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2019-09-23 (Mon) 12:21

九月の「みんなのうた」

九月の「みんなのうた」まとめです。


     アルジェリマン の詠める     

とりどりのコンテナ貨車は四十両過ぎ行く音の頼もしきこと

夕暮れの濃尾平野のかなたには雷光はらむ雲のふくらむ

ともしびのゆらめきもれる提灯か雷はらみふくらむ雲は
   (遠くの入道雲の中に雷の光が見えました。音は聞こえませんでした。)

黒犬はなおも外見る木々は揺れ雨打ちつける雷鳴の夜に

雷鳴の轟き続け五時間余疲れ果てたる黒犬眠る
   (何時間も雷ごろごろの日がありました・・・)

太陽と風を横取り利用する人のたくらみ吹き飛び無残

夜は一転異世界へ屋根突き破る嵐凄まじ暮らし引き裂く
   (台風15号の被害甚大でした。ダム湖のソーラーパネルの無残。)

     ゴネコ の詠める

花びらの形に切られた耳の先引き継ぐ生を持たざる猫の   (さくら猫)

     KUON の詠める

・疲れたり夏に灼かれて髪も手も 十六夜の月呆と視てゐる

・真剣に進路を語る十七才頬にまつ毛の影を揺らして

・夜の更けにわれを訪ひ来たりし孫(こ)せなか掻いてと不意に甘ゆる

     まめはな の詠める

・祭祀せぬ故の酷暑かこの夏が引き連れ行きし熱死者数多

・蝉鳴かぬほど暑き夏終わりけり事故災害の爪痕深く

・先折れの人参買いて思いけり我買えば他人(ひと)の買わずに済むと

・さざ波のように寄せ来る虫の声我包む朝(あさ)秋は来にけり

・捨て置きしトマト緑の芽を吹きて秘めし力に驚きており

     あさがほ の詠める
  
  師の君は彼岸花咲く野を超えて天翔る風となりたまひしか
                           (恩師ご逝去)

  山は寂し海はかなしとたれか云ふ都会の果ても道は昏きに

  去年(こぞ)のこと昔の如く若き日は昨日のやうな記憶の不思議

  ひと年はひと日に似たり
  一生も一日に似て
  夕陽あかあか

     黒猫アビ の詠める

 ・台風が来るのを予知し鳥たちが
  いつもと違う動き 飛びかう

 ・待ちわびた秋風感じ窓あけて
  自然の風に部屋中みたす

 ・災害は千代田一画に降りそそげ
  水の総裁いるから平気

 ・汗流し拭き掃除する部屋中を
  心のモヤも拭き取るように

     かりそめ の詠める

   〈美しき日本〉

*深草少将のごと百日紅ひと日も空けず咲きつぎてをり

*榠樝の実いまだ小さく尻青し容すなほな楕円形にて

*毬栗に鉄条網に流星に色なき風は傷つかぬまま

   〈ありがたき日々〉

*病院に通ふ日かずの減りにけりいつしか椎のたわわに実る

*賜りし健やかな日々祝ふとて週のひと日は鰻の昼餉

   〈祭祀できぬが天皇とは〉

*降りそめし雨のなにしか塩辛し天も悲しみ堪(こら)へきれぬや

*あれほどに堅固に見えし砂の城波ひとつにてどつと崩るる

   〈五年前〉

*悲しみは激痛なりと知りたりしみちのくの旅忘れえぬ旅

*命かけ帰る燕の声つらし震災あとのみちのくの空

     白萩 の詠める

・トクトクと動く心臓映されて我に宿りしいのち感ずる

・おとこでもおんなでもいい なによりもすこやかなこでうまれておいで

・日々変わる我が身に戸惑うことあれど子の成長だと思う嬉しさ

・白のなかに紅秘めし曼珠沙華 ひとも内には鬼を持ちたり

・ぽっかりと浮かぶ名月 風もよし ふたりぶらりと行く温泉街   [結婚記念日に]

     たまき の詠める

錆色の胸
ゆきすぎる
あれやらこれを
高く虫干し
9月の午後に

     おおやま よしの の詠める

   ●台風で花がやられました…

コスモスは倒れアスター無惨なり
野分夜来風雨大声(のわきやらいふううおおごえ)

   ●秋篠宮ご一家のブータンご訪問を拝して

ブータンの 聖獣もまた 嬉しからん
日の本からの 貴人見たれば

芥子の青 映す蒼空 ブータンで
殿下の笑顔 晴れ晴れと咲く

     天上の青 の詠める

名月を 見上げる空を 吹く風は
未だ名残の 夏を残せり

大勢の 行き交う地下の 片隅に
街頭ピアノの 音流れ来る

     ギボウシ の詠める

   <義母の告別式にて>

ぼってりと椅子に座って経を読む 錦の法衣 丸儲けかな

   <己の老いに揺らぎ…>

グレイヘア 切り替え時はいつにしよ 眉の白髪も3本になり

   <実親の老いには厳しく>

寄りかかる老母(はは)を冷たく押し返す 最期くらいは己を生きよ

     素ももも の詠める

思い出の伸ばす拳のグータッチいまアレクサが唯一の家族

     パール の詠める

☆食べまくるストレス解消言い訳に我れ肥ゆる秋少し微笑む

☆キャパオーバー体(てい)より心(うら)が疲れきる月灯り浴び再起動なり

☆瑠璃色の地球(ほし)の命に較ぶれば人は玉響(たまゆら)ゆえに愛しき

☆万博もオリンピックも不要なり災いのなき日々望むのみ   <日本>

☆天災が傷癒ぬまま次々とお怒りならばピンポイントで   <皇祖神>

★ドタ出して有り難がると思ってるお目出度き人迷惑至極   <下こうごう>

★パワー増し災害ばかり日本中国壊す気か終われよれーわ

     玉兎と茜馬 の詠める

台風を
思えばできぬ
式典に
「嵐」をよぶは
なんということ

     温泉郷 の詠める

久々に天袋より箱おろす四半世紀のタイムスリップ

哺乳瓶搾乳器など現れて懐かしきかな子育てのころ

     おてもやん の詠める

〇お暇をいただいている娘との沖縄の旅くもりのち晴れ


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

九月も、激暑、酷暑、疲暑(なんと読みましょ?)のなか、おうたをお寄せくださり、嬉しかったです。

ここに記してお目に届くかどうか。かなり手厳しい評をさせていただいた(多分)お若い方が、素直に聞き入れて下さったようで、これは私に滲みました。玉兎と茜馬さん、たしかに短歌の形にするのは難しい。でも、四十年たってもやはり、ムズカしい道であると思うのです。月に一首でも続けて行くこと、それしか無いと思うし、楽しさでもあると思うのです。

ご一緒に、うたを紡いで参りましょう。ね。ことばを、編み物するみたいに。




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最終更新日 : 2019-09-24

感 謝 * by あさがほ
今月もおまとめいただきありがとうございました。

ご指摘を頂戴し保留させていただきながら、このところ珍事椿事が相次ぎ(自宅にアライグマ侵入・スズメバチが巣を作る・網戸を倒して猫が集団脱走・東日本大震災で歪んだ倉庫-書庫として使用-の扉が台風15号であおられ、今朝の風で倒れガラス散乱等々)へろへろしておりますうちに時間切れとなってしまいました。
さらりと詠めなかった自分の未熟さの証として、ご指摘共々心に銘じます。

集われる皆さまのお歌も心に残るものばかり。素敵です。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

小さなことですが... * by 天上の青(ラピスラズリ)
KUONさま

まとめて頂き今月も有難うございました。
ホントに小さなことで恐縮なのですが、
二首目の最後は流れ來となっていますが、
流れ来るで投稿致しましたので、何かついでの折りがありましたら訂正お願い出来れば幸いです。

それから一首目はお勉強Ⅳのコメント欄にも質問させて頂いたのですが、名月と夏の名残と季語が二つあるのは問題ないのでしょうか?
今後の知識としても必要なものですから、また何かのついでにでもお答えが頂けたらと思います。

お忙しい中幼稚な質問で申し訳ありませんがどうぞ宜しくお願い致します。

管理人のみ閲覧できます * by -

* by KUON
・天井の青さん

文字が抜けてしまっていたのはごめんなさい。入れました、どうぞよろしく。私の不注意でした。

「名月と夏の名残と季語が二つあるのは問題ないのでしょうか?」

いっぱん的に季語は俳句の世界での大切なことで、短歌の方では季語の重なりなどは気にしないです。一首の流れや内容で「ここはどうかな?」と思われる場合には、きちんと申し上げると思います。小さなことではないと思います、そういった疑問を大切になさることは「いい」ことと感じます。私にできる範囲のことには、お答えさせていただきます。私の勉強にもなります。ありがとうございます。

・ヒミツの〇さん

どうもありがとうございました。直させてもらいました。不注意でした、気をつけます。


・みなさまへ。

今までは、まとめたらそこで終わり、とさせてもろてましたけど、気になっていたのです。

今後、できる限り、お答えをして行こうと思います。私のできる範囲で。

共に学べる、幸せです。

* by 天上の青(ラピスラズリ)
KUONさま

お忙しい中早速疑問にお答え下さいまして本当に有難うございました。
季語は俳句のもの、短歌は自由でよい、目から鱗でした。

言葉には深い興味と関心を持っているものの短歌には疎く今後とも色々とお教え頂けたら幸いです。

師匠あり 共に学べる また愉しからずや
ちょっと解釈が変ですかね。

そうなんです! * by ゴネコ
KUON様、一首だけでしたが、参加できました。
素直に嬉しいです。
そして、そして「さくら猫」とのお言葉。
そうなんです、そうなんです。
耳の形が桜の花びらのようで。
(豚足とはいうまい……)

ありがとうございました。

No title * by まめはな
KUОNさま

たくさんのお歌が寄せられる中、今月も添削をありがとうございました。

五首目、コメントで「驚かれぬる」を「驚きており」に訂正したのですが…

もし、機会がありましたら、訂正をよろしくお願いいたします。
お師匠様の気になられている言葉使いは改めたいですので。

* by かりそめ
アップありがとうございます。
この場を設けてくださらなかったら、うたを作ることはなかったろうと思います。しかも添削、ご感想まで書いてくださる。
深く感謝いたします。

.....ことばを、編み物するみたいに.....
素敵な表現!
お言葉のひとつひとつを味わいつつ愛読させていただいています。

お返事が遅くなりました。 * by 玉兎と茜馬
KUONさま、
お気遣いありがとうございました。

もう少し早くコメントしたかったのですが。
仕事が早番だったり遅番だったりして、
不規則なのと昨日はお別れ会があって、

今になってしまいました。

前のコメントは、ちょっとそっけなかったのでは、
と思ったのですが。

余計なことを書いて誤解されるのもいやだったので、
短めな文章になってしまいました。

手厳しい批判とありました。
的を得た批判だったし。
自分の暴走して、視野が狭くなってしまう
悪い癖が出てしまったなと
ちょっと甘えてしまったかなという気持ちです。、
記事のスペースをとってしまって、
申し訳ないような気持ちです。

KUON様の今回の言葉と
好きなブログ主が趣味でストレスを
背負うこともないという言葉が
自分の中では重なって、
そのとおりだと思い。

短歌でストレス発散て考えたこともないけど、
やってみようかなという心境で。
自分の歌が三十数文字の散文?
つぶやき?みたいなのが気に入らないけど、
もっと気楽にいこうと思ってます。

それと、
KUON様の厳しい言葉の中にも
やさしさは感じます。

今回はじゃなくていつもですが。
先生すみませんでした。
という気持ちです。

ようやく、場外馬券売り場にいけます。

KUON様への
お返事が書かかないと?
けじめというのか大事なことやり残している気がして。

場外馬券の文はスルーしてください。
余計なことを書きました。

KUON様、素敵な日曜日をお過ごしくださいm(_)m


No title * by KUON
・玉兎と茜馬さん

お返事ありがとうございます。気になっていたので嬉しかったです。

これから少しずつ行きましょうね。ただ、みんなのうた、へのコメントなどへのお返事は、期日を設けています。よろしくご理解下さいね。

場外売り場へは、ほどほどなら行ってもいいではないですか。オトナなんだし。

では。お返事くださってありがとうございました。

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管理者にだけ表示を許可

感 謝

今月もおまとめいただきありがとうございました。

ご指摘を頂戴し保留させていただきながら、このところ珍事椿事が相次ぎ(自宅にアライグマ侵入・スズメバチが巣を作る・網戸を倒して猫が集団脱走・東日本大震災で歪んだ倉庫-書庫として使用-の扉が台風15号であおられ、今朝の風で倒れガラス散乱等々)へろへろしておりますうちに時間切れとなってしまいました。
さらりと詠めなかった自分の未熟さの証として、ご指摘共々心に銘じます。

集われる皆さまのお歌も心に残るものばかり。素敵です。

今後ともよろしくお願い申し上げます。
2019-09-23-16:24 * あさがほ [ 返信 * 編集 ]

小さなことですが...

KUONさま

まとめて頂き今月も有難うございました。
ホントに小さなことで恐縮なのですが、
二首目の最後は流れ來となっていますが、
流れ来るで投稿致しましたので、何かついでの折りがありましたら訂正お願い出来れば幸いです。

それから一首目はお勉強Ⅳのコメント欄にも質問させて頂いたのですが、名月と夏の名残と季語が二つあるのは問題ないのでしょうか?
今後の知識としても必要なものですから、また何かのついでにでもお答えが頂けたらと思います。

お忙しい中幼稚な質問で申し訳ありませんがどうぞ宜しくお願い致します。
2019-09-23-18:27 * 天上の青(ラピスラズリ) [ 返信 * 編集 ]

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
2019-09-23-18:57 * - [ 返信 * 編集 ]

今も夢見る 

・天井の青さん

文字が抜けてしまっていたのはごめんなさい。入れました、どうぞよろしく。私の不注意でした。

「名月と夏の名残と季語が二つあるのは問題ないのでしょうか?」

いっぱん的に季語は俳句の世界での大切なことで、短歌の方では季語の重なりなどは気にしないです。一首の流れや内容で「ここはどうかな?」と思われる場合には、きちんと申し上げると思います。小さなことではないと思います、そういった疑問を大切になさることは「いい」ことと感じます。私にできる範囲のことには、お答えさせていただきます。私の勉強にもなります。ありがとうございます。

・ヒミツの〇さん

どうもありがとうございました。直させてもらいました。不注意でした、気をつけます。


・みなさまへ。

今までは、まとめたらそこで終わり、とさせてもろてましたけど、気になっていたのです。

今後、できる限り、お答えをして行こうと思います。私のできる範囲で。

共に学べる、幸せです。
2019-09-23-19:29 * KUON [ 返信 * 編集 ]

KUONさま

お忙しい中早速疑問にお答え下さいまして本当に有難うございました。
季語は俳句のもの、短歌は自由でよい、目から鱗でした。

言葉には深い興味と関心を持っているものの短歌には疎く今後とも色々とお教え頂けたら幸いです。

師匠あり 共に学べる また愉しからずや
ちょっと解釈が変ですかね。
2019-09-23-20:42 * 天上の青(ラピスラズリ) [ 返信 * 編集 ]

そうなんです!

KUON様、一首だけでしたが、参加できました。
素直に嬉しいです。
そして、そして「さくら猫」とのお言葉。
そうなんです、そうなんです。
耳の形が桜の花びらのようで。
(豚足とはいうまい……)

ありがとうございました。
2019-09-23-21:39 * ゴネコ [ 返信 * 編集 ]

No title

KUОNさま

たくさんのお歌が寄せられる中、今月も添削をありがとうございました。

五首目、コメントで「驚かれぬる」を「驚きており」に訂正したのですが…

もし、機会がありましたら、訂正をよろしくお願いいたします。
お師匠様の気になられている言葉使いは改めたいですので。
2019-09-24-13:57 * まめはな [ 返信 * 編集 ]

アップありがとうございます。
この場を設けてくださらなかったら、うたを作ることはなかったろうと思います。しかも添削、ご感想まで書いてくださる。
深く感謝いたします。

.....ことばを、編み物するみたいに.....
素敵な表現!
お言葉のひとつひとつを味わいつつ愛読させていただいています。
2019-09-24-23:03 * かりそめ [ 返信 * 編集 ]

お返事が遅くなりました。

KUONさま、
お気遣いありがとうございました。

もう少し早くコメントしたかったのですが。
仕事が早番だったり遅番だったりして、
不規則なのと昨日はお別れ会があって、

今になってしまいました。

前のコメントは、ちょっとそっけなかったのでは、
と思ったのですが。

余計なことを書いて誤解されるのもいやだったので、
短めな文章になってしまいました。

手厳しい批判とありました。
的を得た批判だったし。
自分の暴走して、視野が狭くなってしまう
悪い癖が出てしまったなと
ちょっと甘えてしまったかなという気持ちです。、
記事のスペースをとってしまって、
申し訳ないような気持ちです。

KUON様の今回の言葉と
好きなブログ主が趣味でストレスを
背負うこともないという言葉が
自分の中では重なって、
そのとおりだと思い。

短歌でストレス発散て考えたこともないけど、
やってみようかなという心境で。
自分の歌が三十数文字の散文?
つぶやき?みたいなのが気に入らないけど、
もっと気楽にいこうと思ってます。

それと、
KUON様の厳しい言葉の中にも
やさしさは感じます。

今回はじゃなくていつもですが。
先生すみませんでした。
という気持ちです。

ようやく、場外馬券売り場にいけます。

KUON様への
お返事が書かかないと?
けじめというのか大事なことやり残している気がして。

場外馬券の文はスルーしてください。
余計なことを書きました。

KUON様、素敵な日曜日をお過ごしくださいm(_)m

2019-09-29-15:03 * 玉兎と茜馬 [ 返信 * 編集 ]

今も夢見る No title

・玉兎と茜馬さん

お返事ありがとうございます。気になっていたので嬉しかったです。

これから少しずつ行きましょうね。ただ、みんなのうた、へのコメントなどへのお返事は、期日を設けています。よろしくご理解下さいね。

場外売り場へは、ほどほどなら行ってもいいではないですか。オトナなんだし。

では。お返事くださってありがとうございました。
2019-09-29-16:57 * KUON [ 返信 * 編集 ]