コスモスが咲いていたわ
うねりゐるコスモスの波かきわけて一歩づつ来るわれに向かひて
逆光のなかを来たれり白き歯のその眩さを知らざるひとは
コスモスの原の向こうの水平線 示せる指をわれは視てゐる
美しき若者なりしかの人はわれはまっさらの少女にありき
半世紀経るれば うつつ まぼろしの その境ひ目の何処にやある
よく出来たお伽噺のそのごときむかしの秋のひとつ思ひ出
とても美しい朝だったので、これや現か幻の、ってな感じで、うたをつくってしまいました。
・・・わけあって、いただいたコメントの一部をカットさせてもらいました、お許しは得ております。
ご自分からコメントを引き上げて下さった方もおられ、おかげさまで無事に今日を終えることが出来ます。
おやすみなさい。