台風
2020年09月05日 公開
七月にいただいた歌稿を、きちんとまとめて・・・と願っていますが、今日はできませんでした。すみません。
沖縄の方に(はなはだ漠然とした言い方)、今まで無かったような凄まじい台風が近づいていると、テレビで言うておりますが、どれくらい凄まじいのか、今回は紹介しておりません。常ならば、どっぱーんと打ち寄せる波や傘のホネのかなしみなど気にもしない激しい風や、そういったものを効果的にクシして天災を盛り上げようとする(わたし意地悪になっていますか)テレビのひとたちの姿が見られるのですが、このたびはまだ近づいていないからか「画」の撮り用が無いのか、あまりにも危ないことは写せないってことか、とにかく、数字的な情報だけがいっぱい流されて、こわい大波やすごい大風や雨などの姿がまったく見えません。
室戸台風は知らないが、伊勢湾台風の記憶はあります。小学校三年生の時でした。家の前の道路が川になりました。あがりがまちの三センチ下まで水が来て、中庭には大きなどこかのトタン屋根が飛ばされて来ていました。椿が三本折れたのでした。トイレが釘づけにされてしまい、どうなるのだろうと恐怖でした。門の横のブロック塀が水圧で倒されて、当時は??でしたが中に鉄筋が通してなかったことがバレて、ソテツの樹が支えになってどうとか・・・なんで、庭に、ソテツの樹があったのか。
沢山の方が亡くなられ、クラスの渡辺さんは「オジサンの家族が亡くなって、ニュース映画に出ていた」と自慢していた気がする・・自慢ではなかったのか。なにせ、伊勢湾台風は大変な台風でした。
ニュース映画になったのを、学校から見に行った。こわされたのが自分の家でなきゃ、面白いのだろう。
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