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Top Page › みんなのうた › 水無月もうたに満ちて
2019-06-25 (Tue) 13:25

水無月もうたに満ちて


六月、水無月の「みんなのうた」まとめさせていただきます。

彩とりどりのブーケのように、それぞれの方がそれぞれ素敵なおうたをお寄せくださって。嬉しいです。

今年も、これで半分が終わる、ということですか。詳しくはないシャンソンの、心に住みついているあの歌。

「人生は過ぎゆく」。

そう、人生は過ぎゆく。きちゃないこともものも、忘れてしまおう!。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     KUON の詠める

・かの映画「血と骨」ラストの表情を憶はするビートたけしの離婚

・つやつやのうすくれなゐのさくらんぼ小さきパックを購ふ太宰の忌

・ゆふべ見し硝子の風鈴をまなうらに顕たしめ清き音おもひゐつ

・星々の触れ合へるごと鳴りゐたりガラスの風鈴ゆふべの風に

・好もしきコーヒーの香よ卓上に吾が誕生花の薔薇ほぐれそむ

・鋭(と)き棘を除かずをかむいにしへより薔薇は棘もつ花なればゆゑ

     おてもやん の詠める

○雨あがり尾道駅より坂登りあじさい寺で深呼吸する

     おおやま よしの の詠める

   英語がご堪能な皇后様を拝見して。

・いえすいえす おーいえすいえす おーいえす
音出ないから 国民騙せる

・どうですか? よく眠れたの? なに食べた?
質問してりゃ 話せるワタシ

・話せると アピールするのに 夢中なの
五月蝿いナルを 無視してしゃべる

     かりそめ の詠める

*ひとり行く夜道に人の群れ座る足を止めれば紫陽花の毬

*知らぬ地の住所濡らさば届かざらむポストを傘に入れ投函す

*電飾のやうに杏の実が灯る落ちても割れぬ小さき(ちさき)電球

*先生に杏林を教へしは去年(こぞ)のこととは 月日は速し

*画面には「俺の知らない俺」なんて素敵な歌を歌ふ青年

      <友よ>

*友人の夫を名乗る人の声黒雲のごといやな予感が

*わたしが先に逝くと言ったのに先に逝っちゃうなんて 戻ってきてよ

*インドでは最後に飲んだラッシーでみごと六人お腹こわしたっけ

*六人で計五百歳生きようとあなたは言った旅の途中で

*歌うたいハープを弾いて待っててねひとりふたりと後を追うから

   <日常>

*郷里へと走る列車の速きこと馴染みの駅を次々通過

*外出のあとの二日はいちにちの大半眠る命かばひて

*と言ひつつ怠け病かもしれざると心ひそかに疑ひてをり

*不眠症六十年もかこちしに病ひ得てより眠りに眠る

*あそこまでセンスわろきも珍しや皇后とやら返上すべし

     温泉郷 の詠める

哲学の道を歩めば水の面に蛍光れり声を潜めむ (旧仮名)

音もなく蛍舞ひをり幽かなる光のリズム命を刻む (旧仮名)

観光の外人席を占領す通勤中の我らは立ちて

京都にもじょーこーごーが現れた未練がましく報道させて

     黒猫アビ の詠める

 ・雨の中紫陽花の花いきいきと
  散歩の足を止めてながめる

 ・部屋内の温度と湿度確認し
  暮らす梅雨時身体にこたへ

 ・窓開けて雀のさえずりききながら
  その日の予定のんびりこなす


・夫といく出雲大社と伊勢参り
  並んで拝す念願叶う

 ・晴天の出雲大社に誇らしく
  はためいていた大きな国旗

 ・石段を我のうしろをゆっくりと
  登すれる夫に黙し感謝す

 ・縁ありて世代をこえた慰労会
  若き人との会話は宝
 
     ギボウシ の読める

   (20年余り、ベランダで鉢植えを育てています。水やり以外の世話は
   ロクにしてきませんでしたが、毎年5月に艶やかな姿を見せてくれていたのに、今年は…)

   ベランダの鉢植えに国の象徴を重ねて)


- アマリリス 越冬しくじり 花咲かず 全て見直せ 土も器も

   (新幹線の車窓より都心のビル街を眺めて)

- 耐震が 制震 免震と進化して人は守られ どこへ向かわん

   (アマリリスその後)

- 咲かずとも 肉厚の葉は 空に伸び 来る年に力 蓄えんとする

- 水無月に 横殴りの風 打ち付けて 葉の倒れおる そのままにする

     アルジェリマン の詠める

   散歩中に、いろいろな鳴き声が聞こえます。
   その鳴き声が楽しかったり悲しかったり、
   いろいろに聞こえます。


甲高き鳴き声追えば巣立ち雛 力の限り母鳥を呼ぶ

田植え待つ水田に映る灯火や 遠く近くに蛙らの鳴く

悠然とシラサギ歩む水田に風の冷たし蛙静まる

突然の雨に濡れるも家ごとの紫陽花の色確かめつつ行く

遠雷の止みて降りだす雨音に犬はおびえて立ちすくみおり

足元を燕飛び去る夕暮れに子猫らの声母猫いずこ

子猫らの姿わからず立ち去りて雨よ降るなとその夜願う

     selala の詠める

・柔らかき 雨のリズムを 聴きながら 眠りの前の 琥珀の一杯

・憧れる 空を映した 彩と 露をまとって 紫陽花の花

     まめはな の詠める

・道端の木の鈴生りの枇杷の実の花束の如し明るき朝(あした)

・枇杷の木を見て思い出す童話雑誌「びわの実学校」今も続けり

     白萩 の詠める

・もう飛んでいる今年の蚊 夜更けまで我眠らせず夫(つま)に討たるる     
                              [初夏の夜]

・蛍火のひとつまたひとつ増えゆきて宵から夜へうつる頃かな。     
                              [蛍狩り1]

・何やらにかなし蛍火 亡き人の魂(たま)の現(うつ)し身ゆえなりけるか
                              [蛍狩り2]


・腕に抱く子猫の温(ぬく)し 飼いたくも思い留まる転勤族なり
                              [夫実家の飼い猫1]

・ひたすらに子を慈しむ母猫は子を虐げる人より尊し
                              [夫実家の飼い猫2]

・子を疎む人には授け子を望む人には授けぬ神とは何ぞ
                                            [神の采配]

     かげろう の詠める

   3月に福井県を旅行しました。
   平泉寺白山神社は印象に残りました。


越前の苔むす階歩み来て古き社に柏手ひびく (旧仮名)

神おはす浄き御山をあふぎみる白き頂まばゆくぞみゆ (旧仮名)

   家庭菜園で収穫しました。

アスパラガス土押し上げて伸びてゆく力の強さよ羨しと思う

     玉兎と茜馬 の詠める

紫陽花を模した和菓子を食べたいと思う幾年たとえばゼリーの

     天上の青 の詠める

新しい御代を跨いであの世へと
続く道は穏やかであれ

     あさがほ の詠める

 令和てふ文字の在り処は知らざりき万葉集に出逢ひし十六の夏

 目覚むればうつつに戻る寂しさにほどき物して明かす短か夜

 とりどりにみごとな生のかたちして枝剪りがたき六月の薔薇

     素ももも の詠める

暦見る第三週目の日曜日来ない祝いに泣けてくるなり

     パール の詠める

☆そもそもが持ってたのかと苦笑い
 やる気スイッチまだ帰らない

☆ノンアルと思いっ切りのため息と
 彩りのないやさぐれタイム     


☆スーパーのプリンの見舞いで破顔する
 そんな貴方が友で良かった

☆心に鋼をまとわせて過ごそう
 私はそんなに弱くないはず       <言い聞かせ>

☆若葉見て胸の奥から痛みくる
 戻らぬ若さ感じるからか

☆雨は未だ水無月の花あじさいを
 花屋で買うはいつも紫


★出た出たと月やお化けじゃあるまいし
 恥晒すなら出なくて結構       <下こうごうサマ>

★不躾も不様も不備もれーわ流
 民が恥ずかし終われよれーわ

     こぶ の詠める

   歌はなかなか作れずにいましたが、
   どっちらけの代替わりを横目で見て過ごしております。


*グループのゴタゴタさえも楽しげに
話して明日から修学旅行

*我が祖先殿から名前を賜った
旅の社で昔話聞く

*萩焼きのコーヒーカップ撫でながら
ユニクロワンピで1日過ごす

     わすれんぼ の詠める

亡き犬の駆け寄りてくるフォトありて 愛しき日々をしばし思いぬ

店先にパン焼く香りあふれ出て 散歩の君を中へと誘う

無邪気なる黒き瞳の輝きて 遊べと誘う愛らしき君

   (我が家の長男と長女(故犬)、そして次女の歌です。)

****************

花の家たれかそう言う我が家なり 心の隙間埋めて花満つ

人生の終わりの時が近づきぬ そんな気がする穏やかな午後

何もかもどうでもよくてただ茫としていることの安らかなこと

フランスのいと可愛らし童謡はなにやら不思議まじないのよう

****************

あの婆の肥大したエゴ詰め込んだ引っ越し荷物運び切れぬか

なるほどね摂政という実務では目くらましする道具が足らず

芋基地を“鮮烈デビュー”と絶賛す 腐れメディアよ恥を知らぬか

     ゴネコ の詠める

   電車で降りる駅で降りられませんでしたっ!

「このお菓子おとうと食べた」一言が嬉しくもあり寂しくもあり

日の本の言葉を自在にあやつりてピーター・バラカン ラップを語る

ブログ主亡くなりましたお知らせにただぼんやりと画面を見つめる

三人で水遊びの日思い出す夫逝きて後七度目の夏

                  



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最終更新日 : 2019-06-25

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KUONさま * by おおやまよしの
今月もこの場を作ってくださり、ありがとうございました。

お礼にかえて * by あさがほ
ありがとうございました。
なるほど、こういうものなのですね。

           お礼にかへて
六条の御息所の歌会のこの幽さのありがたきかな

NoTitle * by KUON
・おおやまよしの さん

・あさがほ さん

こちらこそありがとうございました。

いつも、引き続いてうたのことを書いて行きたいと思うのですが、それしてるとキリがなく(笑)。

毎月のおうたがまとまった時点で、この月のうたのことはここまで、とさせて頂いております。

よろしくお願い申し上げます。知識も何もあやふやでいいかげんで、汗かきながら皆様のおうたに向き合っている次第で・・・。


おやすみなさいませ * by あさがほ
あ、なんだかお気をつかわせてしまったみたいです。
単なるお礼の言葉で歌と言えるようなものではありませんので・・・

梅雨らしくなってまいりました。
ご夫君さまともどもお体おいといくださいますよう。
おやすみなさいませ。

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2019-06-25-17:11 * - [ 返信 * 編集 ]

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2019-06-25-18:44 * - [ 返信 * 編集 ]

KUONさま

今月もこの場を作ってくださり、ありがとうございました。
2019-06-25-23:58 * おおやまよしの [ 返信 * 編集 ]

お礼にかえて

ありがとうございました。
なるほど、こういうものなのですね。

           お礼にかへて
六条の御息所の歌会のこの幽さのありがたきかな
2019-06-26-16:51 * あさがほ [ 返信 * 編集 ]

今も夢見る NoTitle

・おおやまよしの さん

・あさがほ さん

こちらこそありがとうございました。

いつも、引き続いてうたのことを書いて行きたいと思うのですが、それしてるとキリがなく(笑)。

毎月のおうたがまとまった時点で、この月のうたのことはここまで、とさせて頂いております。

よろしくお願い申し上げます。知識も何もあやふやでいいかげんで、汗かきながら皆様のおうたに向き合っている次第で・・・。

2019-06-27-22:42 * KUON [ 返信 * 編集 ]

おやすみなさいませ

あ、なんだかお気をつかわせてしまったみたいです。
単なるお礼の言葉で歌と言えるようなものではありませんので・・・

梅雨らしくなってまいりました。
ご夫君さまともどもお体おいといくださいますよう。
おやすみなさいませ。
2019-06-27-23:04 * あさがほ [ 返信 * 編集 ]