霜月のおべんきょう Ⅱ
2019年11月20日 公開
続けます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
おてもやん
〇長崎のハウステンボスかわきりに孫と旅して九州制覇
(娘と孫を連れて、この三年間で九州全県に宿泊しました。)
(KUON:おおお、あちこち行っておられるなとは思っていましたが。すばらしいですね。可愛いトモ君と。)
〇首里城に五歳になったら上ろうと素通りの夏今悔やまれる
(沖縄で近くを通った時、孫が坂や階段を上れるようになったら行こうと
話していました。まさかあんな事になろうとは。)
(KUON:あのお城の炎上の図は衝撃的でした。まさか。こんな思いでおられる方、多いでしょう。)
〇初心者でラグビー始めた息子たちノックオンからルールを習う
(1年生はオール初心者のチームでした)
〇審判の笛が鳴る度先輩に解説を乞う初心者の親
(息子の高校時代が懐かしいです。 そんな息子の解説でワールドカップも
楽しめました。)
(KUON:私にとっても、このラグビーのWCは特別なものでした。今も夜更けに、動画を観ています。ふっと笑っている自分を感じられます。激しいスポーツ見てね(笑)。
かりそめ
*わが祖国ぶあつき霧に覆はれて燐寸擦りてももう火はつかぬ
KUON;寺山修司が、マッチをするつかのま見た海は、深い霧の中であった。そして彼は「身捨つるほどの祖国はありや」と思いを洩らした。空想上の一首とも言われていますが、確かにここには、屈折したものであっても「祖国」という概念があり、それは「身を捨てて守るようなもの」という思いの必然の下敷きがあって・・・。作者は、マッチをすったとしても、もう火はつかない、どんな視点でももう、祖国なんてものは…と、詠んでおられます。こういう現実の、わが国。
*退位そも憲法違反であるからに即位もやはり憲法違反
*老いを忌む世相となりて日本に味ある顔の少なくなりぬ
(KUON;ですよね~。どこ見ても「若さ」に鬼のようにこだわって、あれ買えこれしろの大合唱。あさましいくらい、と、言っていいですか。うすっぺらい国になってる、と、言っていいですか。
*PCに我が胸のうち晒されて定期検査を無事通過せり
*病院の帰路の紅葉の美しや気がかり失せて我にもどれば
*かばかりの風に紅葉は樹を離(か)りぬまこと真紅は悲しき色よ
(KUON:気になる検査をクリアされて。「無事通過せり」に、よっしゃ!(笑)
とはいえ、真紅の色を「悲しき」とも詠まれている。病は憎いです。
*草の絮二度と戻らぬ故郷を去りがたからむ風にのらざり
(KUON:人の気にしない草の絮。そのような儚い存在にも、思いはかかる。
ふわりと飛ばされてしまったら、もう、生えて育って花を咲かせた、ここでの生涯は終わる、二度とは戻れない。草の絮にさえ故郷は去りがたいのだろうと。風には乗らないのだ、と。故郷を持たない私ですが、しみじみともの思うひとときを頂きました。
今夜はここまで、とさせて頂きます。
海が、今日は、きらきらチカチカと光っていました。
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おてもやん
〇長崎のハウステンボスかわきりに孫と旅して九州制覇
(娘と孫を連れて、この三年間で九州全県に宿泊しました。)
(KUON:おおお、あちこち行っておられるなとは思っていましたが。すばらしいですね。可愛いトモ君と。)
〇首里城に五歳になったら上ろうと素通りの夏今悔やまれる
(沖縄で近くを通った時、孫が坂や階段を上れるようになったら行こうと
話していました。まさかあんな事になろうとは。)
(KUON:あのお城の炎上の図は衝撃的でした。まさか。こんな思いでおられる方、多いでしょう。)
〇初心者でラグビー始めた息子たちノックオンからルールを習う
(1年生はオール初心者のチームでした)
〇審判の笛が鳴る度先輩に解説を乞う初心者の親
(息子の高校時代が懐かしいです。 そんな息子の解説でワールドカップも
楽しめました。)
(KUON:私にとっても、このラグビーのWCは特別なものでした。今も夜更けに、動画を観ています。ふっと笑っている自分を感じられます。激しいスポーツ見てね(笑)。
かりそめ
*わが祖国ぶあつき霧に覆はれて燐寸擦りてももう火はつかぬ
KUON;寺山修司が、マッチをするつかのま見た海は、深い霧の中であった。そして彼は「身捨つるほどの祖国はありや」と思いを洩らした。空想上の一首とも言われていますが、確かにここには、屈折したものであっても「祖国」という概念があり、それは「身を捨てて守るようなもの」という思いの必然の下敷きがあって・・・。作者は、マッチをすったとしても、もう火はつかない、どんな視点でももう、祖国なんてものは…と、詠んでおられます。こういう現実の、わが国。
*退位そも憲法違反であるからに即位もやはり憲法違反
*老いを忌む世相となりて日本に味ある顔の少なくなりぬ
(KUON;ですよね~。どこ見ても「若さ」に鬼のようにこだわって、あれ買えこれしろの大合唱。あさましいくらい、と、言っていいですか。うすっぺらい国になってる、と、言っていいですか。
*PCに我が胸のうち晒されて定期検査を無事通過せり
*病院の帰路の紅葉の美しや気がかり失せて我にもどれば
*かばかりの風に紅葉は樹を離(か)りぬまこと真紅は悲しき色よ
(KUON:気になる検査をクリアされて。「無事通過せり」に、よっしゃ!(笑)
とはいえ、真紅の色を「悲しき」とも詠まれている。病は憎いです。
*草の絮二度と戻らぬ故郷を去りがたからむ風にのらざり
(KUON:人の気にしない草の絮。そのような儚い存在にも、思いはかかる。
ふわりと飛ばされてしまったら、もう、生えて育って花を咲かせた、ここでの生涯は終わる、二度とは戻れない。草の絮にさえ故郷は去りがたいのだろうと。風には乗らないのだ、と。故郷を持たない私ですが、しみじみともの思うひとときを頂きました。
今夜はここまで、とさせて頂きます。
海が、今日は、きらきらチカチカと光っていました。
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