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返事の中までKUONです。
 花火
ハーバーの沖で、花火がたくさん、打ち上げられました。

夏。台風21号の影響で、延期になった花火大会。

もう真っ暗になった沖に、はじめの一つが昇って行って、弾けて、どどーんと鳴った。次々に花火は上がり、私は、人びとが群れているところから少し離れて、眺めていました。

これも真っ暗な空に、くっきりとした三日月。受け月といっていいのか。カナリア色の、シャープな月です。いきなりの花火に、驚いた風でもなく、澄まして空にひっかかっている。

このごろ味を覚えて飲むようになった、アルコール・フリーの缶ビール。一缶だけ持ち出して、花火を見ながら、ゆっくり飲みました。

アルコールゼロの筈なのに、ふわっと、酔いに似た感覚が来る。

しゅううっと昇って行っては、開いて、にじんで、散る花火、飽きず見上げて、一缶あけて、ゆっくり戻って来ました。

家へ帰って、処分できないで残してある本を、手に取って。

1988年の12月に第一刷の本、ページは茶色く焼けてしまっています。

「ニューヨーク恋物語」著者は鎌田敏夫。シナリオ形式の本です。

テレビのドラマになっていました、大好きなドラマでした、何度も観なおしました。

田村正和や真田広之、岸本佳代子や桜田淳子が出ていました。

しゃれたドラマでした。無駄な説明の無いセリフが、すてきでした。男や女の素直になれない気持ちや、揺らぎや、切なさや強がりや悲しさが、溢れかえっているドラマでした。

独立記念日の、花火大会の場面がありました。マンハッタンの空に砕ける花火。空も海も川も、花火に埋まって。そんなシーン。

男は気まぐれのようにキスをして、女は、雷に打たれたように・・人生の変わるキスだったのです。

ラストシーンの忘れがたいドラマなのです、「アマポーラ」の甘い曲が、たっぷりと流れていた。田村正和のキザが、ぴかぴかに光り輝いて場面にはまっていた、嘘でもホントでも・・何がウソなのかホントなのかなんてどうでもいい、とにかく体当たりでぶつかって転んで起き上がって、元の、周囲の目が気になる女に戻っていた岸本佳代子のリアルさが、笑えるくらいいじらしかった、そんなラストシーンが、未だに忘れられず。

季節はずれの晩秋の花火大会に、感傷的になりたがっていた気持ちが、ざわざわとざわめいたひと時でした。

もう、打ち上げは終わった頃でしょうか。


・・…コメントへのお返事は、明日、ゆっくりとさせていただきたいです。



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 *  分類 : ことばのたのしみ
自動通知機能 : -  *  伝言 : 2  *  記事編集  *  2018年11月11日(Sun) 20時51分
晩秋播州その先尾張
うらぶれて 落ちれどうれし ありや梨
こんばんはお元気そうで嬉しいです
冷えて参りました暖かくしてお過ごしください。
2018年11月11日(Sun) 23時02分       編集
No title
・ハシビロコウ・うな さん

ようやく秋らしくなって来て・・いや、もう立冬過ぎたのでした(笑)。

尾張。名古屋、行って参りました。ナゴヤドームへ行き、その前に、建中寺へ詣でて来ました。徳川家の。三つ葉葵の。
敷地は今はずいぶん狭くなっていると聞きますが、壮大な山門、静かで空気の澄みとおった境内。おかげさまで体も脚も保って、娘との二人だけの初めてのプチ旅行を楽しむことができましたよ。

うなさんもご健勝でいらしてくださいね。
2018年11月12日(Mon) 19時27分       編集






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