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2019-02-05 (Tue) 21:17

断頭台とか電気椅子とか。

先日、ジェラール・フィリップの名を出して。「赤と黒」に出ていたフィリップについて、あれこれ想っていたのですが・・うう、簡単に書けません・・またゆっくり書こう。

ませた女の子だったワタシは、中学生の頃だったか高校生になっていたか、その日も古~い映画を、古~い映画館で観たのでござった。当時から映画は、一人で観ていました。入り込み型の性格だったので、スクリーンの中の世界に没頭している時に、横にいる誰かに気をつかいたくない。大きくなってからも、デートで映画、というパターンは、私の場合、まったく無かった。映画方面で気の合うオトコは、いなかったのでござった。誘われたことはあったのよ、と、見栄はって書いておきます。(笑)。

養父の家から、長い休みの時には母の家に帰り、母は忙しくしていて私は放置状態、詩や掌編を投稿しては入選し、おそらく一般的よりは潤沢なおこづかいを持っていて、一人、ふらふらと、今ではああいったものは無い旧い映画館へ、旧い映画を観に行くのをよろこびとしていたのでした。

その日に観たのは「陽のあたる場所」というアメリカ映画。モンゴメリ・クリフトとエリザベス・テイラーが出ていて、シェリー・ウィンタースという女優が、男にうとまれて溺死する女の役でした。

原作のタイトルが「アメリカの悲劇」。母と二人の貧しい生まれ育ちで、華やかなものにいっさい縁の無かった男・・クリフトが、ひょんなことから、豊かなアメリカを垣間見ることになり、上流階級の美しい娘を知ることになり、その娘が単に高嶺の花、というのでなくなって・・自分の方を向いてくれて・・そんな時に、自分の側の世界の人間である女が・・自分を一途に愛してくれた女が・・妊娠したと告げる。堕胎は叶わなかった。現代の日本ではありませんし。

男は、自分の子をみごもっている女を、ボートに乗ろうと誘い出した。女には男の気持ちが見えてしまった。現実的に言えば、男は女を「ころした」のでなく、女が「不運にも」ボートの上で立ち上がって、落ちて、そして結果的に、ということだったのかもしれません。

昔むかしに観た映画で、ほとんどの部分を忘れているのは確かなのです。覚えているのは、不要になった自分、と知ってしまって死んでいった女の、なんというか。彼女に何の罪も無かったのに。綺麗なドレスも華奢な靴にも赤ん坊を真ん中にした人並みの幸せにも縁のないまま死んでしまった女の、なんというか。

宝石の似合う指をしていなかった女。でも、いっしんに、貧しい男を愛せた女。

湖に落ちた女を、助けられなかった男。

灰色の世界から、陽のあたる場所へ。行けるのか。目の前の女さえいなければ。行ける、行けるかも、と、揺らいだ男。

観ている者に、なんて非道なヤツ、とも。仕方が無い、気持ち、わからないでもない、とも。そんな感慨を抱かせ、けれど、とにかく自分は「精神的に殺人をおかしたのだ」と。この映画のテーマだともいうその、気持ちの底の思い、に、たどりついた男は、電気椅子に向かうこととなって。

美貌の上流階級の娘は、そんな男の裁判を見に来ていたし、何よそんなヤツ、と、切り捨てはしなかったようでした。そこが意外だったのを、覚えています。当時十九歳のエリザベス・テイラーだから、役柄の曖昧さは問われなかったのか。

なんで「赤と黒」か。なんで「陽のあたる場所」なのか。

こだわりの理由を、あえて挙げれば、コムロ某です。こう書きながら後悔しております。あの小説、あの映画への冒涜かも。


例えに出すような男ではない。コムロは違う、比べられない。ただただ穢く、自分本位でしかなく、どちら向いても苦しみもしていないだろう、ヘラヘラ笑って、その場その場をとりつくろって嘘をついて、どうにでも何とでも言い逃れて、嘘に塗れて世を渡って行こうとしている、渡れると思っている。のか。

「赤と黒」の主人公は、断頭台に消えた。「陽のあたる場所」へ行きたかった男は、電気椅子の上で、その刹那、何を思ったか。

コムロ何とかには、どんな結果が訪れるだろう。どちらにしても、明けて爽やかな朝、などには縁のないはずであろう。

など。本当にそんなことを、思ったりするのでございます。


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最終更新日 : 2019-02-05

* by ゴネコ
仕事帰りの電車の中から、コメントさせていただきます。
ゆっくりコメントしたいけど、モンゴメリー・クリフトに反応してしまったのでござった。うつった。

そうでした、そういう映画でした。
エリザベス・テイラーは脚が短い女優といわれていたのでした。
古い映画、いいですねえ。
成人してから、真っ昼間に新宿の繁華街からちびっと外れところへ『我が谷は緑なりき』を観にいったとき補導されたことがありました。なんだかな。

麗しい、懐かしい、考えちゃう映画の数々にコムロ。
湿度たっぷりの雲が目の前まで降りてきたような心持ちになりますが、映画のストーリーからの連想で腑に落ちます。
だいたいが、主演女優がアテクシ・ミテコ・キンジョーノですもん。プロダクションも監督も推して知るべしですわね。

あー、あたしもミテコ、大っ嫌い。

人様のブログで言いたいことを言ってしまったでござった。←使い方がおかしい。
ご無礼仕ったでござった。

* by たまき
なんてったって、座右の銘が
「レットイットビー」の人なのでござった。

* by KUON
コメントありがたく返事したい気まんまんなのですが、すみません3件目と4件目、削除させていただきます。

そういうことは「無い」ことですので、わかっていただきたいです、ごめんなさいね。消します。

他のお返事は後に、なのでござった。

* by 茉莉茉莉
「赤と黒」のジュリアン・ソレルは才気と美貌があり、悪の性的魅力がある。「陽のあたる場所」の貧しいけれど美貌の青年は、上流社会に憧れながらも、逡巡があり、貧しい彼女ともきっぱりと関係が切れない。そして、貧しい彼女を死に至らしめた。

罪を犯した「赤と黒」と「陽のあたる場所」の主人公達は自分の運命を受け入れ、潔く死に向かって行った
。二人の魅力的な悪達。

それに引き換え小室圭は、場末のホストのような薄っぺらで貧弱な、ただの身の程知らずだ。
スッポンのように、内親王に取り付き離さない。

小室圭には、どんな運命が待っているのだろう。


* by KUON
お返事遅くなりました。

・ゴネコさん

モンゴメリー・クリフト、この作品もですが、「終着駅」という、ローマの駅を舞台の映画が、たまらんかったとです。相手役はジェニファー・ジョーンズ。香港舞台の「慕情」のあの女優さん。香港へ行った時、あの場所へ行きたいと言ったら、もうあそこは変わっていて無い、と言われてショックだった・・。ローマの映画の方は、年上のヒトヅマと若い男の恋の最後の場面のお話で。中学生でサガンに目覚めたマセっ子だったわたし、年上女と若い男のそういった話が、絶妙に好きでして。アンソニー・パーキンスの影響もありましたね。モンティは「地上より永遠に」という映画も観ました。交通事故で顔に大けがを負って、整形(形成)手術を受けて俳優を続けたのだけど、昔読んだ小森のオバちゃまさんの云いによれば(覚えているの、こーゆーこと)、彼は失った自分の顔貌への思いを捨て切れていなかった、ということらしくて。いやあ。映画は本当にいろんなことを教えてくれました。

リズ・テイラーは、まこと、立派、完璧、な美貌のひとだった、脚は短かった、腕も短くて、胸は大きすぎて、だたひたすらに、若い頃の卵型の顔、その内容、みごとでした・・紫色の瞳で。何人もの養子を育てて。お顔もカラダのラインもお崩れになってからの「いそしぎ」よかったです。リチャード・バートンもよかったわ・・リズの複数の夫さんの中で、バートンは一番よかったと私は思ひます。横顔の顎がよかった。

「我が谷は緑なりき」みたいな映画で、しかも大人になってからの映画行きで、補導されたって? なんじゃそりゃ。すみません笑いました、これ。げらげらげら。ごめんなさい。

ミテコ大妖怪は、勝手に引退する身で、後続の皇族の公務にまで口を出しおる。もうホトホト、あのへんのキチャない人々の話には、閉口ざんす。心の平安乱されて迷惑ですったら。


・たまき さん

はまった。文句なしの突っ込み、ゾクゾク嬉しかったでござったよ。

な~にがレッイッビーやねん、くそ男。大学ダメになれ、バレて追い出されろ、おめおめ戻って来るなよ、お前に踏ませる日本の土は無い、わい。と。控えめなワタクシを、ここまで罵倒のヒトにさせる、あのゲス野郎。昔の欧州貴族ならあれは、車挽きの刑ぢゃ。


・ここへコメント下さったお二人の方、ごめんなさいでした。迷いましたが、残して後を引かれるとなあ、と判断して、消しました。


・茉莉茉莉さん。

そういうことですよね。人は間違う、大きな過ちを犯すこともある、取り返しのつかない方向へ行ってしまうことも。どう生きていてそうなったか、ということもあるし、最後の最後にんあ「自分」であったか、ということも。

言うもイヤになって来ていますが、あの男は,なんにもない。そう考えざるを得ない。反省しない悔いない、軌道修正なんか考えそうにない、どこまでも厚顔無恥に、俺様で行く。

一般人としてそうあるなら、こちらも、直接被害を被らない限り、ここまで酷くは言えないでしょう。が、一般人でないから、今はとりあず。あのお嬢さんを取り込んでいるから(としか考えられない)。週刊誌ネタではありますが「悲願の結婚へ」など目に入ると、どす黒い思念に覆われそうになります。

結婚。結婚してどうするんだ。どうスタートするんだ。一緒にいたいだけでしょ、現実でない世界に二人でいたいのでしょ。生き物としてわからなくはない、つまり、淫欲ですね、今は。恥を知りなさいと思う、思うが、思ってもどうしようもない。親も本人も皿帽子のばあさんも、公人の自覚も無いので、バカとしか思えないです。迷惑です。よね。

そうでした * by -
KUONさま、おはようございます。

寝過ごして、最寄りの役までタクシーを飛ばし(ハイヤーと言ひたい)走って乗り込んだ電車の中で、KUONさまブログを読んでます。
よしっ、今日一日がむばれそう!

モンティ。
そうでしたね。
モントゴメリーと発音するので、モンティ。
ジェニファー・ジョーンズ、きれいでした。『慕情』、えがった~。
音楽がまた。
尾崎紀世彦さんの「慕情」好きですわ。
ウィリー沖山さんも、声量はあるけど発音が気になりますわ。

懐かしい思いで、朝のジタバタがすっごく緩和されました。ありがとうございます。

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仕事帰りの電車の中から、コメントさせていただきます。
ゆっくりコメントしたいけど、モンゴメリー・クリフトに反応してしまったのでござった。うつった。

そうでした、そういう映画でした。
エリザベス・テイラーは脚が短い女優といわれていたのでした。
古い映画、いいですねえ。
成人してから、真っ昼間に新宿の繁華街からちびっと外れところへ『我が谷は緑なりき』を観にいったとき補導されたことがありました。なんだかな。

麗しい、懐かしい、考えちゃう映画の数々にコムロ。
湿度たっぷりの雲が目の前まで降りてきたような心持ちになりますが、映画のストーリーからの連想で腑に落ちます。
だいたいが、主演女優がアテクシ・ミテコ・キンジョーノですもん。プロダクションも監督も推して知るべしですわね。

あー、あたしもミテコ、大っ嫌い。

人様のブログで言いたいことを言ってしまったでござった。←使い方がおかしい。
ご無礼仕ったでござった。
2019-02-05-22:23 * ゴネコ [ 返信 * 編集 ]

なんてったって、座右の銘が
「レットイットビー」の人なのでござった。
2019-02-05-22:48 * たまき [ 返信 * 編集 ]

今も夢見る 

コメントありがたく返事したい気まんまんなのですが、すみません3件目と4件目、削除させていただきます。

そういうことは「無い」ことですので、わかっていただきたいです、ごめんなさいね。消します。

他のお返事は後に、なのでござった。
2019-02-06-19:42 * KUON [ 返信 * 編集 ]

「赤と黒」のジュリアン・ソレルは才気と美貌があり、悪の性的魅力がある。「陽のあたる場所」の貧しいけれど美貌の青年は、上流社会に憧れながらも、逡巡があり、貧しい彼女ともきっぱりと関係が切れない。そして、貧しい彼女を死に至らしめた。

罪を犯した「赤と黒」と「陽のあたる場所」の主人公達は自分の運命を受け入れ、潔く死に向かって行った
。二人の魅力的な悪達。

それに引き換え小室圭は、場末のホストのような薄っぺらで貧弱な、ただの身の程知らずだ。
スッポンのように、内親王に取り付き離さない。

小室圭には、どんな運命が待っているのだろう。

2019-02-07-00:54 * 茉莉茉莉 [ 返信 * 編集 ]

今も夢見る 

お返事遅くなりました。

・ゴネコさん

モンゴメリー・クリフト、この作品もですが、「終着駅」という、ローマの駅を舞台の映画が、たまらんかったとです。相手役はジェニファー・ジョーンズ。香港舞台の「慕情」のあの女優さん。香港へ行った時、あの場所へ行きたいと言ったら、もうあそこは変わっていて無い、と言われてショックだった・・。ローマの映画の方は、年上のヒトヅマと若い男の恋の最後の場面のお話で。中学生でサガンに目覚めたマセっ子だったわたし、年上女と若い男のそういった話が、絶妙に好きでして。アンソニー・パーキンスの影響もありましたね。モンティは「地上より永遠に」という映画も観ました。交通事故で顔に大けがを負って、整形(形成)手術を受けて俳優を続けたのだけど、昔読んだ小森のオバちゃまさんの云いによれば(覚えているの、こーゆーこと)、彼は失った自分の顔貌への思いを捨て切れていなかった、ということらしくて。いやあ。映画は本当にいろんなことを教えてくれました。

リズ・テイラーは、まこと、立派、完璧、な美貌のひとだった、脚は短かった、腕も短くて、胸は大きすぎて、だたひたすらに、若い頃の卵型の顔、その内容、みごとでした・・紫色の瞳で。何人もの養子を育てて。お顔もカラダのラインもお崩れになってからの「いそしぎ」よかったです。リチャード・バートンもよかったわ・・リズの複数の夫さんの中で、バートンは一番よかったと私は思ひます。横顔の顎がよかった。

「我が谷は緑なりき」みたいな映画で、しかも大人になってからの映画行きで、補導されたって? なんじゃそりゃ。すみません笑いました、これ。げらげらげら。ごめんなさい。

ミテコ大妖怪は、勝手に引退する身で、後続の皇族の公務にまで口を出しおる。もうホトホト、あのへんのキチャない人々の話には、閉口ざんす。心の平安乱されて迷惑ですったら。


・たまき さん

はまった。文句なしの突っ込み、ゾクゾク嬉しかったでござったよ。

な~にがレッイッビーやねん、くそ男。大学ダメになれ、バレて追い出されろ、おめおめ戻って来るなよ、お前に踏ませる日本の土は無い、わい。と。控えめなワタクシを、ここまで罵倒のヒトにさせる、あのゲス野郎。昔の欧州貴族ならあれは、車挽きの刑ぢゃ。


・ここへコメント下さったお二人の方、ごめんなさいでした。迷いましたが、残して後を引かれるとなあ、と判断して、消しました。


・茉莉茉莉さん。

そういうことですよね。人は間違う、大きな過ちを犯すこともある、取り返しのつかない方向へ行ってしまうことも。どう生きていてそうなったか、ということもあるし、最後の最後にんあ「自分」であったか、ということも。

言うもイヤになって来ていますが、あの男は,なんにもない。そう考えざるを得ない。反省しない悔いない、軌道修正なんか考えそうにない、どこまでも厚顔無恥に、俺様で行く。

一般人としてそうあるなら、こちらも、直接被害を被らない限り、ここまで酷くは言えないでしょう。が、一般人でないから、今はとりあず。あのお嬢さんを取り込んでいるから(としか考えられない)。週刊誌ネタではありますが「悲願の結婚へ」など目に入ると、どす黒い思念に覆われそうになります。

結婚。結婚してどうするんだ。どうスタートするんだ。一緒にいたいだけでしょ、現実でない世界に二人でいたいのでしょ。生き物としてわからなくはない、つまり、淫欲ですね、今は。恥を知りなさいと思う、思うが、思ってもどうしようもない。親も本人も皿帽子のばあさんも、公人の自覚も無いので、バカとしか思えないです。迷惑です。よね。
2019-02-08-21:43 * KUON [ 返信 * 編集 ]

そうでした

KUONさま、おはようございます。

寝過ごして、最寄りの役までタクシーを飛ばし(ハイヤーと言ひたい)走って乗り込んだ電車の中で、KUONさまブログを読んでます。
よしっ、今日一日がむばれそう!

モンティ。
そうでしたね。
モントゴメリーと発音するので、モンティ。
ジェニファー・ジョーンズ、きれいでした。『慕情』、えがった~。
音楽がまた。
尾崎紀世彦さんの「慕情」好きですわ。
ウィリー沖山さんも、声量はあるけど発音が気になりますわ。

懐かしい思いで、朝のジタバタがすっごく緩和されました。ありがとうございます。
2019-02-09-09:06 * - [ 返信 * 編集 ]