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返事の中までKUONです。
 七月のおべんきょう Ⅱ
続けます。

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     selala

梅雨明けぬ 灰色の空 仰ぎつつ 晴れぬ思いの 令和文月

お作に触れていい、との前提として、書かせて頂きますね。

定型のリズムにきちんとのって、まとまったおうたと思います。細かいとこさわります。この一首の切り出し方は「いい」のです。ただ「梅雨明けぬ」には一通りでない解釈があり・・梅雨が明けた、の意味と。梅雨は明けていない、の意味と。おそらくこのうたは明けていない、の方でしょう。梅雨の明けない灰色の空を、の意味ですね。


紫の 俯いて咲く 花の名に 光の宿る 文月の夜

ロマンティックな風情の一首。「紫の 俯いて咲く」ここまでは解ります、つぎ「花の名に」ここから問題。「花の名に 光の宿る」ううむ。花の名に光の宿る、とは。どのような名の花でしょうか。光、に関するお名前? そして「文月の夜」に、その「花の名に光の宿る」って。特殊な場面なのかと、疑問がわいてしまうのです。

なんとなく素敵、で、通されないで、きちんと詠み尽くされればなあと感じます。「名」はいっそ、除かれればいいのかも知れません。難しくても、あいまいにしておかれないで、アタマ絞ってへろへろになられても、せっかくの一首、生かしていただきたいと思います。・・私は私のままに、と思われる方はおられますので、もちろんそれはその通りですので。始められたばかりのこの時に、申し上げておきたいのです。人さまの作品に、私も自分なりに懸命に向き合っています。うなりながら手を入れて、これは自分の思いと違う、と言われれば、ひくしかありません。


朧げに 光は過ぎて せせらぎの 音も幽かに 蛍寄り添う

雰囲気をつかんで出されるのは、お上手で素敵と思います。 


     アルジェリマン

黒煙の上をヘリ飛ぶ空梅雨の夕(ゆうべ)に災の広がり行く
                  
   【となりまちの火災を目撃して】

一点。「広がり行く」に一文字足りないのが、ここでは落ち着かないです。「広がりて」行く、か、昔風に「広がり行くも」とかにされるか。

赤錆の外階段に猫五匹一段置きに寝たり起きたり

ちょっとレトロな写真みたい。赤錆の外階段だから、自由な猫たちが活きています。

鉢植えの放置されたるアパートに老女がひとり近づいて行く

ひそやかに杖の音鳴るアパートの階段上に老女の姿

生垣も庭も荒れたる古家の売り家の文字太く鮮やか

堂々の空き家の屋根のどこからかスズメ飛び出すスズメのお宿

この4首、連作として読みました。アパートと、堂々の空き家なので、同じ情景でないかもしれませんが、うたの匂いに共通するものがある・・・この老婦人も、売り家の文字のような、過去をちょいと覗いてみたいような(失礼ですが)方でないか、と。ミステリアスな感を抱きます。

興に乗り気付けば知らぬ道ばかり黒犬見上ぐおうちへかえろと

まっすぐな目で見上げる黒犬さんは、ちょいと不安になったのか。でも大丈夫、飼い主さんと一緒ですから。

浅黒く若い力士はさっそうと甘い匂いとイヤホンつけて

   【大相撲名古屋場所開催中、若いお相撲さんが地下鉄にのります】

お相撲さん、いい匂いがしますよね。お肌もぴっちぴち、ぴっかぴか。で、眼鏡かけていたり、イヤホンつけていたり。


・・・・・申し訳ないことですが、今日はここまでとさせていただいます。




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 *  分類 : みんなのうた
自動通知機能 : -  *  伝言 : 6  *  記事編集  *  2019年07月17日(Wed) 20時14分
>KUONさま、
一首目、「広がりて行く」、でお願いします。


声に出して読まなかったからか、一文字不足に気付かなかったです。
ありがとうございました。

アパートの歌は、全部同じアパートですが、
古家は二軒とも別々なのです。
でも、同じ散歩道にあるので、気分は連作です。

家を見ると住む人のことを想像し、
自分の行く末にも思いをはせます。

2019年07月17日(Wed) 21時02分       編集
>人さまの作品に、私も自分なりに懸命に向き合っています。うなりながら手を入れて........

のお言葉、心にぐさりと刺さりました。
先ほどのコメントで安易なことを書いてしまって失礼しました。
へろへろになるぐらい考えてみます。
2019年07月17日(Wed) 23時01分       編集
ありがとうございます
はい、「ぬ」には後から気付いていました。台所仕事をしている時「夏は来ぬ」「風立ちぬ」があったなと。変更させていただこうかと思いましたが、今回はKUONさんのお部屋をお訪ねして歌会に参加している風にとコメント欄に向かいましたのでそのままにしました。

花の名はホタルブクロです。今、庭や道端でたくさん咲いています。この花に蛍が入ったら素敵な灯りになると思っていたので、見たことは無いですがその情景を「光の宿る」としました。ホタルブクロに蛍では重なってしまうので「花の名」にしたことが意味不明になったのですね。一考してみました。

紫の 俯いて咲く 花の名に 光の宿る 文月の夜

紫の ホタルブクロの 花の中 蛍が居るや 文月の夜

皆様のたくさんのお歌に向き合っていらっしゃるので、お時間のある時に見ていただけたら嬉しいです。

2019年07月18日(Thu) 20時31分       編集
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2019年07月19日(Fri) 09時21分       編集
・salala さん

馴染んでいて下さってないのに、きつい書き方をしましたね、ごめんなさい。読ませていただきました、私もいっしょけんめい、勉強させていただきますね。
2019年07月19日(Fri) 14時50分       編集
・9:21分の秘密の〇さん


「幟見て 難波の春知る おのぼりさん」
こう詠んで、某所、某仁に「ふざけるな」と叱られたと仰る。わたし、雰囲気のあるいい一句と思いますけどね。お相手の方には通じなかったのですね、きっと。

そうそう。お相撲さんは、自転車にも乗ってる。うちわを持っていると、うちわが、とても小さく見えて、面白可愛いです。

2019年07月19日(Fri) 20時44分       編集






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