三月のおべんきょう Ⅶ

もう今日は、月末イヴです。近来マレなるばたばた三月でした。おっと、あと一日残ってる。過去形にしてはいけませんね、続き、行きま~す。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
白萩
急転直下、昨日破水してそのまま出産致しました。
早産ではありましたが元気に産まれてきてくれ、これ以上望むことはございません。
あたたかいお言葉を頂きましたみなさま、本当にありがとうございました。
部屋中に響けとばかりの産声に知らず安堵の涙溢るる
こんにちは お腹にいたのは君でしたか これからの一生どうぞよろしく
我が腕に乗せし2.5キロの命 親になるという重さの証
いざ産んで実感しました 俗に言う「鼻からスイカ」は言い得て妙だと
産まれ出て初めて触れる吾子の肌 この感触は生涯忘れじ
(無事のご出産まことにおめでとうございます。
知的でユーモアもおあり、愛情たっぷりのお母さまのもとに来られて、お幸せですね、第一子の坊やさん。
どうぞお健やかに、と、申し上げます。新しい経験が日々ひとつずつつもって行く、その感動を、できればおうたにお残しいただきたいな。

・・無粋なことを申しますが、あくまでおうたをメインのこのカテゴリ、場。まずはお一人お一人のおうたを、追って行きたいと存じます。ご理解いただけると、とっても嬉しいです。
おおやま よしの さん、かりそめさん、ありがとうございました。

わすれんぼ
花たちは常の春のごと葉を広げ
蕾はぐくむなにごとなげに
(実感ですね。大地が裂け、海が荒れ狂い、風がすべてを薙ぎ払った年にも。花たちは咲いていた。知らん顔みたいに、でも、力いっぱいに。
ヒヨドリの満足そうな食事時
ハクモクレンはいずれ散るもの
(去年は必死になって追い払ったヒヨドリなのですが、今年はなぜか心配になるほど遅くやってきて。
なので、というか、こんなご時世のせいか、たっぷりお食べという気分です。
(いいですね。なにか常ならぬことが起きて、人は苦しんで、そして寛容にもなるのでしょうか。諦観、というには優しさがまさっている。。。、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
手を洗いまた手を洗いまた洗う
細かき傷に水沁みいりぬ
(手、かっさかさになってしまっています。
バイオハザード映画見るごと毎日の
急なる動きあまりに激し
楽しさも不快もありし美しき
欧州も今ウィルス禍にあえぐ
4-50代に何回か行った欧州旅行。楽しいこともいっぱい、かなり怖かったことも
いくつか、差別めいた待遇に怒って喧嘩したこともありましたっけ。(喧嘩となるとなぜか英語が流ちょうになると
いうおまけつき)深夜、夜行列車の発車する駅に行く電車がなぜか来ず、一駅分走ってゼイゼイハアハア。
キヨスクでおじさんが順番を譲ってくれたっけ。とか
あの美しい欧州がひどいことになって。ただ欧州は私の行かない間に移民が多くなり随分変わったようですが。
(色んな思い出、お持ちなのですね。いいな。いま、テレビ画面で観るパリもどこも、あり得ないようなことに。ご自分の内なる欧州、大切になさって下さいね。誰も侵すことはできない、欧州。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なにゆえに検査をせぬかわが政府
世界の歩む防疫無視して
検査せず集団免疫待つといふ
数千万の感染選ぶと
国民を守る意思なき政府とは
いかなるものか考えてみよ
コロナはますます猛威を振るってその中で日本は一体何をしているのか
政府と厚労省の無能・不作為には何か特別のわけもありそうな・・・
(思いは多々ありますが、どう吐き出してどう怒っていいか、うまく言葉が出て来ません。はっきり言えるのは、ホントに「できる」ヒトっていないんだなあ、あそこやあそこ、、どんな仕事してんだぁ、とか。沢山ヒトがいて、何をなさっているのか、と。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
白萩様
無事のご出産、おめでとうございます。
おうた拝見してはるか昔の出産の時を思い出しました。
「鼻からスイカ」初めて聞き、検索したら…
そうですよね。私は数年間、痛み恐怖症になってしまいました。
こんな不穏な世の中ですが、お子様がすくすくと成長されることをお祈りしております。
お母様(白萩さん)もお大事に。
ゴネコ
ギリギリだぁ
こんばんは。
今日は、新しい職場へ。
今、帰りなんですが、アドレナリン出ちゃってポッポッしてます。
数日前に、2歳違いの従兄弟の訃報が届きました。んーむむ。
夏休み正月休み春休み共に遊んだ君が逝ったと
(長い休みのたびに一緒に遊んだ、ふたつ違いの従兄弟さん。親御さん同士もなかよしさんだったのかな。
床に臥す君の横顔思へども眼(まなこ)に浮かぶは幼き日の君
(陽に灼けて。真っ白い歯をずらりと並べて、笑っていた、あの頃の「君」。夢中で遊んだ、楽しかった、人生の初めのキラキラした時期を、共有した「君」。どちらにも、それなりのあれこれがあって、病臥に至った君だったのか。
気になることもいっぱいだったであろう、幼い日々の仲間。何をおもう日々だったか。
二年は短き日々か君にとり何を思うか知るすべもなし
(ここにある「二年」という歳月は、闘病の日々だったのでしょうか。きっとそう。
それは、想像の難い、想像するのは辛いものですよね。
別れは辛い。つらいですね。「二年は短かりしか君にとり何思いしか知るすべ無くも」
また、あした。