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みんなのうた  四月まとめ


     KUON の詠める

・調子づいてをるなコロナめ人類は勝つこのたびもブィルスに克つ

   追憶の神戸

・赤い屋根青い屋根つづくその向う光るは初夏の神戸の海ぞ

・またも来ぬミナト神戸へ舗道蹴る足音いたく清しきひとと

・碧き眼のシスター二人夏服の裾ひらひらと海へ下りゆく

・のびやかに眉を描ける少女にて青きガラスのイヤリング揺る

・木陰より陽光のなかへ出でて来て母と娘の金髪(ブロンド)燃ゆる

・ずんと高く幹太き樹々をゆったりと繁らせてゐる異人館なり

・天井の豊かに高くカーテンの豊かに白し この店にせむ

・神戸にて必ずやするそのひとつ行列につき肉饅頭かふ

     かりそめ の詠める

*ウィルスも流言飛語もきほひづく空はひたすら静かに青し

   〈おととし逝去された先生のお友達のことを二首〉

*「四十年句づくりをしてここまでか」そんな寂しいこと言はないで

*訃報聞き初学のころの回顧談ぽつりと言ひしのちの沈黙

*マントより九尾はみだしをりたるにジアイジアイと雌狐の鳴く


*花は咲き若葉照り映え鳥の鳴く『沈黙の春』には見えぬ世なれど

*ビニールの垂れ幕越しの眼の笑みにふつと和みてスーパーを出づ

*花水木その純白の天を向く 啓示に耳を傾けるごと

*人々のこころ一つにするほかに国は救へぬ われらは岐路に

*なんとまあ凄まじき世にわれら生くご飯を食べて夜は眠れど

   〈北里柴三郎博士を称へて〉

*ペスト菌発見せしは日本人 誇り支へに母国守らむ

*情報は篩にかけて金を得る意図して嘘を流すメディアであれば

*行き先に使ひ分けたるマスク二種 かく状況に見栄をはる我


*悪鬼なり習近平とテドロスは防護服なく武漢で暮らせ

浅草と言へば老舗の桜餅かをりの高き葉にて包める

     アルジェリマン の詠める

コーヒーにマシュマロ三個 庭に出で香り楽しみ青モミジ愛づ

鴨の行く川のよどみに花筏 わずかにかすむ堤防静か」

髪伸びて明るく光る白髪の混ざり具合はなかなかに良し


友人の姉上逝去正月に 闘病むなし我と同年

娘逝き心乱れる母上を憐み友は花の手入れす

     ゴネコ の詠める

重たげに枝ものそりと八重桜 夜目にもしろく雪洞のごと

両腕を大きく広げているような晴れ晴れとした夜の街路樹

不可侵の領域あるを忘れてか勝手きままな報いを今見る

     ギボウシ の詠める

・丁寧に家事をしようと今更に 畳む仕舞うが苦手と気づく

・床上げまで 針•水仕事はいけません 母の教えで血の道正す

・筋張った春キャベツ食む 宴なき桜並木は遠目に清し

     honyanko の詠める

☆ 囚われの姫と思ひて日を過ごせ兄のラインに御意と返せり

☆ 不意を突き湧き出る不安が漏れぬようベビーニットを生真面目に編む

     おてもやん の詠める

〇二月から咲いていた菜の花もまだ川辺に黄色散りばめており

     黒猫アビ の詠める

 ・こんなときあの子が生きていたならと
  甘えん坊の亡き猫偲ぶ

 ・なんとなく裁縫箱を開けてみた
  平ゴム見つけマスク作るか

 ・”あいみょん”のように髪の毛染めたいと
  孫はいうけど ”あいみょん”知らぬ

     かげろう の詠める

 大空はかくも青きか曾祖母は西班牙風邪とともに逝きたり

 武漢より来る病は人々の心と身体を弄ぶ如し

 山路超え訪ね来たれる山寺の彫り物見事細貝の里

     おおやま よしの の詠める

・自分だけ助かりたいとの身勝手を
我がうちに見る災厄の時

・ウイルスもヴィールスと云いヴァイラスも
同じ物なれ小さき悪の名

・ヒトの手で悪いモノへと変わったの?
可哀想だね武漢ウイルス

・喉元にお灸を据えて今日の日の
免疫高めいざ仕事せん

・祈るとも効験なくばいずるまで
祈り強めよ心一つに

     まめはな の詠める

・たんぽぽの葉が地に丸く広がりてレースで編みし敷物の如し

・陸橋の陰に白木蓮の咲く紫木蓮はまだ毛深きつぼみ

・お隣の庭に揺れいるチューリップ幼き日の幸思い出さるる

・隣家(となりや)の庭に花咲く雑草の名を知りたくて図鑑求めり

     白萩 の詠める

父の指を握ろうとする小さき手よ 同じ大きさに育つは幾年

口は父 鼻は母に似 目は?(はてな) これからどんな顔になりゆくか

ひたすらに乳含む子を夫婦にて見つめる時間(とき)の穏やかなりけり

子も我も共に初心者 世話をするのもされるのも若葉マークなり

なぜ泣くの?問うも答えぬ我が子かな オシメ?ミルクか?他に何がある?

毎晩の寝ぐずりに親も子も泣きて世の母の偉大さを思い知る

睡眠の足りなさは我を鬼にする 愛しき吾子を憎く思う夜

シミシワのなきつややかな肌を見て羨む我はアラフォーの母

ママ友を作ろうにも外出自粛 「孤育て」増やすコロナの弊害

子守唄のレパートリーは二曲のみ 交互に歌いて寝かしつける日々

     わすれんぼ の詠める

突然に巻き起こったるウィルス禍を
計画せし者あるやとぞ聞く

我が国の政府はいずこ 
国民を軽んずること紙より軽し

後手悪手これ以上なき無為無策 
恥知らぬもの居座る惨事
 
国民の命のかかる一刻を
ただ無為にして恥じるを知らず

マスク無く防護服なく戦えと 
言うか能なく心なき者よ

情弱は御用学者にランサーズ 
政府の放つデマに騙され

非常時の将は会食早帰宅 
何してるやらしてないのやら

しょぼマスク誤り認めず外せない 
みっともなくも浅ましきかな

国民のための政府はあらずして 
利権むさぼる悪鬼昼行

思い起こす八十年前のあの惨状 
日本は決して変わらぬのかと

非常にあれこれ言うな纏まれと 
知性なきものしたり顔に言う

縄抜けのマジシャンの異名頂ける 
そーりは罪を重ね重ねる

その罪の重さも知らず日本史に
残る悪行積み重ね行く

無力なる似非民主主義のこの民衆 
棄民政府のなすがままなり

ここまでの悪政暴政許すのは 
いかなるわけか解かざるを得ず 

愚かなる宰相は国の恥ならず 
やめさせられぬ国民の恥

開催を人のいのちの上に置く 
五輪などもう聞くだに疎まし

民だまし知らぬ顔して検査締め 
屍の上の免疫狙うか

人の死と苦悩は深く潜みゆき 
ただ無機質な数字は踊る

無医村にすまいしものと諦める 
医療崩壊ひたひた迫りて

「嫌になる」道行く人の繰り言が 
聞こえて哀し爛漫の春に

この先に待つのは地獄なのか知らん 
今日一日をともかく生きる

     パールの詠める

☆花柄の手作りマスク三枚とハートのチョコが友より届く

    <感謝>

☆愛でる目が少なき今年の春でさえ桜は咲くよただ淡々と

☆垂れ流さるる情報の波呑まれまい見ざる言わざる聞かざるも良し

☆吾子今も電車乗り継ぎ仕事場へ「ただいま」の声にホッとため息

☆公園のブランコ鉄棒すべり台 KEEPOUT のテープをまとう

☆音もなく武漢ウィルスが忍び寄る肩叩かれるは今日か明日か


★100年の不作と云われて仕方なしサボりの后(きさき)と出たがるレディ

       <下こーごー・首相夫人>

★国壊し民苦しみの代要らぬ譲位改元終われよれーわ

  
     玉兎と茜馬の詠める

桜餅関東風を食べたいと
東奔西走なくてがっかり

     天上の青 の詠める

街中に
何が消えたか
物音と
人の発する
賑やかな声

さくら餅
包む葉っぱの
うす塩味が
口に拡がり
春を味わう


     もしかしてミスっていたらお許し下され。
                    明日朝も一度たしかめます。

                     五月に、また。


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今も夢見る
Posted by今も夢見る

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天上の青(ラピスラズリ)

胸に染み入る今月の歌のまとめ

世の中は悪魔のごとき災禍に掻き回され成す術もなくただ人工的な静寂に静まり返っています。

そんな中これだけの人がkUONさんの呼び掛けの元に集まりこれだけの魂の歌を詠んだのだ、と思うと一行目を読んだ途端にじーんと来ました。

まさに、明日ありと思う心の仇桜夜半に嵐の吹かぬものかは、の通りです。
何気なく過ごしていた日常がどれだけかけがえのない特別なものでおったかに気付かされました。
今月の歌に参加出来て本当に幸せでした。
有難うございました。

2020/04/29 (Wed) 21:44

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