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2019-08-27 (Tue) 20:04

八月の、みんなのうた。



     KUON の詠める

・八月の沖を若きらのヨットゆく平和といふは痛みのごとし

     白萩 の詠める

・ご利益は夫婦和合と伝えらるる芦刈山のちまき飾りたり

・懐かしきコンチキチンのお囃子よ京の街そぞろ歩きし昔

・面影もおぼろげなりし川床でともに舌鼓打ったあのひと

・この高さまで飛びおるかとんぼ達眺めるはビル5階の窓なり

・蝉の声もビルの中までは沁み入らずオフィスを出た途端の大合唱

・全身におさまりきれぬ喜びで跳びはねる若きナインの夏V(ブイ)   [甲子園出場おめでとう]

・戦争の記憶あたらし八月の六日九日十五日なり

     アルジェリマン の詠める

   【通勤電車から、撤去された空き家の跡地が荒れ行くのが見えます。】

屋敷跡より伸び出でてタケノコのその葉の揺るる月にも届け

竹やぶを覆い尽くしてヒルガオは線路の土手を昇り始める

ヒルガオの覆いの下で笹の葉は今もさらさら鳴ってるだろうか

ヒルガオの重なる藪に風吹いて夜と昼とが入れ替わりゆく
 
   【朝夕の犬の散歩や庭の姿に、毎日何かを発見します。】

雲流れ黒犬の背に影が来る出穂未だしイネ揺れる畔

朝の庭耳元かすめるギンヤンマ水撒きながら故人を思う

春以来水遣り続け甘夏がついに芽吹いた酷暑の葉月

切り詰めたアジサイの株いさぎよし濃き葉桜に夕風通る

西空に赤き三日月低くあり夕蝉鳴いて涼風の立つ

朝晩に水継ぎ足して我が池はいつかはトンボの聖地とならん

ばんじゅうに水草入れた我が池はホテイアオイが膨らみ広がる

初めてのホテイアオイの花咲きし盂蘭盆の日に台風が来る

     萌黄色 の詠める

珈琲の香も味もありません百円ケチって朝のため息

終戦記念日 祖母の残した手帳には
“星影のワルツ” 想い重ねる

   じいちゃん私たちの為にありがとうございました。

     おおやま よしの の詠める

   眞子内親王殿下の南米ご訪問の様子を拝して

罵詈雑言 悪口の礫 受けるとも
眞子と(まこと)の花は 輝きて咲く

   豆記者たちを羡む

来る日の 帝二人を 拝したる
その幸運を思え 豆記者

   8月6日に思う

小さきあたま 自ず寄らむの先生の
今の日本に どれほどや居る

   8月15日に思う

妻も子も なき大叔父の 死に場所は
ルソン島とぞ 原戸籍告ぐ

   戦没者追悼式での皇后様を拝して

追悼の 頭を垂れた その内に
真心ありや 死者を悼むの

     まめはな の詠める

・「解散はせず」まき子夫人の言いたれど石原軍団若人覇気なし

・死に逝ける蝶草陰に隠しけりまた良きものに生まれておいで

・到来の桃剝く我に吾子の言う「まだ桃太郎出てこないねえ」

・妊婦なり風呂の鏡に映りいる我が腹眺めつくづく思う

・白魚のごときという手ありぬれどたらこのごとき太きこの指

     洗浄液ありす の詠める

   [岩手県大船渡の佐々木朗希投手の投球数について

その一
194 限界超えの4回戦
球威補い 織りなす緩急

そのニ
甘えるな いざ仲間を連れ 本戦へ
喝を入れたる老害は野手

その三
監督の 英断歴史に 刻まれし
旧態球界 レボリューション

その四

張さんはブラジルの人に叫んでて
ハマの大魔神ブルペン入りを

     玉兎と茜馬 の詠める

防げない私にカノジョが向けて来る激気むき出し燃え盛るコトバ

     かりそめ の詠める

*朝蝉の力のかぎり鳴いてをり憂さの入りこむ暇(いとま)あらざり

*樹には蝉草には虫の夜に鳴くわが心には鬼の来てをり

*マンションの部屋のどこかに鉦叩そのつましさを子守唄とせむ

*見上げゐる我につられむすれ違ふ少年たちが秋の星見る

*父と子の水鉄砲を撃ちあへり水光りつつ通ひあひゐる

   <触れたくはあらざれど>

*憲法を枉げて退位をせしからはひそと消ゆるが人の道なり

*かの女帝浸かりし沼は底無しの嘘と欲との耐へえぬ臭ひ

   *気を惹くに癌を詐病に使ふなら真の患者は泣くに泣けざり

     (詐病と言う所以は)

   *喋れぬと大々的に報道し声を聞かれし過去あるゆゑに

     おてもやん の詠める

〇盆休み家族が揃う朝ご飯味噌汁焼き海苔たくあん旨し

    息子も帰省してにぎやかな盆休みです。

〇老犬にとろみごはんを作り置き家人に託し一泊の旅

〇博多駅新幹線のホームにてミッキーの絵の車両を写す

〇我の乗るつばめ319号は今写したるミッキー車両

〇絵本見て列車の名前次々に覚えるオトコ三歳オタクか

     黒猫アビ の詠める

 ・窓ガラスさわれば熱しベランダへ
  出るもためらう激暑の今夏

 ・エアコンがフル回転の部屋ごもり
  暖パンはいて冷えからまもる

 ・あきらめか夫婦ゲンカも気力なく
  腹の立つこと黙して逃す

     ギボウシ の詠める

昼餉前ここにも一人おじさんが 群れるでもなく散歩をしおり

卒寿超え逝きし姑の家族葬 ひ孫6人よくぞ殖えたり

     あさがほ の詠める
                   
    祭 今昔

  幣垂れて街は祈りに入りにけり十歳の夏の祭恋しも

  はちまんの神迎ふると白襷いなせな父の昭和の祭

  いつしかに納涼祭とかはりけり神なき夜の祭囃子か

         猫たちとの暮らしの終わりの始まり     

  死のにほひ纏ひてもなほ独り立つ 猫はいつでもあざやかに逝く

  玉止めし返し針して帛を縫ふ鎮まりし猫(こ)の魂よとどまれ

  猫を悼む思ひに曇りなきものをあはれ物喰ふヒトの営み

    残暑

  炎暑なり かくのごときか蒸籠にて蒸さるる小籠包の絶望

  秋は名のみ熱風淀む庭の面を浄むるがごと藤返り咲く

     天上の青 の詠める

蝉時雨 
戦後は遠くなりにけり
平成令和あまりに軽し

     温泉郷 の詠める

大花火びわ湖の中へ突き刺さる夜空に響く音の遅れて

台風の去りて五山の送り火を隣人と見る語らいながら

風にのり音が届くよ山越しに打ち上げ花火の上だけ見える   (2018:夏)

     パール の詠める

☆増す暑さ大合唱の止み間待つ命七日と思いはしても   <セミ>

☆響のみ姿なき花火我が部屋で風情なくともそれもまた良し

☆亡友(とも)の実家(いえ)更地になりし跡に立つ汐のかほりは何も変わらず

☆ここが居間ここ台所懐かしむ他人(ひと)から見ればアヤシイ私   <亡き友の実家跡>

☆日の出は日々に遅くなり五山の送り火過ぎしも秋は未だ見えず

☆人災に天変地異に隙(いとま)なく命奪わるる民の哀しみ   <祭祀王なき日本>


★スキャンダルと嘘に塗れた皇室に祷る心があると思えず

★祭祀王なきとなりしかこの国に要らぬモノなり終われよれーわ

★英霊の御霊に向かいて「反省」て何?アンタの結婚反省しろよ!   <下てんのーさんへ>
 
     ひらりんこ の詠める

嘘言ってNHKを解約す
いいのあちらもどうせ嘘つき

     わすれんぼ の詠める

五輪とかスポーツだとかいとうざし 我が人生に関係もなし
 
“スリーエス”ナチスの言うた目くらまし 日に日にひどく狂いゆく世は
 
香港の民必死なるデモの波 従うだけの我らの愚かさ 

   山梨・北杜市にて

美しき森をむしばむソーラー群 恥知らぬ者のさばるこの世
 
森の道逃げ立ち止まる親子鹿 清き瞳で我を見つめり 


この夏は姿を見せぬガマガエル 長く我が家に住まいしものを

トイレより戻れば君の大歓迎 お帰りママと大はしゃぎなり   愛犬

届きかけ届かなかったあと一歩 馬の前髪つかめぬくやしさ 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


暑いなか、おうたをお寄せくださり、ありがとうございます。

また九月に、九月のうたでお目にかかりたく思います。

激暑は、ボディブローのように効いて来そう。負けるもんか、夏。気ばかりは、そんな感じです(笑)。


 
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最終更新日 : 2019-08-28

うわぁ * by ゴネコ
たくさんの歌、うた、ウタ。
季節が感じられて、ステキです。
19日。帰宅後寝落ちしていた自分がムニュムニュ。

管理人のみ閲覧できます * by -

* by KUON
お詫びします。

二首をお寄せくださっていた「ギボウシ」さんの一首が、私のミスで、まとめの中に入っていませんでした。

お詫びします。ただちに、あるべきところに書き入れさせてもらいました。

もう一度。ごめんなさいギボウシさん。

お教え下さったお方、本当にありがとうございました。お礼申し上げます。

皆さま、来月もご一緒に、日本の言葉を愉しみましょう、どうぞよろしく、です。



いえいえ * by ギボウシ
KUON様も、投稿された三首の内の一首のみを「まとめ」の中に入れていらっしゃったので、私の分も一首に絞ってくださったと勝手に解釈し(密かに)感激したりしてました(笑)

二首目も取り上げてくださって、ありがとうございます。そして、そっと教えてくださった匿名の方にも、感謝申し上げます。

KUON様の「平和といふは痛みのごとし」が、ずっと心に響いています。
訴える力があるお歌とは、まさにボディブローの如く、じわじわと効いて来て、何が正解なのか、人間の本音とは何なのか・・と、深い思考を促すものなのだと、改めて知りました。

一朝一夕にはたどり着けない境地ですが、めげずに詠み続けたいと思います。
来月以降も、どうぞよろしくお願い致します。

* by KUON
・ゴネコさん

たくさんの作品、すてきでしょ。て。ワタシがえばることではないですが、えばりたい、ホント。鑑賞も楽しいです、実作も楽しいです、うたは。

・ヒミツの〇〇さん。教えて下さり、ありがとうございました。

今後もよろしくお願いします。

詠草をお寄せくださった皆さま、いったんまとめて後のコメントに、お返事させてもらってなくて。書きたい思いは山とあるのですが、まとめるまでがヘタレくおんの限界、と思し召し下さればありがたいです。

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うわぁ

たくさんの歌、うた、ウタ。
季節が感じられて、ステキです。
19日。帰宅後寝落ちしていた自分がムニュムニュ。
2019-08-28-07:23 * ゴネコ [ 返信 * 編集 ]

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
2019-08-28-18:57 * - [ 返信 * 編集 ]

今も夢見る 

お詫びします。

二首をお寄せくださっていた「ギボウシ」さんの一首が、私のミスで、まとめの中に入っていませんでした。

お詫びします。ただちに、あるべきところに書き入れさせてもらいました。

もう一度。ごめんなさいギボウシさん。

お教え下さったお方、本当にありがとうございました。お礼申し上げます。

皆さま、来月もご一緒に、日本の言葉を愉しみましょう、どうぞよろしく、です。


2019-08-28-19:17 * KUON [ 返信 * 編集 ]

いえいえ

KUON様も、投稿された三首の内の一首のみを「まとめ」の中に入れていらっしゃったので、私の分も一首に絞ってくださったと勝手に解釈し(密かに)感激したりしてました(笑)

二首目も取り上げてくださって、ありがとうございます。そして、そっと教えてくださった匿名の方にも、感謝申し上げます。

KUON様の「平和といふは痛みのごとし」が、ずっと心に響いています。
訴える力があるお歌とは、まさにボディブローの如く、じわじわと効いて来て、何が正解なのか、人間の本音とは何なのか・・と、深い思考を促すものなのだと、改めて知りました。

一朝一夕にはたどり着けない境地ですが、めげずに詠み続けたいと思います。
来月以降も、どうぞよろしくお願い致します。
2019-08-28-20:30 * ギボウシ [ 返信 * 編集 ]

今も夢見る 

・ゴネコさん

たくさんの作品、すてきでしょ。て。ワタシがえばることではないですが、えばりたい、ホント。鑑賞も楽しいです、実作も楽しいです、うたは。

・ヒミツの〇〇さん。教えて下さり、ありがとうございました。

今後もよろしくお願いします。

詠草をお寄せくださった皆さま、いったんまとめて後のコメントに、お返事させてもらってなくて。書きたい思いは山とあるのですが、まとめるまでがヘタレくおんの限界、と思し召し下さればありがたいです。
2019-09-03-19:33 * KUON [ 返信 * 編集 ]