何とも言えない。
2018年09月16日 公開
樹木希林さんがお亡くなりになったと。
昨日、9月15日。75歳。
まさか、ではない。悲しい、ではない。ただ、ああ、そうなのか、ああ、そうなんだ~、と。
憧れの女性でした。好きな女優さん、というのでなく、漏れ聞こえてくる、あの方自身のスタイルを、いいな~、と、憧れておりました。
さっき、ネットで読んだこと。2~3年前の、週刊女性誌のインタビュー記事か何か。
『人生フルーツ』では、夫と最期のお別れをするシーンがあるが、希林さん自身の人生の最期には、裕也さんが歌う『朝日のあたる家』を聴いて逝(い)きたいという。
「最期ぐらいは花を持たせてあげないと、怒るだろうと思って。まぁ、歌自体がいい歌だしね。私が先にボケると信じてるので、もし、裕也さんが最期に駆けつけてくれたら、“まぁ、ご親切にしていただいて。……ところでおたくどちらさま?”と言って死ぬのが理想なんですよ。ただ、本当は向こうが先に逝かないとあとが困るかなぁという心配もあるんですけどね。向こうは向こうで“おまえ、ハンコのあり場所だけはちゃんとしとけよ”って言ってるから、自分のほうが長く生きるつもりらしいですよ」
入院しておられたと聞きますが、最後はご自宅で、ご家族に見守られながら、だったそうです。樹木希林さんは、そういうの、苦手だったのでは、恥ずかしかったのでは、など、勝手なことを想いつつ、いや、やっぱり、嬉しかったかなあ、などとも、思います。
裕也さんも、、その場におられたのかな。裕也さん、悲しいだろうな、どうしようもないだろうな。
とりとめなく考えながら、気づくと、頬に涙が流れています。
何と言えばいいのか、この気持ち。
大好きでした。
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