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2019-03-25 (Mon) 15:33

弥生のおべんきょう Ⅳ

間があきましたが、続けます。

     わすれんぼ

冬枯れの寂しき庭に燦然と
輝く黄色水仙の精         
                    (二月の庭)

よほど美しい水仙なのでしょう、気持ちはわかります。このままでいけなくはない一首ですが、最後「水仙の精」は、褒め過ぎというかなんというか。「輝く黄色」と、しっかりあるので、「水仙の花」と納めておかれるくらいが、いいのではないかと思います。

三十回日がな鳥追う浅き春
白木蓮の爛漫と咲く

   ヒヨドリのつがいが来て、放置すると二日ほどで見るも無残に食い散らかしてしまいます。
   なので、今年はひたすら見張っておりましたが、今朝朝寝坊したら、見事にやられました。あーーー。


この一首ね。「三十回」を外したら、とっても素敵なうたになります。「日がな鳥追う浅き春」浅き春、いいです。白木蓮の爛漫と咲く、この景色もとてもいい。春はいいですね、でも、この「三十回」が、おそらく「三十年」のことなのでしょうが、このままではわからん。いっそ三十年、とそのまま書けばわかるはわかるけど、散文的になってしまう。「今年また」とか、「この年も」とか、長い歳月を言いたければ「住み古りて」とか、いかがかと

ようやくに芽吹きの季節訪れて
生まれたてなる若葉愛でおり

生まれたての若葉、いいですね。

お山行こう連れていけないお馬鹿さん
ウレションする仔泊めてくれない

   「お山行こう」と言うと、目を輝かせるのですが、ウレションがひどくなってとても
   泊りがけでは連れていけません。


飼い主の愛情と「仔」の可愛さの溢れかえるうたです・・ううん・・「ウレション」で、ワンコとわかるから、いいのか。いいにしましょう。

この歳でもうひとり仔の母となる
飛びきり無邪気愛らしき仔の

いいですね。羨ましい(笑)。二度目の「仔」は、「無邪気愛らしき仔犬」にしましょうか。「の」は無くてもダイジョブです「仔の母となる」から続いていますので。)「仔」は人でない「子」に使う文字とされていますが、ここは、わんこであることを示しておかれませんか。

     ゴネコ

   何とか文字数を合わせてみました。

ひとつだけ取り残されたズッキーニキュウリでもなくカボチャでもなく

                 (付け句 小僧が口にポイと放れり)

とってもキュートなうたで、しばし悩みました。その末に、申し上げましょう。「一つだけ」ですと、やはり普通的には、ズッキーニいっこ、カボチャいっことなります。ので。そこを厳密に「ひとくちだけ」かひとくちぶん、とか。この際の字余りは「可」なのです。付け句ってここで初めてです。も少し勉強します。

雛の日にイチゴのケーキ買いたしがカゴの中にはコアラのマーチ

深読みを誘う一首。この「コアラのマーチ」の謎を思う。母ちゃんである自分のために買いたいケーキをやめて、そっちを買った、といううた。なのか。他にもあれこれ。そういううたは、「いい」のですよ、とっても。ただ「買いたしが」は「買いたしも」「買いたけれ」「買いたくも」など、お好みで選択されて、「が」は排除なさって下さいね。

薄桃のコアラのマーチ頬張りて幼子のような顔をする母

これも雛の日前後の一首かと。薄桃の、コアラのマーチ。この「母」を作者は、ただいとおしんでおられる。

     パール

⭐何ひとつToDoリスト捗らず
 明日が恐いもう寝てしまおう

ええと。私すっごくモノ知らず?。このごろよく、知らないことに遭遇します。で。ToDoリストって、せんなあかんこと、のリストですか?とか解釈して、わかります、楽しいうたですね~。と。冷や汗。

⭐ホワイトデー諭吉飛ぶ飛ぶ倍返し
 私は数にはいっておらず

(笑)。笑い、じゃないですよね、私は数に入っていないのか。モテたヒトは、自腹きって下さいよ、では、ダメなのですか?ドクター野口くらいなら飛ぶ跳ぶでもいいけど、諭吉翁がじゃんじゃか飛ぶのは辛いです。

⭐目は痒くクシャミ鼻水味覚なし
 春待ち遠し春は憂うつ

春待ち通し春は憂うつ、と。きちんとおさまりました。

⭐故郷の春告ぐ香りくぎ煮炊き
 高級になり入手困難

触らせて下さいね・

「故郷の春告げくるるくぎ煮炊き高値となりて入手ためらう」


⭐高祖母のネズミの歯形ありし雛
 元号六つ目有り難み薄れ

いい歌材です、整理させて下さい。

「高祖母の六つの元号経たる雛ネズミの歯型の顕わにあれど」

「元号を六つ経し雛高祖母のねずみの歯型も遺りておれど」

勝手なことをしました、ごめんなさい。見ていない者の感傷かとも自省しますが、ムズムズと手が動いてしまいました。お好みでないならおっしゃって下さい、うたは詠み人のものですからね。


  <昨年九月強風の名残の桜>

⭐風に折れ切られ残れる幹よりの
 わずか二輪の力強さよ

いいおうたです。わずか二輪、と具体的に言っておられて、いいうたです。

   <逆縁>
 
⭐子が逝きて棺に手を置き目を閉る
 ご母堂の背にかける言葉なし

⭐自らが産みし命が天にゆく
 見送る心底なしの悲や

この世に一番つらいのが、逆縁であるとか。

一首目、悲哀のこもるうたになされました。

二首目、その通りなのですが、こういう場合「悲」という言葉は、とても通りにくいものになるように思います。パールさんご自身、おわかりと思う。「自らが産みし命が天にゆく」思うだけでたまらないこんなこと。「それを「見送る心」なんて想像もできない、ということと思う。「悲」を使うとすれば、「見送る心思うさえ悲し」くらいしか言えないのではないか。どう言えばいいのでしょうね、でも、じっくりと詠まれたと思います。




今はここまで、とさせていただきます。



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最終更新日 : 2019-03-25

ゴネコ、前句を変えたってよ * by ゴネコ
KUONさま、こんにちは。
お加減はいかがでしょうか。ご無理なさいませんよう。

ズッキーニの歌、「ひとくちぶん」に変えたいと思います。なるほどなぁ。ありがとうございました。

前句の部分ですが、「大皿にひとくち残ったズッキーニ」というのはどうでしょう?
付け句は、「小僧が口にポイと放れり」の他に、「仲間の野菜まわりにはなく」とか、あるいは…、あ、コメントが消えてしまいました!
あと二つほど付け句が浮かんだのですが。
いずれにしても、川柳ですねぇ。トホホ。
私には詩情がないなぁ。

「おかあは即物的だからね。唯我独尊」by小僧

コメント欄にて、大変失礼いたしました。
コアラのマーチは、「買いたしも」にしたいと思います。

よろしくお願いいたします。

ありがとうございました。 * by パール
KUON様、今月もご指導ありがとうございました。
お風邪は、良くなられましたでしょうか。
ご無理なさらず、爽やかに完全復活なさってください。

一首目
 ToDoリストは、おっしゃる通り「せなあんことメモ」です。
 もともとメモ魔ですが、忘れた!と思うことが多いので
 買い物とか、薬を貰いに行かなアカンよー、送金は今日までです。
 と書きまくりです。
 ですが、予定通りにはなかなかいきません。
 
二首目
 ホワイトデーは丸投げです(怒)
 仕事で買いに行けないから~で
 あんなの こんなの これくらいの値段で ○○個。
 ため息・・・
 会社の女子の皆さん!もう義理チョコは要りません!
 ってここで言う私。

四首目
 入手困難が、固い言葉で消化不良でした。
 春つげくるる。きれいな言葉です。
 優しく感じます。
 {故郷の春告げくるるくぎ煮炊き高値となりて入手ためらう}
 で、お願い致します。

五首目
 {元号を六つ経し雛高祖母のねずみの歯型も遺りておれど}
 で、お願い致します。
 次の元号が何であれ、本当にいやです。
 それが出てしまいました。
 大切な雛を大事に詠んでいただけて嬉しいです。
 ありがとうございました。

逆縁二首目
 想像したくない程、たまらないことです。
 とても言葉では・・な事と思います。
 「悲」か「哀」かと迷いました。
 見送る心底なしの悲や→見送る心思うさえ悲し
 で、宜しくお願い致します。

今月も、ご丁寧にありがとうございました。
本当に勉強になります。
出来の悪い生徒?ですが、これからも宜しくお願い致します。





 

* by わすれんぼ
お直しありがとうございます。
*水仙の精→水仙の花、の方が良いと思いました。
とても美しい黄色で、寒い間 活き活きと輝いていたので、
さらっと花、ではなく精にしたのですが、
それならばもう少し違う歌にしたほうがいいように思います。

*30回というのは数えていて、一日に30回ほども追い払ったということなのです。(私も花のことになるとしつこい?)
よほどおいしいのか、ほかに餌がないのか、
でも他にもお花は多くなってきているのでたぶん、おいしいのでしょう。
窓辺に机を移して、仕事しながら見張っておりました。
一羽で来るのもいますが、大体はペア。個体識別はできないので、何羽来ていたのかはわかりません。縄張りってあるんでしょうか? 
(花は360個ほど咲きました。数えながら雌蕊摘みしました。)

*愛らしき仔犬・・・仔犬・・何か違うと思って考えていたのですが、
やっとわかったのは、私はこの子を犬と思っていない、
ごくごく自然に我が子だと思っていると言うことです。
“仔犬”とすると対象が客観化されて、何か別のものになってしまう・・ような。

この子が来たのは4年半前、
前の子が亡くなる前は、もう年だから次は飼わないと決めていたのに、
ペットロスがひどくて…4か月持たず。
あの時、ブリーダーのおっちゃんは、子犬を連れて帰る私の背中に、「あと15年、頑張ってよー」と声をかけたんです。
で、私はドキリとして「あちゃー・・・あと15年・・・先に言ってよ」と思った。
時々しんどいんですけど、まだ10年がんばらねば。そういう時、よくまあ思い切って飼ったなと思う。でも、よかったな。そんな歌です。
“もうひとり”も擬人化ではなく、“仔”も“子”にしようかなと思ったのですが、それこそ犬と分かってもらえないので仔にしました。
なので、“仔の”でお願いします。

それとパールさんのお歌、スクロールのせいで“名残の桜”というのに気づかず読んで、何の花かしらと思ったのですが、何かを詠んだとタイトルを入れることで、何の花か歌に入れなくてもよい、と言うような決まりがあったような・・? お教え頂けますか?
長文になりました。すみません。


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ゴネコ、前句を変えたってよ

KUONさま、こんにちは。
お加減はいかがでしょうか。ご無理なさいませんよう。

ズッキーニの歌、「ひとくちぶん」に変えたいと思います。なるほどなぁ。ありがとうございました。

前句の部分ですが、「大皿にひとくち残ったズッキーニ」というのはどうでしょう?
付け句は、「小僧が口にポイと放れり」の他に、「仲間の野菜まわりにはなく」とか、あるいは…、あ、コメントが消えてしまいました!
あと二つほど付け句が浮かんだのですが。
いずれにしても、川柳ですねぇ。トホホ。
私には詩情がないなぁ。

「おかあは即物的だからね。唯我独尊」by小僧

コメント欄にて、大変失礼いたしました。
コアラのマーチは、「買いたしも」にしたいと思います。

よろしくお願いいたします。
2019-03-25-16:26 * ゴネコ [ 返信 * 編集 ]

ありがとうございました。

KUON様、今月もご指導ありがとうございました。
お風邪は、良くなられましたでしょうか。
ご無理なさらず、爽やかに完全復活なさってください。

一首目
 ToDoリストは、おっしゃる通り「せなあんことメモ」です。
 もともとメモ魔ですが、忘れた!と思うことが多いので
 買い物とか、薬を貰いに行かなアカンよー、送金は今日までです。
 と書きまくりです。
 ですが、予定通りにはなかなかいきません。
 
二首目
 ホワイトデーは丸投げです(怒)
 仕事で買いに行けないから~で
 あんなの こんなの これくらいの値段で ○○個。
 ため息・・・
 会社の女子の皆さん!もう義理チョコは要りません!
 ってここで言う私。

四首目
 入手困難が、固い言葉で消化不良でした。
 春つげくるる。きれいな言葉です。
 優しく感じます。
 {故郷の春告げくるるくぎ煮炊き高値となりて入手ためらう}
 で、お願い致します。

五首目
 {元号を六つ経し雛高祖母のねずみの歯型も遺りておれど}
 で、お願い致します。
 次の元号が何であれ、本当にいやです。
 それが出てしまいました。
 大切な雛を大事に詠んでいただけて嬉しいです。
 ありがとうございました。

逆縁二首目
 想像したくない程、たまらないことです。
 とても言葉では・・な事と思います。
 「悲」か「哀」かと迷いました。
 見送る心底なしの悲や→見送る心思うさえ悲し
 で、宜しくお願い致します。

今月も、ご丁寧にありがとうございました。
本当に勉強になります。
出来の悪い生徒?ですが、これからも宜しくお願い致します。





 
2019-03-25-17:35 * パール [ 返信 * 編集 ]

お直しありがとうございます。
*水仙の精→水仙の花、の方が良いと思いました。
とても美しい黄色で、寒い間 活き活きと輝いていたので、
さらっと花、ではなく精にしたのですが、
それならばもう少し違う歌にしたほうがいいように思います。

*30回というのは数えていて、一日に30回ほども追い払ったということなのです。(私も花のことになるとしつこい?)
よほどおいしいのか、ほかに餌がないのか、
でも他にもお花は多くなってきているのでたぶん、おいしいのでしょう。
窓辺に机を移して、仕事しながら見張っておりました。
一羽で来るのもいますが、大体はペア。個体識別はできないので、何羽来ていたのかはわかりません。縄張りってあるんでしょうか? 
(花は360個ほど咲きました。数えながら雌蕊摘みしました。)

*愛らしき仔犬・・・仔犬・・何か違うと思って考えていたのですが、
やっとわかったのは、私はこの子を犬と思っていない、
ごくごく自然に我が子だと思っていると言うことです。
“仔犬”とすると対象が客観化されて、何か別のものになってしまう・・ような。

この子が来たのは4年半前、
前の子が亡くなる前は、もう年だから次は飼わないと決めていたのに、
ペットロスがひどくて…4か月持たず。
あの時、ブリーダーのおっちゃんは、子犬を連れて帰る私の背中に、「あと15年、頑張ってよー」と声をかけたんです。
で、私はドキリとして「あちゃー・・・あと15年・・・先に言ってよ」と思った。
時々しんどいんですけど、まだ10年がんばらねば。そういう時、よくまあ思い切って飼ったなと思う。でも、よかったな。そんな歌です。
“もうひとり”も擬人化ではなく、“仔”も“子”にしようかなと思ったのですが、それこそ犬と分かってもらえないので仔にしました。
なので、“仔の”でお願いします。

それとパールさんのお歌、スクロールのせいで“名残の桜”というのに気づかず読んで、何の花かしらと思ったのですが、何かを詠んだとタイトルを入れることで、何の花か歌に入れなくてもよい、と言うような決まりがあったような・・? お教え頂けますか?
長文になりました。すみません。

2019-03-26-10:20 * わすれんぼ [ 返信 * 編集 ]