(Sat) 07時05分
 霜月のおべんきょう Ⅳ
続けます

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     黒猫アビ

 ・沖縄で親族のみの結婚式
  子の晴れ姿目頭あつく

(KUON:おめでとうございます。このままでいいと思いますし、お母さまである作者さんの、素直なうたと思います。でも少しだけ、記念すべき佳き日の一首に。

・沖縄で親族のみにて挙式する子の晴れ姿あつき目頭

私の好みチックになってしまいましたか。この時に泣かんでいつ泣くんじゃ、のとき。

  
 ・花嫁の父が手に持つ亡き妻の
  小さな遺影ともに参列
   (高校生の時に、お母様を亡くされたと)

お父さまは、ご自分の感情を抑えて、懸命にお嬢さんをお育てになられたのでしょうね。万感の思いで、亡き妻に、花嫁姿を見せておられたのでしょうね。「小さき遺影」の後に「も」の字も加えましょうか。小さき、は「ちさき」と読めますので、字余りにもなりません。

「花嫁の父が掲げる亡き妻の小さき遺影もともに参列」


   パレードの日と重なるので、少し不安が・・・
   心あたたまる挙式になり、安心いたしました。  
   初めての沖縄、美しい海でした。


     まめはな

・茄子の花無駄なしと言えどベランダの我が鉢咲いて皆落ちにけり

(KUON:あら、なんと。がっかりですね。「無駄なしと言えど」このままでもいいですが「無駄なしと聞けど」とされると、この残念感がくっきりするのでは、と思いました。

・ベランダの茄子に集りしアブラムシついに隣のトマトに移れり

   ベランダ菜園の茄子を詠みました。
   七月の曇天故か、咲いてもみな落ちてしまいました。
   今になってつぼみがついていますが、実らないでしょう。
   うまく育てられなくて、可哀想なことをしています。


(KUON:まめはなさんのせいかどうか。労わってもらって、茄子は喜んでいると思います。ホントにそう思います。

・石段を這う蟻たちの歩み遅く霜月は早や半ばを過ぎぬ

・オレンジのコスモス支える霜月の空の蒼さを愛(かな)しく想ふ

(KUON::独特の感性の世界を、脅えることなく詠まれるようになられましたね。

   最後の歌は、白秋の、

「草わかば色鉛筆の赤き粉のちるがいとしく寝て削るなり」を思って詠いました。
あのオレンジ色のコスモスは、新種か外来種か、どうもきつい色に見えて、控えめな空色が痛々しく思えるのです。


     今宵はこれにて、とさせて頂きます。

今宵、伊勢の神宮の月は、いかなる色にのぼっているでしょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

先日の大嘗祭。一生一度の祭祀に臨んで、アタマこっつんとぶつかって(と言われています、天井の位置にあった何か? アマテラスさまの拳骨、ではないですよね、それはもちろん。)なんとか踏みとどまられたとはいえ、ヨロヨロしちゃったナルちゃん。いつも体が傾いているのは、何かな。

今日の、伊勢の、したり顔。今日も傾いていたわね。肝臓イワしてるかんばせですわ。もっと呑んで、もっと、あのお衣装の色になって下さってもオケーよ。

ずっと続いた祝宴と、ついに上り詰めたぞマサコ、とご機嫌のオワダ一家の祝杯と。一族団らんに、仕方ないからムコさんの「徳仁クン」(by・オワダの爺さん)も混ぜてあげての,豪華なお食事の日々。マタコタン、すっごくお太りになられて、お顔ぱんぱん。その顔でやっぱり、車の中で「水のみ鳥」やってる。

今朝は、何というか、何とも言えないようなモノがテレビに映っておった。

「まさこさま~」と絶叫のご婦人がおられて。「見えへん!」とジタバタしてはった。皇室の方がたって、あんな風に絶叫の対象になるもんやったのね。

あ~あ。


 *  分類 : みんなのうた
自動通知機能 : -  *  伝言 : 3  *  記事編集  *  2019年11月22日(Fri) 19時32分
 霜月のおべんきょう Ⅲ
続けます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     あさがほ

   あまりにいろいろなことのあった秋で、うたも涌いて出ずにはいられませんでした。
-
  燃え熾る首里正殿に風疾し八大龍王雨降らせたまへ

    ◊ ◊ ◊ ◊ ◊

  大風に倉庫は破れて幾十年触れざりしままの琴を葬る (台風15号・19号)

(KUON;: 葬られたお琴の無残。弾く機会がおありにならないままに、ずっと、あそこにある私のお琴、として、静かに歳月のなかにあったでしょうに。私事ですが、私もかつて琴を手放して。未練がましく爪だけを、残しておりました。漆塗りの器にしまって。今も和ダンスの隅っこに眠っています。台風め、そんなところにも影響を与えて。

  あらかたは棄てねばならぬさりながらせめて遂げたし本の見送り

  愛せしも忘れ果てしも積ん読も塵掃ひつつ書に詫びる秋

(KUON:ふう。これもある、あるです。大正時代の啄木の歌集。自分で初めて買った、紙のいろ変色し果てた「放浪記」。あんがいバンバンと本を捨てる人間になっていますが、手放せない本もあまた。「書に詫びる秋」につまされます。「ペコロスの母」シリーズも、いつでも買い足せると思いつつ、捨てられない本です。

  武蔵野の谷戸の料亭渓流の魚は豪雨に流されしとふ (台風19号)

   小さな2階建ての倉庫、解体余儀なく、せめて中の本や書類やがらくたを
   整理しようと・・・
   ビンボー人ほどモノが多いというのは真理です(>д<*)
   あ、ほかにもモノが多いかた、いらっしゃいましたね。


(KUON:モノが多い方。爆笑。ヒトに頼むには、まずアタマの整理が必要と思われますが、ただただ買いまくって整理できていなくて、しかし、すべておまかせ、もできない、邪欲だけのあの方。ご亭主の肘つかんで、ズービン・メータの鑑賞に行っておられました、引っ越しの支度しないで。     後半から席についた、と、再び読んで、一人モダえていたワタクシ。聴くならぜんぶ聴けよ、バーさん。中途半端なこと、すんなよ。ヒマつぶしに大勢の公務員、動かすなよ。と、思うのであります。

    ◊ ◊ ◊ ◊ ◊

  ラグビーのワールドカップにはかファン俄愛国者の殖ゆる秋なり

  覇歌なりき生死のあはひ今超えて命奮はすハカの雄叫び

   「にわか」を揶揄しているのではありません。
   私自身俄以下のピンポイントファン(前回と今回のW杯のみ関心)ですから。
   ラグビーでもサッカーでも、代表戦というのは「くに」というまとまりを考える
   素晴らしいチャンスだと思います。
   事実上多国籍軍が認められるラグビーナショナルチームのおおどかな在り方と同時に。
   「覇歌」は、ガンバッテと聞こえる「カマテ」の意味を調べていて思い浮かびました。


(KUON:「ハカ」に、しびれました、もう随分とおい昔。今回は、いつ、どのシーンを見てもそこにいた、デクラークという南アの選手に、しびれて、勝手に元気づけられていました。)

    ◊ ◊ ◊ ◊ ◊

  三夜四日我が家を訪ひし洗ひ熊家に帰りしか森に消えしか

  日一日日脚は縮み身も縮み名もなき家事の積もる夕暮れ

  紬着て帯引き締むる明け暮れを夢見しは過去 猫と暮らせば

(KUON:そうにゃったのか・・・ごめんにゃさい・・・猫に代わりて)
  

    今宵はこれにて。また明日、御目文字かないますように。




 *  分類 : みんなのうた
自動通知機能 : -  *  伝言 : 2  *  記事編集  *  2019年11月21日(Thu) 20時39分