お二人をお支えする、ってさ。
それは昨日のことでしたが、秋篠宮家の眞子さまが、お誕生日を迎えられたそうです。
秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまは23日、27歳の誕生日を迎えられた。国際基督教大学(ICU)時代の同級生、小室圭さん(27)との婚約内定後の一連の儀式が延期される中、この1年間も国内外の公務に励まれた。
眞子さまは今年7月、日本人移住110周年記念式典臨席などのためブラジルを公式にご訪問。8月に鳥取県で大山開山1300年の記念式典に、今月には福井県で国体の競技観戦や新潟県でトキの放鳥事業開始10年の記念式典にいずれも単身で臨まれていた。
小室さんとのご婚約は昨年9月に内定したが、正式な婚約となる「納采の儀」前の今年2月に一連の儀式が平成32年に延期された。小室さんは8月に渡米し、3年間の予定でロースクールに留学している。
小室さん側をめぐっては、週刊誌が昨年末以降、小室さんの母親と元婚約者との間の金銭トラブルを報道。秋篠宮ご夫妻が小室さんと母親に、現状では納采の儀を行うことが困難との考えを伝えられていたことが分かっている。
宮内庁幹部は「お二人の気持ちを十分にうかがいながら、お支え続けていくということに変わりはない」としている。
お誕生日はおめでたいとして。27歳は大人の年齢ですね。
意地悪を申すつもりはありませんが、人の世にはけじめと言うものがある。白いきれいなお顔、艶やかな黒髪、じじばば様のところへ挨拶に赴かれる車上の内親王さんは、いっときよりもそれらしい御景色とお見受けします。
いつまでも今のようにはおられますまいに。
でも、いつまで、巷塵の。世の中の塵や芥のごとき酷い言われようを容認しておられるのか。イヤですよ、自分たちにはどうしようもないことを、見させられ続けているのは。やりたい放題という言葉がありますが、やられたい放題、されておられるように見え、それは、非常に心地よくないこと。
おそらく「天皇の裁可」なんちゅうもんは、現実にはありませんこと。現在の「皇室典範」に、その文字はありません。女性皇族の結婚に関する項にはありません。
婚約もどき会見の折に「両陛下のお許しを」だか「「祝福を」だか、お受けになったと眞子さんは仰いましたが、それは。お許しでも祝福でも、あの時点の女帝さんはお出しになられたでしょうよ。ご夫君だって「みったんの言う通り」だったでしょうよ。常のごとくに。
裁可がどうとか。錦の御旗にはなり得ないかと。もし、もしも本当にそんなものがあるとしても、現状を見る限り、本気でする気になってでき得ないことが、ご皇室の皆さまにとって、ありましょうか。どんな風にでも塩梅して、譲位、なんてことまでやってしまわれる。婚約もどきのひとつ、どうにでもおなりでしょうに。
長引けば、品が下がるのみ。水蜜桃はすでに、指の跡くろぐろと黝ずんでまいりましょうのみ。
宮内庁の言いよう聞いて、がっくりとなったのは一人、私のみにてはございますまい。
宮内庁幹部は「お二人の気持ちを十分にうかがいながら、お支え続けていくということに変わりはない」としている。
お二人の気持ち、ですと。ではでは民の気持ちは。納税者の気持ちは。幼い頃より微笑ましくお見守り申し上げて来た(こういうことも一応、ここに書いておきます)、そういう気持ちは。
ふざけるな、と、またしても吐き出したい思い。支えんでいい。支えてやる根拠がない、この話には。
佐藤愛子さんの「九十歳。何がめでたい」面白く読了しました、で、眞子さま、眞子さん、
二十七歳、何かめでたい? など、不埒な思いが胸よぎり。
大人でしょう。27歳。大人ですよ。無理か。