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Top Page › みんなのうた › 九月の「みんなのうた」おべんきゃう  1
2018-09-19 (Wed) 19:30

九月の「みんなのうた」おべんきゃう  1

九月も「みんなのうた」お寄せ下さった詠草を、ご一緒に味わわせていただきましょう。

この月は少し寡黙な(笑)わたくしであること、笑って許して、と。お願いを申し上げます。

この色が詠草、この色は詞書や、詠み人さんのメッセージなど、詠み人さんのお名前はこの色、この色はKUONが書いている部分です。

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     かりそめ

  やっと涼しくなり、今朝などは寒いくらいでした。手首のお加減はいかがでしょうか?
  久しぶりに作って楽しかったです。


*子規庵の庭の真中の薔薇の木に日本原種と立て札のあり

*文机に膝を出す穴くろぐろと一人の時の子規を思へり

*妹と母の居場所はどこなるや子規庵なべて子規の病室

*あさつては子規の命日脇路地に鳴る下駄音は空耳なれど

*子規庵の棚に糸瓜は飄々と友の一人は倫敦にをり

その子規の命日の日に、私もいささか、その人のことを想っていました。今日。

若い死でした。その命を守って、母も、妹なるひとも、自分の生、なんてものを考えることもおありにならなかったのではないか。

一将功成り万骨枯る。少し違う気はしますが。歴史の薄闇のなかに、そんな女人たちの生があった。少し涼しくもなって、いささかの感傷を、自らに許してやれる気もします。

五首目の「友の一人は倫敦にをり」こういった、、ぽーんとした飛躍が、日本語の言の遊びと思い、たのしい。


*病床の子規の耳打つ水の音かつての家事はまづは水汲み

*すめらぎも孤独をかこつ平成を明治男はいかに見るらむ

すめらぎの「孤独」を、いま、こういう風に詠まれるお優しさ。


     白萩

   月見月のうた


毎晩のごと賑やかに聞こえ来る 今日の花火大会はいずこ

容赦なく照りつける陽よ 青もみじよ 霧島の地の朱き社殿よ

赤とんぼ川面に群れる 上流へ上流へのぼる 鮎のごとくに

なるほど~、と。新鮮に感じました。

晩酌は紅葉の柄の缶ビール 残暑もろともゴクリ 呑み込む

弁当を調える我に聞こえ来る城跡の鐘 朝六時なり

具体的な言葉が、説明にならずに「詩」になっていて。紅葉の柄の缶ビール、下戸の私は、実物を見て(見に行って(笑))、これも、なるほど~と。

空はいま碧から藍のグラデーション 涼風も立つ 夕暮れはよし

夕暮れはいいです。夕暮れ、よし、です。




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最終更新日 : 2018-09-20

* by かりそめ
お礼遅れてしまって申し訳ありません。2、3日風邪で寝ついてしまって。

「ぽーんとした飛躍が、日本語の言の遊びと思い、たのしい。」
というお言葉が嬉しかったです。


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お礼遅れてしまって申し訳ありません。2、3日風邪で寝ついてしまって。

「ぽーんとした飛躍が、日本語の言の遊びと思い、たのしい。」
というお言葉が嬉しかったです。

2018-09-22-00:45 * かりそめ [ 返信 * 編集 ]