ハムスターが死にました。
いつものように、おはよ、と声をかけても静かによこたわったままで、モカコちゃん、とケージをつんつん叩いても平然と動かず。
命はもう、離れていたのでした。ふわりと持ち上げるととっても軽く、かすかにまだ温く、細かい毛のいっぱい生えた小さい揃った脚が、かわいらしくて。かわいらしくて、撫でて、すこし開いている目を、閉じさせてやろうとして、無理かと思ったけど、すんなり閉じられてくれました。
頭からしっぽまで、撫でられるのが好きな子でした。気持ちよさそうに目を閉じて、うっとりしていました。
小さなネズミですが、大事な存在でした。去年の冬、急に引っ越しをすることにした時も、膝にしっかりケージを抱えて連れて来ました。
先日、九月に二歳を迎えて、ハムスター用のチュールを二種類、買ってあげた。いつもおやつは手の上で食べました。イチゴもスイカも、両手ではさんで食べていました。美味しそうに食べてくれました。
急に、今朝、いなくなってしまいました。いるけど、もう、見つけた時より今は、冷たく固くなっています。
思うことは「ありがとう」だけです。ありがとうモカコ、。
ハムスターも、よく聞く「虹の橋」を渡って行けるのでしょうか。お仲間に、いれてもらえるのか・・・