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Top Page › 皇室のことなど › 前・宮司の重い言葉
2018-11-19 (Mon) 21:36

前・宮司の重い言葉

前・靖国神社宮司でいらした小堀邦夫氏の「独占手記」から、続けさせていただきます。この色の部分は、誌上に書かれているままの引用です。


情報流出から小堀氏の辞任届提出、実際の辞任まで、信じられないスピードの「事件」のようにも思えました、その関連の手記として、読ませてもらっています。

前回は、靖国神社が、昭和21年に宗教法人となったということ。単立宗教法人であること。つまり、

「もともとは国のため、天皇陛下のために命を落とした人を国がお祀りするための神社です」

という、その神社の、宮司職にあられた方のお言葉です。


「私が「慰霊の旅をすればするほど靖国神社は遠ざかっていく」と発言したのは事実です。

そう、小堀氏は書かれ、陛下の「慰霊の旅の意義を否定するつもりはない、と書かれる。国内のみならずサイパンやペリリュー島、フィリピンまで足を運ばれて頭を下げられる、それは尊い行為である、とも。小堀氏のおじ上のお一人も、ペリリューのあるカロリン諸島から帰国途中に亡くなって水葬されたとも書いておられる。ありがたいという思いはあった、と。

しかし陛下の旅でなさっていることは、あくまでもその悲惨な場所の近くで亡くなった方を偲ぶという行為であり、亡き方々の神霊を祀ることではないと、明記しておられます。

「靖国神社の崇敬者の中にも誤解している方がいて、陛下が行かれて頭を下げられた時には、すべての亡くなった人の神霊はその場所に来ているのではないか、靖国神社のあんな狭いところに神霊がいつまでも閉じ込められているはずがない、という人もいます」

・・・ここを読んでわたしKUONは、驚いたというか、まさか、と。いったいそれは、どういうことなの。みたまさまが、陛下にくっついて行く、とか。靖国で会おう、と征かれて、いのち散らされて靖国へ還られて眠っておられる方々が、陛下と夫人の旅に、ひょろひょろと、ついて行って??  は?

何のために???

「靖国神社のあんな狭いところに神霊がいつまでも閉じ込められているはずがない、という人もいます」

あんな狭いところ、って。閉じ込められているはずがない、って。ない、って。何を基準に考えれば、そういう荒唐無稽な話になるのか。


以下、小堀氏の、ここが大事なところ、と思われる記述が続きます。あまり派手にしたくはないが、文字の色を目立ちやすいものにすることをお許しいただいて、引用させていただきます。

文芸春秋誌2月号、97ページの引用です。

「しかし神道では、そういう考え方はしません。かつての戦地には、遺骨はあっても靖国神社の神霊はそこにもうおられないと考えます。靖国神社を永遠の静宮(しずみや)の常宮(とこみや)としてお鎮まりくださいと毎日祝詞(のりと)で申し上げているのですから、神霊が陛下といっしょに移動することはありえないと思われます。

今上陛下が靖国神社にお参りされないのは、昭和天皇のご意向に倣ってのことと一般的に言われます。皇太子殿下は陛下がなさったことを尊重して、と度々(たびたび)おっしゃっているから来年の即位後もお参りになることはないでしょう。この先、天皇陛下と靖国神社の距離は開く一方です。

そんなにお越しいただきたいのなら、靖国神社はA級戦犯の方々を分祀すればいいではないかという意見もあります」


・・・そして小堀氏は、続けられます。

「しかし靖国神社では、一度集合体として合祀された神霊から、何体かを再度分けるという物理的な変更を加えることはできないと考えられています。合祀祭を経て、靖国神社の御神体である御鏡に神霊が遷る(うつる)と、すべての御祭神と一体となると考えられているからです。

・・神官、神さまを祀ることに正面から携わる人としての、ゆるぎないお言葉と思います。理路整然と、私感は交えておられません。

神を畏れない、どんなこともあくまで人間的な勝手な小手先の力で、どんなことも歪められると強権を発揮してきた、どこやらの妖怪には絶対に理解できない「神道の在り方」ではないか。

重い言葉を読ませてもらっています。

今夜は、短いですが、ここまでとさせていただきます。


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最終更新日 : 2018-11-19

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