みやび のにほひ あらなくて
今朝、久しぶりに自分以外だれもいない朝。テレビの前で大津の幼いお子たちの事故の映像に、涙を流していました。
その後、昨日の雅丼のドッスン映像を見ました。私は前記事のタイトルに「正装と略装」と書きました。昨日のあの衣装は、平成の時代の高円宮家の女王さんの結婚式の折りの衣装に並ぶ、準・礼装なのだそうでした。テレビによれば、十二単はあれに、足してゆく衣裳なのだそうです。長い裳を引くとか。テレビでは,美智子様の時もこうだった、とか一度ならず言うてました。
わたし間違えたか、お詫びと訂正しなければ、か、と、いささかヒヤリとしました。エラそうに書く以上、アカン時は認めないとね。
で、思い直しました。美智子さんが完全に「是」「正」だったとは限らない、と。伝統は人を苦しめる、と仰った方ですし。それはある面、わからなくはないです。でも、フツーではない伝統の家に入ってね。
カツラを女性皇族に取り入れたのはあの方。紀子さまも,ですから、ご結婚の際と、前・天皇の即位の時と、おつむりの「おすべらかし」の様態が異なっています。カツラでない方が、比較させていただくとすれば、自然で美しかったです。
で。
お詫びも訂正も無しでいい、ということで・・。かつ。
雅丼コウゴウが場所入りされたのが、儀式の始まる一時間前だったと。以前も、古式ゆかしい衣装であれこれされたと報じられて画像映像一切無く、ということがありましたが、真面目なはなし、準備の時間が一時間ではあまりに無理と思われる。
雅丼さん大苦手、大苦行の「潔斎」=特別な身の清め方=をしてもらって、以下。テレビニュースが教えてくれた。
この装束は襟元部分と袖口だけが5枚ほど重なっているだけで、何枚も重ね着はしていない。。そして前を合わせていないようでもある。
そんな態の装束でも、あのおからだに着せ付けて行くにはそれなりの工夫や、妥協や、周囲のご苦労がおありだったであろう。しかも時間に追われながら。雅。ミヤビ、のにほひの一切感じられない・・とか言うのは、要らんことですね。
わたし、着物、それもカジュアルでない和服については、ほとんど無知。なので、記事にする前に、一応、そちら方面に詳しい方に尋ねてみたのでした。あれ、オーケー?って。
最後、彼女も笑っていました、終わりは近いわね、とか。え。何のことかしら。?