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2018-08-28 (Tue) 10:07

墓じまい、などの話題。

昨日の東京地方での雨、雷の凄まじさを、今朝のテレビの画面で知って。

びっくりしました。どんな思いでいられただろうと想像してみても、あんな稲光や落雷に遭遇したことが無く。不謹慎な申しようながら、夏の始めからずっと、日替わりで異様な気象に遭っている気がしています。

ちびまるこちゃんの作者の53歳での死にも驚きました。娘たちが読みたがっていたので、毎月掲載紙を買い与え、単行本もほぼすべて買い、母親だった私も一緒にあのまんがを読んでいました。テレビアニメになったものは観ていません。テレビのアニメは好きでない・・と、どこへでも強引に自分の好みを口にしないでいられない、この性分。

ご両親に先立たれたのではないよね、息子さんもまだ若い、など、そちらの方面に気が回りました。53歳。信長の時代ではない、いま。もったいないな、の思いが、強いです。長い間の闘病生活だった、とも。


墓のことを書こうとしていたのです。さくらももこさんと同年代である、漫画家の西原理恵子。そのサイバラが、最新の新聞漫画で、墓じまいについて描いていた。四国在住のお兄ちゃんが来て、というフリでした。サイバラの出している本は、漏らさずすべて、買っています、でも、引っ越しの時に置いて来てしまったものもある・・「ちくろ幼稚園」「ユンボ君」「アジアパー伝」など。かなりの量。

奈良の家のリビングの本棚に並べてくれているのを、前回帰った時に見ました。
孫娘が読んでくれるといいな、「アジアパー伝」。

サイバラとお兄ちゃんは、仲のいい兄妹、いろんな中を、ぐわぁあっと通り抜けて来たようで、お兄ちゃんとその奥さんは、子連れでアル中のだんなとの修羅場を生きながら漫画の仕事を絶対として続けていたサイバラを、ずいぶん、助けてくれたようです。

サイバラは、実の父親は、お腹の中にサイバラのいる妻と離婚の後、酔っぱらって溝に落ちて死んだ、というはじまり。母親の再婚相手の義理父は、彼女をとても可愛がり、理解してくれる人であったが、ばくちと酒に身を持ち崩して、サイバラが貯めていたお年玉等の貯金を最後、持ちだして「最後の勝負」に賭け、とうぜん、負け、サイバラの大学の入試の日に、首を吊って死んだという、本人いわくズブズブのくず。お母さんは苦労され、ちょっと子守を手伝いに来て、と頼まれてそのまま、娘の家、東京にいついてしまった、という風に、紹介されています。綺麗なお母さんです。

さて、いつもながら前振りの長いKUON(笑)。新聞漫画に移行しましょ。

お兄ちゃんと、墓じまいの話になった。お兄ちゃんは、

「うちは子ども、大きくなったし、どこへ行くやら知れん」

と言う、妹うなずき、

「うちも、外国へ行くかもわからん」

ビール飲みながらの兄妹談義のようです。この兄妹の母親、九十歳前後(だと思う)のお母さんは、もとは土佐の漁師の娘。暮らしぶりが落ち着いて来られた頃に、故郷の海の見えるあたりに、自分の墓を建てられた、と。かなり以前のサイバラ漫画に描かれていました。

自分はここに眠る、自分の落ち着き先だ、と。

兄妹の会話は続く。お互い、男の子と女の子が一人ずついて、学校を出てしまったりもう少しだったり。その子たちに、祖母の墓は見させられないよね、と、兄も妹も話しています。

自分たちは母親の墓を見てやれるけど、自分の子どもたちには、おばあちゃんの墓をみさせられない、と。

西原理恵子は、戦場カメラマンだった夫と、離婚した後、懸命にアル中を克服して「戻って来た」元・夫が、アル中からは逃れられたのに、癌に侵されて。余命わずかになった元・夫と、二人の子どもと(いろいろあり過ぎて娘の復縁には断固、反対だった母親も少しまぜて)、最後の家族としての半年間を大切に過ごしました。

やっと初めに好きになった彼、に戻ってくれた、子どもたちを強烈に愛おしむ父親としてそばにいてくれるようになった、その元・夫を、最後まで看取って。

世界中をカメラを抱えて走り回った元・夫、鴨志田穣の遺骨を入れた瓶を持って、二人の子どもと共に、いろんな国へ行って、いろんな国に、少しずつ、遺骨を撒いて回った。・・たぶん、鴨ちゃんの墓は無いのでは、少なくともまだ、と、勝手に私は考えているのですが。

兄に向って妹は、自分たちの子どもらには、おばあちゃんの墓まで見させられないよね、みたいに言い、墓じまいについてなど、匂わせる。ここからが、サイバラ漫画の個性的なところ。サイバラ大好き、と思わせるところ。

いいや、と、お兄ちゃんは、激烈な顔になる(どんな顔や・・・)。ばあさんの墓じまいは要らん、と。

「何年に一度」と、お兄ちゃんは言う。「あのへんは」と言う。

大きい台風と大きい波が来る。お兄ちゃんは言う。妹、かたづを呑んで兄ちゃんの次の言葉を待っている。

そいで、ぜ~んぶ、さろうて行ってくれゆうきに。

・・・そこで漫画は終わります。

ホントは、このお盆に婚家の墓詣りの折に見た、新しいお墓の誕生の場面と、舅の弟さん(夫の叔父)の墓じまいが、強引になされていたことについて、書くつもりだったのですが。ついつい、ここまで来てしまいました、今日はこれにて失礼いたします。


さくらももこさん、作品はずっとずっと、残りますね。やすらけく、お眠り下さい・・・。

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最終更新日 : 2018-08-28

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二つの毒 * by よみびとしらず
西原理恵子とさくらももこ。
どちらも、画力としては、どうなんだろう・・・という問題を簡単にクリアしてしまうほどの異質の才能???が、ある漫画家さんですね。
エッセイ(的)マンガという分野を不動のものにしたおふたりでした。

明るい猛毒のサイバラ。

あまり毒気は、感じないけれど、わりと陰湿な毒をもつさくらももこ。
可愛らしい絵の中に、棘のある毒を包み込んでいるような・・・(登場人物のナガサワくん、フジキくんとかが、陰湿な毒の具現化のような???)

昭和の時代の貧富の差を、両氏とも、描いておられましたね。


サイバラの配偶者は、病死。のちに、高須のかっちゃんのパートナーになったサイバラ。

美少女漫画家(岡田あーみん)の彼氏(編集者)を、略奪した(らしい)さくらももこは、のちに離婚。

同時期に陰陽の毒をもつふたりの女性漫画家。
平成が生んだ才能のひとつが、平成に終わったのも、平成の申し子の運命なのかも?

平成に咲いた仇花のような・・・?二つの才能。




No title * by KUON
・ヒミツの〇・さん

検査の結果のこと、よかったです。注意はしつつ、になっても、とにかく良かったです。

体力を、少しずつつけられて、また楽しい旅のプランを。

教えて下さり、ありがとうございます。


・よみびとしらず さん

さくらももこさん、逝ってしまわれましたね。漫画家としては、とても成功された方でした。でも、早すぎる旅立ちと、思わざるを得ません。ご両親も、二十歳半ばの息子さんも、もっと一緒に、の思いがたちがたくおありでしょうね。

私はサイバラが大好きですが、ちびまる子ちゃんは、毎月楽しみでした。何とも言えないお子でした、単行本もずらりと揃えて、読み返し始めると、ずっと手を出してしまう。さくらさんが実は大嫌いだったという祖父さん、まんがの友蔵さんは、理想形だったといいますが、魅力的な「友蔵」さんでした。つくりものだったから、すごく「描けた」のでしょう。

ああいった、親と祖父母と子どもが暮らしている世界を、私は持っておらず、普通に子どもでいられる子どもって、こんなに遠慮なしなんだなあ、と、不思議にも感じていました。(笑)。略奪婚(笑)といわれた、初婚のお相手さん。編集者と結婚するものではないと、分かっていたのか、ああやっぱりダメだったのか、なのか。でも、もう一度、今度はおそらく、見かけ上の「タイプ」の夫さんだったかな。欲しいものは得られたのだから、ダメとなったら別れられたのだから、悔いは無いでしょう。本音でそう思います。息子ももうけられたし。

もっと、生きていたかったと思います。本当に本当に、そう思う。

西原理恵子は、猛毒ですが、情のひとです。夫だった鴨ちゃん、最後、幸せだったと思う。最期の前に「君に出会えて幸せだった」と言ったのね。鴨ちゃんは。

鴨ちゃんが亡くなった時、伊集院静さんは「よう、さいばら、人って死ぬんだよな」と言われたそう。若かった最愛の妻(夏目雅子さん)を、亡くした過去を持つ伊集院さんの、実感だったようで、サイバラさんは、すっとそれが胸に来た、と感謝していた。高須先生は「人間は遺伝子の乗り物だ、鴨志田さんの遺伝子は、息子さんの方に乗り移っていますよ」と仰ったそう。

高須・西原カップルは、不倫ではない。高須先生は、奥さまをとても大切にしていて、亡くされて。妻も犬も、大事なものが死んでしまったよう、と、サイバラの前で泣いていたそう。そういうのに彼女は弱いんです。

不倫だからどうという年齢エトセテラではないが、サイバラはそれを、けっこう重いものと思っている。情のひと・西原らしく、高須さんの子が産みたかったよう、年齢的にはギリギリと、自分は思っていた、稼ぎはあるし、一人で産んでも育てられると。でも高須氏は、それだけはダメだと。サイバラとのレンアイは自分の問題、自分の領域だが、子を成すとなるとそれは違う問題になると。一家すべて、現役の医者ですもんね、あそこ。

欲しいだけで何をしてもいいもんじゃないようです、つまり。私には分からない世界ですが、あのカップル大好き。ただ、高須センセの本は、ぜんぜん、面白くない。本人仰ってるように、「西原さんの才能に惚れた」のでしょ。サイバラさんは、そして、包容力のある「ダーリン」と、この年になってイイトコ取りのカップルであることが、しあわせなんでしょ。大変でしたもの、彼女の人生。でもすごい、何があっても、どんな時でも、なんでも漫画にしてしまってる。鬼。漫画の鬼。

夫だった鴨志田さんは、西原さんのことを、はじめ、
「痛みについて描いている人なんだな」
と、思っていたそうです。ああ、サイバラ、好きだなあ。(笑)。

さくらももこのとこで書き忘れた。カレシをとられた(?)岡田あーみんさんという漫画家も、すごく好きでした。「お父さんは心配性」とか。何人かトッポい忍者が出て来た、ええと、あれ・・ユーモアのセンスがすごかった、他に、土田よしこ(「つる姫じゃ~」)とか。大家ちき、とか。あの時代の漫画はすごかったなあ。その少し前は、上村一夫の「同棲時代」とか村野守とか読んでいたのでしたが・・・



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2018-08-29-16:09 * - [ 返信 * 編集 ]

二つの毒

西原理恵子とさくらももこ。
どちらも、画力としては、どうなんだろう・・・という問題を簡単にクリアしてしまうほどの異質の才能???が、ある漫画家さんですね。
エッセイ(的)マンガという分野を不動のものにしたおふたりでした。

明るい猛毒のサイバラ。

あまり毒気は、感じないけれど、わりと陰湿な毒をもつさくらももこ。
可愛らしい絵の中に、棘のある毒を包み込んでいるような・・・(登場人物のナガサワくん、フジキくんとかが、陰湿な毒の具現化のような???)

昭和の時代の貧富の差を、両氏とも、描いておられましたね。


サイバラの配偶者は、病死。のちに、高須のかっちゃんのパートナーになったサイバラ。

美少女漫画家(岡田あーみん)の彼氏(編集者)を、略奪した(らしい)さくらももこは、のちに離婚。

同時期に陰陽の毒をもつふたりの女性漫画家。
平成が生んだ才能のひとつが、平成に終わったのも、平成の申し子の運命なのかも?

平成に咲いた仇花のような・・・?二つの才能。



2018-08-30-00:04 * よみびとしらず [ 返信 * 編集 ]

今も夢見る No title

・ヒミツの〇・さん

検査の結果のこと、よかったです。注意はしつつ、になっても、とにかく良かったです。

体力を、少しずつつけられて、また楽しい旅のプランを。

教えて下さり、ありがとうございます。


・よみびとしらず さん

さくらももこさん、逝ってしまわれましたね。漫画家としては、とても成功された方でした。でも、早すぎる旅立ちと、思わざるを得ません。ご両親も、二十歳半ばの息子さんも、もっと一緒に、の思いがたちがたくおありでしょうね。

私はサイバラが大好きですが、ちびまる子ちゃんは、毎月楽しみでした。何とも言えないお子でした、単行本もずらりと揃えて、読み返し始めると、ずっと手を出してしまう。さくらさんが実は大嫌いだったという祖父さん、まんがの友蔵さんは、理想形だったといいますが、魅力的な「友蔵」さんでした。つくりものだったから、すごく「描けた」のでしょう。

ああいった、親と祖父母と子どもが暮らしている世界を、私は持っておらず、普通に子どもでいられる子どもって、こんなに遠慮なしなんだなあ、と、不思議にも感じていました。(笑)。略奪婚(笑)といわれた、初婚のお相手さん。編集者と結婚するものではないと、分かっていたのか、ああやっぱりダメだったのか、なのか。でも、もう一度、今度はおそらく、見かけ上の「タイプ」の夫さんだったかな。欲しいものは得られたのだから、ダメとなったら別れられたのだから、悔いは無いでしょう。本音でそう思います。息子ももうけられたし。

もっと、生きていたかったと思います。本当に本当に、そう思う。

西原理恵子は、猛毒ですが、情のひとです。夫だった鴨ちゃん、最後、幸せだったと思う。最期の前に「君に出会えて幸せだった」と言ったのね。鴨ちゃんは。

鴨ちゃんが亡くなった時、伊集院静さんは「よう、さいばら、人って死ぬんだよな」と言われたそう。若かった最愛の妻(夏目雅子さん)を、亡くした過去を持つ伊集院さんの、実感だったようで、サイバラさんは、すっとそれが胸に来た、と感謝していた。高須先生は「人間は遺伝子の乗り物だ、鴨志田さんの遺伝子は、息子さんの方に乗り移っていますよ」と仰ったそう。

高須・西原カップルは、不倫ではない。高須先生は、奥さまをとても大切にしていて、亡くされて。妻も犬も、大事なものが死んでしまったよう、と、サイバラの前で泣いていたそう。そういうのに彼女は弱いんです。

不倫だからどうという年齢エトセテラではないが、サイバラはそれを、けっこう重いものと思っている。情のひと・西原らしく、高須さんの子が産みたかったよう、年齢的にはギリギリと、自分は思っていた、稼ぎはあるし、一人で産んでも育てられると。でも高須氏は、それだけはダメだと。サイバラとのレンアイは自分の問題、自分の領域だが、子を成すとなるとそれは違う問題になると。一家すべて、現役の医者ですもんね、あそこ。

欲しいだけで何をしてもいいもんじゃないようです、つまり。私には分からない世界ですが、あのカップル大好き。ただ、高須センセの本は、ぜんぜん、面白くない。本人仰ってるように、「西原さんの才能に惚れた」のでしょ。サイバラさんは、そして、包容力のある「ダーリン」と、この年になってイイトコ取りのカップルであることが、しあわせなんでしょ。大変でしたもの、彼女の人生。でもすごい、何があっても、どんな時でも、なんでも漫画にしてしまってる。鬼。漫画の鬼。

夫だった鴨志田さんは、西原さんのことを、はじめ、
「痛みについて描いている人なんだな」
と、思っていたそうです。ああ、サイバラ、好きだなあ。(笑)。

さくらももこのとこで書き忘れた。カレシをとられた(?)岡田あーみんさんという漫画家も、すごく好きでした。「お父さんは心配性」とか。何人かトッポい忍者が出て来た、ええと、あれ・・ユーモアのセンスがすごかった、他に、土田よしこ(「つる姫じゃ~」)とか。大家ちき、とか。あの時代の漫画はすごかったなあ。その少し前は、上村一夫の「同棲時代」とか村野守とか読んでいたのでしたが・・・


2018-08-31-20:51 * KUON [ 返信 * 編集 ]