霜月のべんきょう Ⅳ
続けます。今夜は十四度とか。じわじわ、と来ます、寒さが。
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おおやま よしの
カナリアは うたをわすれて しまったの
誰か出してよ 銀の小舟を
なあんにも 考えたくない 今はただ
あおーい空を 見ていたいだけ
ぽっかりと ぽっかりと穴 あいている
何かで満ちる日は来るかなぁ
高らかに 誇らかに歌 詠みたかった
過去形で書く 悲しい心
(おおやまよしの さん。例のあの方のあの「発表?」に、こころ、ざっくりと抉られておられるかと思います。違っていたらごめんなさい。
楽観的に見て(何が楽観か、ではありますが)、「私たち」「わたしたち」と連呼の(はしたない、ってこんな時にハマる言葉か)、見苦しい、あからさま、かつエトセテラ、の、あのようなモノを、出して来られて、そして。
結果どうなるって、どうにもならん。ならんでいいのです。どちら方面からも、どうにもならない。どうしようもない。私は、個人的には、とっくに関心を向けられなくなっております、が。
このまま、あのまま、どうとも動かず動けず、おられるがよろしい、と。天地がひっくり返っても、どうにもならず、どうともせず。
眞子さんは、お一人でおらるるがよろしい。むごいことを申しますが、もう黙っておらるるより無し。「私たち私たち結婚はどうたら、、勝手にぬかしとけ。聞くに堪えない、あ、眞子さんにのみ、言うてるのではありません。眞子さんを、このたびも利用したアレ、利用されたお嬢さん、どっちもバカの極みです、それに、言うてる、の、か、なあ。
まあ、あの下品な男は、何のアクションも起こしていないそうで、そのまま消えるがいい。
このまま。このまま。同情はしません。 こんな風に、今は、、思っております。言い足りませんけど。
一番純真なものは、一番、穢れに近づいちゃうってこともある。どうしようもないんです。血の中の力、に、どうにかしてもらうしか無いのかも。それも、人智の届かないところで。 どうも、失礼いたしました。
もうすぐだ ニャンモナイトが 見れる日は
雪虫が飛び 冬は近づく
(ニャンモナイト? なんですかそれ。かわいいもの?いいですね。
「雪虫が飛び 冬は近づく」。気持ちよく結句、おさまりましたね。
ギボウシ
一年が経つのは本当に早いですね
(亡友を偲び)
眩さと清けさ寄せる砂浜で 相撲とったね 去年のこの日
(哀切なうたを寄せて下さった日から、もう、一年ですか。
相撲とったね、って、それだけ聞いて、泣けて来ます、ごめんなさい。相撲とったって。
もっと押せ まだまだ行ける 土俵際 君の底力(ちから)をしかと受け止め
………
余談ですが、亡父の誕生日が11月14日、命日は11月13日でした。
昨年他界した義母の誕生日も11月13日でした。
(私の私事の世たれ言にまで、お気持下さって。ありがとうございます。
かりそめ
〈無造作に〉
*読みさしの本忽然と消えにけり こんな狭きに器用に落ちて
*長病みのてのひら色に八つ手咲く露かと紛ふ蜜を湛へて
*無造作に積み重ねたる波除の三角形の空気のオブジェ
*来し方を好みの色に塗り替へむ失恋せしはそのままにして
*まつすぐに歩く訓練 直線をはづさぬことがかく難(かた)しとは
*真夏には子ども溢れし水場にてからころからと枯葉ころがる
*耳慣れて意味はわからぬ異国語の大きな声が窓下よぎる
*居抜きてふ歯科医院にもあるらしきいつしか名のみ変はつてをりぬ
〈こんな日々も〉
*数日を留守せし母の枕辺にわれ呼ぶ声が記憶の初め
*天井の木目と玻璃の吸呑みと幼くて病むわれのともだち
*先生の往診鞄の底広し注射が怖いお尻が寒い
(おうた、どんどこ出て来ますね。三度でも四度でもお寄せくださいよ。
朝刊に見つけて、どきっとした俳句。
斧入れて香(か)におどろくや冬木立 与謝 蕪村
(「枯れた風景の中のみずみずしい生気をとらえた傑作だ」と、ありました。いいな、あたしもまだまだ頑張ろう、と思いました。腕、冬木立ですけど。
玉兎と茜馬
仕事して、馬券買って、テレビで
競馬観戦する日々で。
・三冠馬そう揃いし日がラストラン
寂しさはなく胸は高鳴る
アーモンドアイがジャパンカップで
引退だそうです。
コントレイルとデアリングダクトも参加して、現役三冠馬が一堂に会します。
今は、どんなレースが見られるかの
期待が大きくて、
アーモンドアイ引退の実感がないです。
眞子様のニュースで鬱々した気持ち
を吹き飛ばすニュースでした。
三冠馬、全頭ありがとう
(29日に三冠馬が一緒に走るのですね(おー、おー、わかってるみたいに(笑)。)今日、お好み焼きの店で、その記事読みました。アーモンドアイは一頭だけ五歳なので、引退だと。私もぜったい観ると思います、テレビで。こっちも息止めて、最後の瞬間を見せてもらいたいです。
・三冠馬揃いたる日がラストラン
寂しさはなく胸の高鳴る
今夜はここまでとさせていただきます。おやすみなさい。