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Top Page › みんなのうた › こぞのしわすの「みんなのうた」
2020-01-12 (Sun) 21:32

こぞのしわすの「みんなのうた」


去年の最終の「みんなのうた」ようやくまとめさせて頂きました。遅くなりました。

おそらくこれからも、アクシデントは起こり得るかと考えます。アタマは「わたし元気」実際の身は「アラ大変だわ今迄みたいに動いちゃくれないわ」ということも、フツーにあると思う。それならそれで、できるように、ゆっくりでも何とか、とてとて参りとうございますので、よろしくお願いします。


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     アルジェリマン の詠める

見上ぐれば残照の空 捕獲器のイタチ静かに空へ渡りき

身ひとつで駆け上がるとう坂道の果てにひと刷け赤き残照


彼方より夕陽目を射る川光る 泳ぎて渡るヌートリアの影

姿良し窓辺の黒猫 金色の鈴か瞳か夕陽に光る

鳴き声に見上げる屋根にアオサギの影飛び立ちぬ 三日月淡し


日だまりの黒猫見やり立ち止まる マフラーの老人帽子を直す

黒猫とあいさつ交わし老人は小春のどけき町歩みゆく

縦縞のマフラー長めに一巻きし帽子に手をやり道渡る人


水色のコートの襟にはチンチラの 小さき老女の杖は花柄


金の服真珠のブローチ首飾り あの諺の描写通りで

金色のスーツの皺の醸し出す 肉とワインの怠惰な暮らし

     KUON の詠める

・車椅子押されて海辺の道をゆく目の高さに海きらきらしてる

・数年前は思ひもせざりき車椅子に乗るわれそして押しくるる彼

・生まざりし息子授かり海の辺をゆく車椅子にからだゆだねて

       追憶

・子午線のまちに暮らす友ベランダにタオルいっぱいに拡げて干せる

・白薔薇はわが胸裡に溢れ咲け花いっぽんを手向け得ぬ身の

・神経が皮膚を突き出で吹く風に煽らるるごとき思ひにて 笑む

・泣きじゃくり愚痴告ぐる友の生きやうの直截なるをわれは羨しむ

・子の腹を蹴りゐし胎児を描きつつ風強き夜を長湯してゐし

     回想   ほぼふたむかし前   

・望まずて離り住む夫(つま)よ何を食すわれは人らと鍋囲みつつ

・海に沿ふ国道徐々に夕暮れて淡路島かも灯の増えてゆく

・くたくたに疲れたるわが身も染めて明石海峡に夕陽が沈む

・誰ならず何にてもなきわれとして潜み生きたし海に陽が没る

・歪まずに強くあれ娘(こ)よ腕に抱くその愛し児の目に海が照る

・海に向く庭にブランコ揺れてをり吾が孫ぜったい幸せにする
     (よそ様の庭)

・職求め懸命の娘(こ)を孫と待つ知らざる町の神社の陽溜まり

・追ひ詰められ此処まで来たり優しきはいささかの影を持つ人ばかり

・そのむかし源氏の君も仰ぎしかはろばろと来て海の夕焼け

     白萩 の詠める

我が腹のひ孫見るにはあと半年 祖母は逝きたり厳寒の日に

母代わりに育ててくれし祖母の死に嘆く夫へかける言葉無し

穏やかに眠る祖母の周りに花飾り柩閉じけり涙ながらに

男の子(おのこ)らし 吾が腹の子よ 忖度もなんにもなしにただ腹を蹴る

久しぶりに足の爪切る 以前より腹のつかえて切りづらきこと

湯豆腐の旨味沁み入る季節かな 秋駆け足に去り冬来たる

蜜入りの林檎十二個到来し一つひとつを愛おしみ食す

     黒猫アビ の詠める

 ・子たちには親はいつでも元気だと
  思われてるが老いにはかてぬ

 ・長生きも楽ではないとわかりつつ
  互いの介護 夫と約す

 ・子や孫が望む未来があるのかと
  不安ばかりの吾がくにの今

     かりそめ の詠める

*桟橋を老父と息子歩みゆくぽつりぽつりと言葉交はしつつ

*風邪の日は薔薇を飾らうできるなら開きかけゐるくれなゐがいい

*日延べして心を重くしてをるは書かねばならぬ手紙四通

*真夜中のポストにかさと音立てて詫状二通我が手離るる

*真夜中の天頂の月半分はまだ我のゐぬ明日のものかも


*猫だとて干渉はイヤ緑道に知らんぷりしてすれ違ひけり

*わが団地かつて希望に充ちてをり数十年(すじゅうねん)経て樹々も老いゐる

*鷹よ鷹ヒトになるかと訊きしかばきつぱりイヤと言はれてしもた

     おてもやん の詠める

○来年の干支にちなんだ写真をと飛行機に乗りランドに向かう

○気に入りのしょうゆバターのポップコン味が薄いと娘がなげく

○人混みと行列するのに疲れ果てディズニーランド楽しめもせず

○ありつけた食事の味も値段にも納得出来ず出口に向かう

○耳付きの帽子も三年使いきり孫と旅する千葉はおしまい

     ひらりんこ の詠める

一日中ひとりで過ごす開放感
いつもふたりで居られればこそ

     おおやまよしの の詠める

会うことの 叶わぬ人の 車椅子
押す手に我も 力添えたし

物知らぬ 后を戴く 民草の
悲哀は何処へ 流れつくらむ

秋篠の 宮様方を 敬慕する
民おりますと 伝えまつらむ

五十余の 人生初の 野良仕事
稔りを食す 有り難さ沁む

いつの日か などては言わじ 逢いたくば
すぐ逢えば善し 悔い残すまじ

明くる年 こそは佳き年 浄らなる
年になれよと 祈る年の瀬

     ギボウシ の詠める

退院の知らせに返信 おめでとう 打つ手ないから追われたのにね

甘くない 在宅ケアは 立ち込める 黄泉の臭いに試される日々

プリン食べ 赤青白の薬飲み 汚した下着 自力で洗う

目を閉じよ 薬も飲むな ただ果てよ 今日の頑張り 明日の苦しみ

気休めの手当て療法 毛糸帽の下は 犬ほどの髑髏(しゃれこうべ) なる

自分なら どうするだろう この先も 考え抜くよ 友よありがとう

     まめはな の詠める

・道の上(え)を風が転がす銀杏葉(いちょう)見て色づきしを知る霜月来る

・れんそうの芽ってこんなに細いのか自分で蒔いて初めて知った

・久々の晴天なりし霜月の朝はひなたを選びて歩む

・木の枝の螺旋の階段登りゆきあの蒼き空に吸い込まれたし

     パール の詠める

☆重い腰上げてお掃除グッズ手に並ぶ行列100円ショップ

☆大掃除予定は未定と割り切って雨のせいにしコーヒータイム

☆三日月が美し過ぎる眠る街始発電車は静かに進む

☆車窓より見ゆる空には未だ残る三日月は吾と伴に動けり


★体調の波は最強敵はなし言い訳上手かまってちゃんか!
        <下こうごう>

★褒めるしか脳がないのかマスゴミはかの北の国真似ているのか      
        <れーわの二人>

★この年が無かった事にならぬならせめて今年で終われよれーわ

     honyanko の詠める

☆臨月の母のでべそを押しながらピンポン元気幼子問えり

     玉兎と茜馬 のの詠める

しめ飾り見て思い出す後輩のらいねんつかえば
のそんなひとこと

     天上の青 の詠める

師走のうた
季節感 消えて寄せ来る 胸騒ぎ
何か分からぬ 分かってもいる

     こぶ の詠める

思い出は全部過去形これからは
ingの君を見られぬとはや

     ゴネコ の詠める

京急の緑は三田に止まるかと問われて気づく今日は義士祭



皆さま。

今年も、一首ずつでも、うたを詠みましょう。

今もパソコンほぼ片手打ち、自分でしたくてしていること、ですが、抜けているとこや間違いなどなど有るやも知れず。

甘えて言います、許したってな。

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最終更新日 : 2020-01-13

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