霜月のおべんきょう Ⅰ
2019年11月19日 公開
霜月も「みんなのうた」にお集い下さり、とても嬉しいです。
今夜はほんの少しですが
始めたいので、まいりま~す。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アルジェリマン
・新月の虚しき夜は風もなし 雲の切れ間に星ひとつ見ゆ
(KUON:普通に言って「虚しき」というコトバは、馴染み過ぎて使うの難しいのです。ここでは「新月の虚しき」とされていて、違和感がありません。新月の夜は虚しき、でないところが。私感です。。で、どよっと重く暗い空に、星が、ひとつ、見える、と。)
・灰色にけぶる夕闇濃さを増す 黒犬ひたと足取り合わす
(KUON:主は黙っているが、愛犬は気持ちがわかっている。黙って、ひたと、足取りを合わせる。)
・霜月の星無き夜の小望月(こもちづき)雲破って出で雲超え昇る
(KUON:このままでもいいのですが「雲破って出で」の「って」が、何かを乱す感じ。「雲破り出で(くもやぶりいで)、にされたらどうかなあ、と。)
・晩秋の満月眺め立ち止まる 夕餉のしたく少し遅らす
(KUON:「立ち止まる」の後の、空白の一文字・効いています)
・寒風に欠けゆく月の昇る頃 濡れ田の上で青鷺の鳴く
・濡れ田には稲穂倒れて沈み込む 霜月の風渡る音する
(KUON:「濡れ田」の意味を、恥ずかしながらきちんと把握していませんでした。一首目、月の色と青鷺の色がきれいだなあ、と。鳴き声が響いて印象的なのは、まわりの静寂を感じさせます。二首目は、稲穂が倒れて沈み込む、暗いとも言える(実際暗い)場面の中で、風の渡る音が、冷たい、寒いのに、いっそ、いいなあ、と。)
・・・・・今夜はここまでとさせていただきます。とても冷えて来ています。皆さま、風邪はあっち行け、ですよね。
今夜はほんの少しですが

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アルジェリマン
・新月の虚しき夜は風もなし 雲の切れ間に星ひとつ見ゆ
(KUON:普通に言って「虚しき」というコトバは、馴染み過ぎて使うの難しいのです。ここでは「新月の虚しき」とされていて、違和感がありません。新月の夜は虚しき、でないところが。私感です。。で、どよっと重く暗い空に、星が、ひとつ、見える、と。)
・灰色にけぶる夕闇濃さを増す 黒犬ひたと足取り合わす
(KUON:主は黙っているが、愛犬は気持ちがわかっている。黙って、ひたと、足取りを合わせる。)
・霜月の星無き夜の小望月(こもちづき)雲破って出で雲超え昇る
(KUON:このままでもいいのですが「雲破って出で」の「って」が、何かを乱す感じ。「雲破り出で(くもやぶりいで)、にされたらどうかなあ、と。)
・晩秋の満月眺め立ち止まる 夕餉のしたく少し遅らす
(KUON:「立ち止まる」の後の、空白の一文字・効いています)
・寒風に欠けゆく月の昇る頃 濡れ田の上で青鷺の鳴く
・濡れ田には稲穂倒れて沈み込む 霜月の風渡る音する
(KUON:「濡れ田」の意味を、恥ずかしながらきちんと把握していませんでした。一首目、月の色と青鷺の色がきれいだなあ、と。鳴き声が響いて印象的なのは、まわりの静寂を感じさせます。二首目は、稲穂が倒れて沈み込む、暗いとも言える(実際暗い)場面の中で、風の渡る音が、冷たい、寒いのに、いっそ、いいなあ、と。)
・・・・・今夜はここまでとさせていただきます。とても冷えて来ています。皆さま、風邪はあっち行け、ですよね。
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