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4月7日、午後7時半。テレビでこの国の首相が語っている。

窓の外、藍色の空には、大きな真ん丸の月が浮かんでいる。スーパー・ムーンだそうだ。曇りも汚れも無い、きれいな月だ。

午後のいっときは、公園の、コンクリートのベンチにかけて、じっと陽を浴びていた。広い公園、満開の花の下、ほかには誰もいなかった。花びらが降っていた。ひっきりなしに桜は降った。花びらは時に風に巻かれ、時に地に伏して、そして、また、流れた、降っていた、降り続けた。

孫娘が、今日、高校へ入学した。入学したが、明日からは学校へ行かない。行けない。ほぼ1か月、お休み。記憶に残る年になったねえ、と、電話で笑い合った。あとで思い出して笑うためには、今を、この時代を、潜り抜けて生き延びなければばらない。生きろ、生きていろ。

緊急事態宣言というものが出た。私は、とうぶん、趣味嗜好みたいな外出は、控えようと思う。自分に出来ることは、そんなことかなあ、の気はある。友人、知人らの顔が、幾つも浮かぶ。いまの、今日の、この思い方でずっと、思い浮かべたい。

もう一度、スーパームーンを見上げて、眠る。



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2020.04.07 Comment:3
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