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返事の中までKUONです。
 如月のおべんきょう、ここまでです。
続けてまいります。

この色は詠草。詠み人さんのお名前はこの色。前書きや詞書やメッセージの色です。KUONが書いている部分です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     アルジェリマン

冬晴れの土曜日の午後 音立てて重機ひとりで枯れ田埋めおり

この作者らしい、硬質な風景画ともいうべき世界がよく見えま・・・す、と言いたいけど。「重機ひとりで」は、重機が一人で・・擬人化で、重機さんが一人で作業しているのか(まさか、ね)あるいは、誰かが重機を操って、ということなのか、と疑問を感じました。

わが膝に鼻先のせる黒犬をぐいと引き寄す 夜は寒くて

愛してやまない黒犬さんを、べたべたと詠むをよしとしない作者。でも、この一首では、ぐい、と引き寄せている。夜は寒いから、と。あったかかったでしょうね、この時。

身震いしイヤとコワイを振り飛ばし新しい風まとう黒犬

凛々しい若い黒犬です。

泣く人に神は微笑む 人泣かすヒトにも神は微笑んでいる

軽々に評せない重さ。ぶっちぎったような詠みぶりが生きています。

その石も砂も何かの墓碑なればそこに寝かせよ光の中に

↓ の二度目の投稿の折に、返事をさせていただきます。

手のひらの保湿クリームの香でしのぐ 異国の異臭満ちた電車で
        (・・・空港行きの電車が満員で臭くて、びっくりしました。)

難しい題材のうたですが・・現実に体感すると、てのひらに馴染んだ香りがあってくれてよかったですね、と、素直にいいたくなります。まさか「ヘイト」とか、言わないでいただきたいですね。

     パール

   ~愚痴二首続きます~

⭐金も手も時間も何も出さぬなら
 口も出すなよ煩い外野

よくよくわかります。そのままです。

⭐歳とりて身体は丸くなりてなほ
 心は円くなれないワタシ

円くなどならなくていいです、なれない時になろうとするのは、ご自分がかわいそ過ぎます。ギザギザのままでいい、勝手に丸くなる日が来ます、「さなか」を超えれば。そう思いますよ。

⭐悲しみも悩み不安も憎しみも
 私が私で在る一部なり

そう、思っておられることはいっそ「尊い」と思います。

⭐真夜中に目を閉じそっと雪を食む
 朝には薄い雪化粧かや

わからないではないですが、真夜中に、外へ出て、あるいは窓の外の雪を、そっと、食まれたのかな? そこがいささかちょっと、と思うなり。五句目の終わりの「かや」、これも、わかりますけど「かも」くらいがいいのではないかと。

「降りそめし雪てのひらに受けて食む朝には薄き雪化粧かも」

お気に召さなければ言うて下さいね。


⭐白き息見上げし空にはVenus
 凍る車体に猫バンバンを

すみません「猫バンバン」、勉強不足(?)でわかりません。教えて下さいね。「白き息」は「息白く」ですかしら。なんやろ、猫バンバン。

⭐故郷より逆縁の便りまた一人
 老いし母堂にかける言葉なし

「老いし母堂」とは、どなたのことか・・母堂と丁寧語で仰っているけれど。それと「老いし」=ついやってしまう言い方=は、このうたでは「老ゆる」と、現在形で書いた方がいいと思います。故郷から逆縁の便りが「また」来た。老いておられる「母堂」の淋しさ、嘆きがわかって、かける言葉の無い私、の意味と思います、お優しいお気持ちです、なので、しっかりと歌として仕上げられたらいいな、と、思うのです。

     アルジェリマン

その石も砂も何かの墓碑なればそこに寝かせよ光の中に

   この歌を読み返すと、そこに寝かせるものは、
   命が消えたなにか、のようにも読めると思いました。
   石や砂は何かの血を浴びた墓碑そのものだと思うから、
   海や川の自然における石等を持ち帰るな、という意味で詠みたかったです。


その石も砂も何かの墓碑なれば 触れずそのまま思いいたせよ

   ・・・と、これでは単なる説明になってしまいますよね・・・

「そっと」という言葉を「そと」と書きます。はじめに寄せられた一首の「光の中に」は残したいので、

「その石も砂も何かの墓碑なればそと寝かせおけ光の中に」

とされたらどうかなあ、と、思いました。


     かりそめ

   久しぶりに鎌倉に行けて嬉しかったので、つい。

*小康の身を如月の海光に二年の月日なきがごとくに

完成された一首と思いつつ、欲張るワタシ。

「二年の月日なかりしがごと」「二年の月日なかりしごとく」など、考えてみました。


*鎌倉を歩きたいゆゑ耐えるぞと友に書きたることもありしを

その思いでの「二年」でいらしたのですね。よかったでしょうね、鎌倉。

     たまき

さみしさを 背中におんぶ ねんころり
日々は過ぎてく 雑事にまぎれ

この作者も独特の世界を。しつこいKUONも漏れなくついております。

「日々は過ぎてく」、わざとのこの言い方かとも思いましたが、やはり散文的に過ぎると思います。「日々は過ぎゆく」ではないかと。最後は作者の選択ですが。


執着を 手放したなら 楽になる
空に逃がそう あの雲のあたり

いやホント、執着を手放したなら楽になる。その通り。で。「あの雲のあたり」でとめたい気持ちもよくわかる。正確に言えば、と前ブリつけて申します「あの雲のあたりへ」と一文字余らせるか「あの雲あたりへ」とされるか。作者の選択あるいは好み。


     温泉郷

「いただかせていただきます」と言うテレビ国語を壊し日本を壊す

(笑)。笑い、じゃないですね、ホンマです。最近気になって仕方ないのが「怒り心頭」ということば。本来この後には「に発す」がついているべきでないかい。この頃は単に「怒り心頭」で通っていますよね。あれこれ気になって時代劇も観ていられないし、不便なもんです、とか、いい気になって言ってるワタシ。とほほのほ。

   (京都マラソン)

一万と六千人の走る日は沿道の声選手らを押す

マラソン見るの好きです。マラソンは冬のものです。来年は・・あ、思わずにいましょうか。

皇室のトリプルM子平成の歴史に残る破壊力かな

むむ。トリプル、になってしまいましたか。残念なこと。もう、語る気持ちにもなれません、何やってんだ、いいかげんにしろよ。内心の言葉を、極めて上品風に言えば、そういうことです。もっと言うなら・・やめておきます。

何もかも下卑てしまって。・トリプル。M子ですか。なんともかとも、いやはや、ううん・・・・・。






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 *  分類 : みんなのうた
自動通知機能 : -  *  伝言 : 5  *  記事編集  *  2019年02月21日(Thu) 20時49分
感謝
KUONさま

お直しありがとうございます。

「なかりしがごと」

で、お願いいたします。
時制を無視してしまいました。
これからも「欲張って」いただけたら嬉しいです。
2019年02月21日(Thu) 22時34分       編集
たったの一文字でがらりと変わるんですね!

日々は過ぎてく
日々は過ぎゆく

あの雲のあたり
あの雲あたりへ

面白いですね!

「日々は過ぎゆく」「あの雲あたりへ」
に変えさせていただきます。

一文字でがらりと変わる面白さかな
字余り
2019年02月22日(Fri) 02時36分       編集
ありがとうございました。
KUON様、今月もご指導ありがとうございました。

⭐四首目
夜中、眠れないのでベランダに出ましたら雪が降っておりました。
目を閉じて空に口を開けて食べました。
お行儀はよろしくありません。
唇に触れたらすぐ溶ける儚い雪でした。
二句の「目を閉じそっと」を「空に口開け」
などと詠んでみたり致しましたが
絵図らが・・と思い目の方に致しました。
~降りそめし雪てのひらに受けて食む
 朝には薄き雪化粧かも~
品の良い一首です。
ありがとうございます。

⭐五首目
猫バンバンは、自動車のエンジンルームやタイヤの間に
入り込っんだ猫を逃がすために、乗車前にボンネットを
バンバンと叩く行為のことです。
特に寒い冬は、温かいエンジンルームに入り込む事が
多いということで、自動車メーカーから提案がなされています。
実際に、気づかずに発車して、猫が危険にさらされ
命を落とすケースもあると聞きます。
滅多にないかもと思うのですが、冬の朝の習慣になっています。
~「白き息」は「息白く」でお願い致します。

⭐六首目
「老いし母堂」は、亡くなった同級生のお母様です。遠縁にあたります。
一昨年の幼馴染みより、歳の近い方の訃報が続いております。
おうたの意味は、KUON様がおっしゃって下さる思いで詠みました。
~「老いし母堂」を「老ゆる母堂」にお願い致します。
もう一度、宿題にさせて下さいませ。
出来るか私・・・

また来月も宜しくお願い致します。
2019年02月22日(Fri) 14時18分       編集
お礼
くおんさま、ありがとうございました。
先月は詞書をつけていただき、今月は自分でもやってみました。
できることがちょっぴり増えた感じがしてうれしいです。
2019年02月22日(Fri) 14時47分       編集
No title
>KUONさん、お直しありがとうございました。

冬晴れの土曜日の午後音立てて 重機一台枯れ田埋めおり

青い重機、か、重機一台、か、迷ったのでした。
で、なんで「ひとり」にするんやね~~ん、ですけど。
ここは素直に「一台」でお願いします。

そして、「そと寝かせおけ光の中に」でお願いします。
寝かせおけ、おけ、がいいなぁと思いました。

ありがとうございました。
2019年02月22日(Fri) 20時22分       編集






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