三月のお呼びかけ。
わああ、雪だぁ、と。慕わしい気持ちで空を見上げることは無かった。
「なごり雪」という歌を唄う機会も無かった。
大事に守って来た気持ちの一つが、切れた。荒くれた女になっていた。
けれど、春を想っていた。春、いいなあ。春に会いたい。ほわほわと春をおもううちに、春は来た。春らしくない不穏な春が、
もう、来ている? もう春? 木々は、花の蕾でいっぱい。
ほうじ茶と、おむすび二個ずつと、茹で卵持って、お花見しよう。花が咲いたら、お花見に出かけよう。
忘れているうちに、今年の二月堂のお水取り、済んだみたい。
三月。弥生のみんなのうた、詠草をお寄せ下さい。今から十七日火曜日の夜まで。
基本、定型の短歌。お一人さま、何度でも幾首でも。この記事のコメント欄にお寄せ下さいね。
細かいことは、いつもと同じです。一首でもいい、この春の弥生の思い出草に。どうぞ。