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2019-09-20 (Fri) 15:18

九月のおべんきょう Ⅳ

続けます。

・・・・・・・・

     白萩

・トクトクと動く心臓映されて我に宿りしいのち感ずる

おめでとうございます、嬉しいです、この一首読ませていただいて。

おなかのなかの、ほんに小さな赤ちゃん、確固とした存在を伝えてくれる、あの、鼓動。不思議で、驚きで、聞いた瞬間に受け入れてしまっている、とか。うまく表現できずすみません。


・おとこでもおんなでもいい なによりもすこやかなこでうまれておいで

・・・願うはそれだけ、いとおしい子に。幸せなお子が生まれておいででしょう。

・日々変わる我が身に戸惑うことあれど子の成長だと思う嬉しさ

胎児は猛スピードで人の原初よりの道を、歩んでくれているのですね。

・白のなかに紅秘めし曼珠沙華 ひとも内には鬼を持ちたり

そういう面も、ふつうにあります、と思います。

・ぽっかりと浮かぶ名月 風もよし ふたりぶらりと行く温泉街   [結婚記念日に]

     たまき

錆色の胸
ゆきすぎる
あれやらこれを
高く虫干し
9月の午後に

この「あれやらこれ」は、このままでいいんですよね、きっと。

     おおやま よしの

   ●台風で花がやられました…

コスモスは倒れアスター無惨なり
野分夜来風雨大声(のわきやらいふううおおごえ)

コスモスは丈の高い花です。明けて惨状を見られてショックだったでしょう。アスターも。庇ってやりようの無い天の災い。

   ●秋篠宮ご一家のブータンご訪問を拝して

ブータンの 聖獣もまた 嬉しからん
日の本からの 貴人見たれば

芥子の青 映す蒼空 ブータンで
殿下の笑顔 晴れ晴れと咲く

殿下、妃殿下、親王殿下。お三方みな、晴れ晴れと屈託のない笑顔でした。優しく親密な国王さまの笑顔も、作られたものでない滋味に溢れたもので・・王子さまとのツーショット写真も、貴重なものと感じました。

青い芥子を、かつて花博の最終日に、お天気悪かったですがなんとか間に合って、みることが出来ました。繊細な花、あの青い色は、忘れられないものとなりました。


     天上の青

名月を 見上げる空を 吹く風は
未だ名残の 夏を残せり

大勢の 行き交う地下の 片隅で
街頭ピアノの 音流れ来る

まずはおうたから。

二首目のうた「地下の片隅で」の「で」は、「に」にされるとうたの流れがよろしいかと。

「街頭ピアノ」は、これはこのまま。街頭という響きの、いささかレトロな感じがいいと思います。

それから。私のミスを教えて下さり感謝です。「あそびをせんとや」の方も好きで。何年前か、大河ドラマの「平清盛」の劇中、まちの子らのうたう歌として流れてもいました。

そうや閑吟集や、と、驚き慌てて訂正をさせていただきました。つい、やうっかり、や、どんどん増殖中で不安ですが、なんとか頑張ります、今後もよろしくお願いします。


「遊びをせんとや生まれけむ
戯れせんとや生まれけむ
遊ぶ子供の声聞けば
我が身さえこそ揺るがるれ」      「梁塵秘抄」より

     ギボウシ

   <義母の告別式にて>

ぼってりと椅子に座って経を読む 錦の法衣 丸儲けかな

おおお。ど直球。いいではないですか、こういううた詠まれても。わたしのところも、今年はお盆にお坊様来ていただきませんでした。姑が入院中、ということで。事実でしたが。今後ももう、そうするんです。

   <己の老いに揺らぎ…>

グレイヘア 切り替え時はいつにしよ 眉の白髪も3本になり

この揺らぎは、実はまだ、お綺麗なのですよ。まあ、いつまでも自分なりにそれなりに、とありたいものですが、作者はまだうんとお綺麗なのだと読みました。眉に白髪が三本・・ううん、まだまだですよなあ。ふと眉用のぶっといヤツで、グイグイっと描いて、無いものにして下さい。グレイヘア、これも悩みの種ですね。私は(誰も聞いていないか)白髪が増えて来た頃から、抜かず染めず、金色の細いメッシュを十か所ほど入れることで、目立たせない作戦。メッシュの色が褪せてくるころ、新たに金色入れて、つまり、黒と白と旧い金、新しい金と、頭髪全体、雑木林にしました作戦。雑色林か。あ、アホなこと書きました。

   <実親の老いには厳しく>

寄りかかる老母(はは)を冷たく押し返す 最期くらいは己を生きよ

う~む。この親子さんは、こんな親子さんでいらして。

愛ってむずかしい。




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最終更新日 : 2019-09-20

ご指導有り難うございました * by 天上の青(ラピスラズリ)
kUONさま
お礼を言っていただき恐縮しています。
深く心に響いてくるうたをご紹介頂いたことこそ感謝です。
初めて知り得たうたでした。

くすんでの意味は何だろうと思って調べたのですが現在の意味と同じく、華々しさとは無縁のぱっとしない一生だったなという感慨でしょうか。
ショボくれて終わらず、うたの中だけでも、ただ狂へ、と詠んだその狂気に惹かれます。
どんな人生を生きどんな終わり方をしたにせよ詠んだうたは永遠の輝きを放っていて言葉の力は改めて凄いなと思いました。

因みに私の一首目は、名月と夏の名残で、二つの季語が入っているのはどうなのかなと思ったのですが、問題ないのでしようか?改めて追加のお尋ねをさせて頂きたく宜しくお願い致します。

KUONさま * by おおやまよしの
ありがとうございました。

花博で私も青いけしの花を見ました。KUONさまもご覧になったのですね。

ブータンの幸せを呼ぶ国花「青い芥子の花」、あの暑い夏の日にどうしても見たかったのでした。

正しき努力が報われる国でありますようにと、祈る気持ちが増してまいるこの頃です。正しき流れが、どうか違えられませんように、と。


KUON様 * by ギボウシ
今月もありがとうございました。

主人は四男坊なので、本家の流儀には黙って従いますが、自分が主導権を持つ場になったら、もう形ばかりの「お坊様」は要らないと、今回の事ではっきり決意できました。

眉の白髪・・・そうですか、「まだまだ」ですか。
ナチュラル志向を大義名分に"女子力"なるものを全く磨かずにこの歳になってしまいましたが、この先まだ20年くらいは生きるでしょうから、、、そうですよね、「グイグイっと描いて、無いものに」するほどの気合いがなければ、乗り切っていけませんね。気持ちがしゃんとする「喝」を入れていただきました。グレイヘアの「雑木林作戦」も、大変参考になりました。

仰る通り、「愛ってむずかしい」です。母を優しくいたわる(フリをする?)身内は他にいるので、私は年甲斐もなく反抗期を続けてみます。(KUON様が先月仰っていた、「心の鬼が、テヘヘと頭を掻いて出て行くまで」は)

これからも、お導き、よろしくお願いいたします。


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ご指導有り難うございました

kUONさま
お礼を言っていただき恐縮しています。
深く心に響いてくるうたをご紹介頂いたことこそ感謝です。
初めて知り得たうたでした。

くすんでの意味は何だろうと思って調べたのですが現在の意味と同じく、華々しさとは無縁のぱっとしない一生だったなという感慨でしょうか。
ショボくれて終わらず、うたの中だけでも、ただ狂へ、と詠んだその狂気に惹かれます。
どんな人生を生きどんな終わり方をしたにせよ詠んだうたは永遠の輝きを放っていて言葉の力は改めて凄いなと思いました。

因みに私の一首目は、名月と夏の名残で、二つの季語が入っているのはどうなのかなと思ったのですが、問題ないのでしようか?改めて追加のお尋ねをさせて頂きたく宜しくお願い致します。
2019-09-20-18:37 * 天上の青(ラピスラズリ) [ 返信 * 編集 ]

KUONさま

ありがとうございました。

花博で私も青いけしの花を見ました。KUONさまもご覧になったのですね。

ブータンの幸せを呼ぶ国花「青い芥子の花」、あの暑い夏の日にどうしても見たかったのでした。

正しき努力が報われる国でありますようにと、祈る気持ちが増してまいるこの頃です。正しき流れが、どうか違えられませんように、と。

2019-09-21-00:34 * おおやまよしの [ 返信 * 編集 ]

KUON様

今月もありがとうございました。

主人は四男坊なので、本家の流儀には黙って従いますが、自分が主導権を持つ場になったら、もう形ばかりの「お坊様」は要らないと、今回の事ではっきり決意できました。

眉の白髪・・・そうですか、「まだまだ」ですか。
ナチュラル志向を大義名分に"女子力"なるものを全く磨かずにこの歳になってしまいましたが、この先まだ20年くらいは生きるでしょうから、、、そうですよね、「グイグイっと描いて、無いものに」するほどの気合いがなければ、乗り切っていけませんね。気持ちがしゃんとする「喝」を入れていただきました。グレイヘアの「雑木林作戦」も、大変参考になりました。

仰る通り、「愛ってむずかしい」です。母を優しくいたわる(フリをする?)身内は他にいるので、私は年甲斐もなく反抗期を続けてみます。(KUON様が先月仰っていた、「心の鬼が、テヘヘと頭を掻いて出て行くまで」は)

これからも、お導き、よろしくお願いいたします。

2019-09-21-10:09 * ギボウシ [ 返信 * 編集 ]