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Top Page › みんなのうた › 九月のおべんきょう Ⅱ
2019-09-19 (Thu) 16:46

九月のおべんきょう Ⅱ

続けます。

・・・・・・・・・

     ゴネコ

花びらの形に切られた耳の先引き継ぐ生を持たぬ野良猫

ええと。この猫さんは、耳の先を花びらの形に切られている・・・ということは、たとえば飼い主のいなかった時代に、どなたかの愛情がかけられて、不妊のための処置がなされたコである、ということなのでしょうか。
その証が、花びらの形に切られた耳の先、なのでしょうか?
一代限りの生を、いきいきと生きるんだよ、お前、ということ?。

猫の世界もいろいろあるようで。このコは、自分分の一生は、許された。でも、次代に引き継ぐ命は、許されていない。そういう一首なのですか。野良猫。
私は、花びらの形、の一語に、いろんなことを思いました。

うたとしては、最後の「野良猫」に、足らざるものを感じます。いちばん簡単にうたを整えられるなら、最後に「の」を加えるか「持たざる猫の」とされるか。
花びらの形にカットするって・・・。じゃっきん、とするのでなくて。


     KUON

・疲れたり夏に灼かれて手も髪も十六夜の月呆と視てゐる

・疲れたり夏に灼かれて髪も手も十六夜の月呆と視てゐる

・真剣に進路を語る十七才頬にまつ毛の影を揺らして

・夜の更けにわれを訪ねて来たりし孫(こ)せなか掻いてと不意に甘ゆる


     まめはな

・祭祀せぬ故の酷暑かこの夏の引き連れ行きし熱死者数多

この夏の」の「の」が気になります。
「この夏が」と。「が」とされたらどうなんだろう、と。うたに濁音を使う場合は、考えることも多々ありますけれど。


・蝉鳴かぬほど暑き夏終わりけり事故災害の爪痕深く

・先折れの人参買いて思いけり我買えば他人(ひと)買わずに済むと
   (これは買ってから気づいたので、こう思って自分を慰めたのでした)

人参も喜んでいますね、きっと。こういった感性の方に、浮世はしんどいこと多いかも、など感じます。要らんお世話ですか。

・さざ波のように寄せ来る虫の声我包む朝(あさ)秋は来にけり

・捨て置きしトマト緑の芽を吹きて秘めし力に驚かれぬる

うたの内容も形も、言うことはないのですが、私感、最後の「ぬる」以前も同じことを書きましたが、私的に気になります。私感です。間違ってはおりません、とも申し上げつつ。


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最終更新日 : 2019-09-19

おおっ! * by ゴネコ
こんばんは、

ステキですっ!
「持たざる猫の」としてくださいませ。ぐっと歌らしくなったような気がします。ありがとうございます。

花びらの形というか、豚足というか、何しろ先っぽ(さきっちょではない)がそんな形になっていて。

さくらねこ * by あさがほ
横から申し訳ございません。

いわゆる「さくら耳」のさくらねこのことですね。
耳の先を小さくVまたはU字型にカットする、不妊手術(多くはワクチンも摂取)済みの印です。猫が何回もお腹を開けられないようにするためでもあります。
猫や生き物たちがあるがままに生きていける環境がないための辛い選択ですね。
ゴネコさまのように視ていてくださる方がいらっしゃるとほっといたします。
余談申し訳ありません。

* by まめはな
KUОNさま

今月も丁寧な添削をありがとうございました。

一首目を、
・祭祀せぬ故の酷暑かこの夏が引き連れ去りし熱死者数多
に、五首目を、
・捨て置きしトマト緑の芽を吹きて秘めし力に驚きており
に訂正をお願いいたします。

五首目の歌を詠むとき、「秋来ぬと目にはさやかに」の歌がどこかにあって影響されたのだと思います。
たくさんのお歌に触れていくうちに、自然な言葉使いができるようになりたいです。



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おおっ!

こんばんは、

ステキですっ!
「持たざる猫の」としてくださいませ。ぐっと歌らしくなったような気がします。ありがとうございます。

花びらの形というか、豚足というか、何しろ先っぽ(さきっちょではない)がそんな形になっていて。
2019-09-19-20:40 * ゴネコ [ 返信 * 編集 ]

さくらねこ

横から申し訳ございません。

いわゆる「さくら耳」のさくらねこのことですね。
耳の先を小さくVまたはU字型にカットする、不妊手術(多くはワクチンも摂取)済みの印です。猫が何回もお腹を開けられないようにするためでもあります。
猫や生き物たちがあるがままに生きていける環境がないための辛い選択ですね。
ゴネコさまのように視ていてくださる方がいらっしゃるとほっといたします。
余談申し訳ありません。
2019-09-20-10:32 * あさがほ [ 返信 * 編集 ]

KUОNさま

今月も丁寧な添削をありがとうございました。

一首目を、
・祭祀せぬ故の酷暑かこの夏が引き連れ去りし熱死者数多
に、五首目を、
・捨て置きしトマト緑の芽を吹きて秘めし力に驚きており
に訂正をお願いいたします。

五首目の歌を詠むとき、「秋来ぬと目にはさやかに」の歌がどこかにあって影響されたのだと思います。
たくさんのお歌に触れていくうちに、自然な言葉使いができるようになりたいです。


2019-09-20-12:56 * まめはな [ 返信 * 編集 ]