70歳になって
きょうで70歳になりました。80歳になる日に、ワタシが今の私のままでいるかどうか、わかりませんもん。だから、ちょっと記念日っぽい感じですかね。朝から奈良へ向かいました。夫のおかあさんの病院へ。おかあさんは93歳。こぎれいに髪をカットしてもらっていて、身のこなしもこじんまりと。おばあさんになっても(なったればこそ)、清潔感に満ちているおかあさん、ご立派です。今日は優しい気持ちで、姑を見ることができました。
駅ビルの二階の四川料理の店で、ひさしぶりにランチを食べたら、味そのものは問題なかったけど、コバエがいっぱいいるわ、と怒りながらミニタオルを振り回しているマダムがおられて。私も気づいたのだけど、ドアも高いとこにある窓も開けていて、隣の店は休業中のようで、そういうこともあったのでしょう。いかにもバイト、な若い男の子を呼びつけて、ただおどおどしている若いコに、わぁわぁ言っているマダム。
知らないふりで食べ終えて、出て来ました。多分あの店は、元のあの、活気に満ちた店には戻らない。私ももう行きたくない、行かない。店内にいるスタッフの誰もが、きちんと客に対する態度では無かった。ただ「申し訳ありません」を繰り返して、その先にあるのは・・あああ、あの駅ビルでは好きな店だったのにな。
店主さん、アキラメチャッタノカナア。
昨日行った、西宮の「ミア食堂」は、頑張っていた気がします。料理の見かけも元気だったもの。
帰りの電車の中、半分覚醒状態で、杖をしっかり引き寄せて帰って来ました。
わたし、70歳になって、何をするのだろうか。何が出来るのだろうか。ちょっとゆっくり、考える。