九月のべんきょう Ⅳ
2020年10月06日 公開
昨日の夜は、まったく知りませんでしたが、方角から推うと芦屋の方の海岸か? そちらの方で、とつじょ花火が打ちあがり。
ベランダへ出て、しばしの間、赤や黄色の鮮やかな光の花花を眺めておりました。ただただ苦しくて暑くて、思いがけない訣れがたくさんあって呆然となった夏でしたが、過ぎていってしまうのなら、さらば夏、さようなら今年の夏、もうこんなにも、夜風は涼しくて。
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ギボウシ
・あさがおの双葉三寸 水やりを止めて彼岸の雨に委ねる
(長梅雨と酷暑のせいなのか、今年は朝顔の種の大半が1ヶ月余り遅れて発芽しました。葉を伸ばす勢いはなく、このまま花をつけることなく終わるかも知れません・・)
(ギボウシさん、この一首、わたしの月またぎの迷走に付き合わせてしまったかも・・。そうでしたら、おわびします。今年は朝顔にも過酷な夏だったのですね。何を言わず言えず、再び出会えるときには、しらない顔してつるつる伸びて、種子の殻を、ぴょ~と弾き飛ばしてくれるかな、そうだといい、今年の種、そのものでなくても。勝手ですねワタシ。
おおやま よしの
山椒を ついばむ鳩は 辛党か
我と一献 酒酌み交わせ
(おお。辛党の鳩。斬新な。。惜しいなと思うのは、ラスト。「酌み交わさんか」とか。いかがでしょう。
金木犀 やっと香るは 去年より
十日も遅い 日曜の朝
猫が来て 脚の間に 潜り込む
秋来たれりと 告げるセンサー
(きょねんより「十日も遅い」とか脚の真に潜り込む猫を「センサー」とか。アタマのみならず色んなところで色々感じておられる。私の思いでは、それは、まじめに学ばれる方への、言葉や体感へのご褒美だと。そういうことが、しらず、身についてくるのだと思います。
早咲きの サザンカの紅 淡く立つ
未だ緑濃き 木々の間に間に
たばかるを 重ねればそれ よき心
蝕む悪と なるを知らずや
(しらないんでしょうね。しんきくさいおばーさんMも。はじめもっと書いたが、消します。。
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